2019/12/26
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テーマ: 社交ダンス(9416)
カテゴリ: 映画のはなし
ロシア人が熱狂し、3部作すべて初登場1位という宣伝文句につられて見てしまいました。

ホラーは大嫌いなんですが、これはぎりぎりダーク・ファンタジーでしょうか。





第1部 <魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち>

冒頭から悪魔のような黒騎士が登場して美女が犠牲になります。

その生々しさ、残酷さ、この先見ていいのかなとちょっと引きました。





場面変わって1829年のサンクトペテルブルク。

名探偵グローに見出された売れない作家ニコライ・ゴーゴリは、連続猟奇殺人事件を調査するために書記として故郷近くの小さな村へやってきます。

ゴーゴリには闇とつながる力があって、瞬間的に事件のビジョンが見えるんです。

その映像も気味の悪いものばかりなんで、怖いもの見たくない人にはオススメできないんですが、ロシアで大ヒットという意味はわかりました。



第1話は黒騎士と戦った探偵グローが燃えおちる家とともに死ぬところで終わります。





第2部 <魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚>

グローが残した推理メモには『12+1』という意味不明の文字が書かれていました。

殺人が起こる日には法則性があるようで、それらは全てキリスト教の祝日です。

聖なんとかの日というのがたくさんあるみたい。

黒騎士の手伝いをしている魔女が村に住み着いていて、ターゲットの家に印をつけたりするんですよ。

印をつけられた家の娘たちはみんな安全な場所に隔離されます。

魔女に召喚された強力な妖怪ヴィーに、ゴーゴリと魔女ハンターが対峙します。





第3部 <魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い>

妖怪ヴィーに殺されたゴーゴリ。

ところが埋葬した後に墓から蘇ったので、ゴーゴリが黒騎士の容疑をかけられ逮捕されてしまいました。



村人たちは娘たちを殺された恨みを晴らすべくゴーゴリを処刑しようとするんですね。

それを救ったのが、探偵グローの再登場。彼は死んでなかったんです。





ここから一気に話が大転回して収束に向かいます。

思っても見なかった方向に進むのでどうせ見るなら3部作全部見ることをお勧めしますね。

ロシア美女もいっぱい出てくるし、ゴシック感満載とでも言いましょうか。



映像見てて​ ゴヤの魔女の飛翔 ​が頭に浮かびました。





ロシア文学に疎くて知らなかったんですが、主人公はロシアのエドガー・アラン・ポーとも呼ばれる文豪ニコライ・ゴーゴリ(1809~1852)。

実在人物だったようです。



アレクサンドル・プーシキンに自分の作品を見てもらおうと会いに行くシーンがありました。





魔界探偵ゴーゴリ・シリーズはイゴール・パラノフ監督のロシア映画。

1作目が2017年、2作目・3作目が2018年にロシアで公開されています。

予告編も怖いけど、のぞいてみたい方はこちらからどうぞ。


魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち

魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚

魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い





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Last updated  2019/12/26 06:53:52 PM
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