2016/04/25
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テーマ: 社交ダンス(8755)
カテゴリ: 映画のはなし
スパイ映画もますます複雑になって行きますね。

世界中を飛び回ってかっこいいボンドカーを乗り回し美女と戯れるのは同じですが、昔の007は一話完結で水戸黄門みたいな分かり易さがあって子供でも楽しめたんです。

ダニエル・クレイグが007になってからだと思うんですが物語りが前作からの続きになっていて、続けて観てないと何の事だか分からないシーンがあります。

破壊されたM6の本部ビルや、Mの死と新しいM、焼けこげたボンドの子供時代の写真など前作 スカイフォール からの繋がりになっています。





ボンドが最初に登場するのはメキシコ。

お祭りで手をつないで歩いていたメキシコ美人はホテルの屋上から狙撃するためのカモフラージュで本命ボンドガールではありませんでした。

彼が狙っていたいかにも悪そうな奴は悪の組織スペクターに繋がるとっかかりに過ぎず、ローマの葬式に乗り込んで彼の奥さんから独特の方法で情報を引き出します。

ありえないような展開ですが、これが007なんですよね。







集会に紛れ込んだ彼を一瞬で見抜き、彼の名を呼んで意味深な声をかけるんです。

『カッコー。』

これ、あとで何のことか分かるんですけど今は伏せておきますね。





ロンドンでは00部門解体の危機が迫っていました。

情報機関M5の新任ボスCは世界中の情報網統合を画策し、M6を吸収して時代遅れの00部門を廃止しようとしていました。

このCを演じているのがシャーロック・ホームズの宿敵モリアティだった アンドリュー・スコット で、サイコなワルがよく似合うんですね。

対するMは ヴォルデモート 役だったレイフ・ファインズなんで、ここだけ見てるとどっちがワルなのみたいな対決になってしまうんですけど面白いです。





完全に脇役ですけど秘書のマネーペニーと発明家のQ、この二人がいなければ物語りは成立しません。

特にQは、ボンドカーやスパイグッズ発明だけでなくコンピュータに関してももの凄い使い手で、彼がいなければ世界は崩壊、ボンドだって何回死んでいたか分からないですよ。



Mr.ホワイトは前々作『慰めの報酬』に出て来た敵らしいんですけど、もう忘れてました。

ロード・オブ・ザ・リングとかスター・ウォーズとか最近は大作の続きものが多くて、しかも間が長いので誰が誰だったかいちいち覚えてられないんですよね。

そういえばマネーペニーとQも前作から登場の新人でした。





『007 スペクター』(原題:Spectre)はサム・メンデス監督による2015年のイギリス・アメリカ映画です。

007がスパイ引退して愛に生きる的な終わり方になっていましたが、エンドロールを辛抱強く最後まで見た人だけに特別なメッセージが記されています。



公式サイトは こちら です。








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Last updated  2016/04/27 08:12:23 AM
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