2017/01/23
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テーマ: 社交ダンス(9448)
カテゴリ: ニュース
19年ぶりの日本人横綱の誕生を願って日本中が応援しました。

稀勢の里(きせのさと)の地元茨城はことさらです。

ダンス練習場でも『白鵬に勝った!』と大盛り上がりでした。

土俵際でねばってねばって粘り勝ちした稀勢の里のドヤ顔が印象的でしたね。





随分前から期待はされていたんですがチャンスをものに出来ず、30歳にして悲願の初優勝、そして横綱への扉が開かれました。

報道番組で彼が中学の卒業文集に書いた言葉が紹介され、ジーンと来た人多かったと思います。


『天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます。』


恵まれた彼の体格は天賦の才の一つだと思いますけどね。

スポーツ選手にとって何より欲しい才能の一つではないでしょうか。





競技ダンスでもそうです。



そのどっちでもない私のような選手は努力して身につけた何かで勝負するしかないんですね。

戦う武器として使えるものは基本4つしかありません。

金か時間か頭か身体か。





金があれば『目だつ衣装』とか『凝った髪型』とか『いいコーチ』とか『練習場建設』とか結構いろいろ出来そうです。

時間があるということは選手寿命が長いということ、つまり若いということですので計画をたてて肉体改造なりなんなりして10年後の目標とか立てられますね。

頭がよければ『勝つための戦略』を練ったり、『強い選手と自分との差』を分析したり、勝利への近道を組み立てることができます。

これら全てを持ち合わせている人も持ち合わせない人も、競技ダンスの世界で絶対これなしに勝利はあり得ないのが『身体を使う』ことです。





『この人は天才なんじゃないか。』と思う人は大抵自分では天才だと思っていないようです。

たとえば私が愛読している イチロー選手の名言集 にもこんな文章があるんです。

『ぼくは天才ではありません。 なぜかというと自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。』



いきなり山の頂きに降り立った天才の様に見上げてしまうのはその結果だけしか知らないからで、実は麓から険しい道のりを少しずつ登って行ってるんですよね。

稀勢の里が誰を見て天才だと思ったのか、どうして自分が天才ではないと思ったのか分かりませんが、何の努力もなしにいきなり横綱になれる天才力士はいないと思います。





稀勢の里の場合は5合目あたりから頂上までが紆余曲折で長かったので、努力の過程が皆の知るところとなりました。

どんなにがんばっても結果が付いて来ないことが勝負の世界には多々あります。

いろんな理由があるとは思いますが、一番の理由は頑張ってるのは自分だけじゃないからです。







稀勢の里は野球も上手だったそうですから、相撲ではなく野球の世界でも有名になっていたかもしれません。

でも彼が選んだのは野球でなく相撲でした。

皆さんが選んだのは競技ダンスです。

もっと上手くなりたいという気持ちがあるから続けておられるのだと思います。





いろんな面で自分より優れた人はたくさんいますが、最終的に戦う相手は自分なんですね。

生まれたときは何にでもなれる可能性を持つ、ある意味天才だった自分。

見た目も身体能力もパっとしない、ただ競技ダンスが好きというだけの自分には、努力によって培われる自信が必要です。





たいていの人はがんばってるひとが好きです。

皆さんは、今の自分が好きですか?

頑張っていれば、そんな自分をきっと好きになれると思います。手書きハート

偉そうに言ってる割に私は自分がそれほど好きじゃないんです。

すぐ楽しようとするから。大笑い







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Last updated  2017/01/25 08:23:12 AM
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