2022/01/11
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テーマ: 社交ダンス(8929)
カテゴリ: 映画のはなし
琵琶湖のほとり大津のある村には語り継がれる伝説がありました。

300年に一度、曇り空が続くとき、オロチが復活して世界を滅ぼしに来るというものです。

維新から間もない明治十一年、オロチが再来する周期が近づいていました。





琵琶湖に浮かぶ獄門処は、重犯罪者を収容する監獄で、曇神社の三兄弟が大津から船を出し護送する役目を担っていました。

長男の曇天火(くもう てんか)は、腕っ節がめっぽう強いお調子者、村人たちの強い味方でした。

両親亡き後、空丸と宙太郎という二人の弟たちの親代わりを務めています。

10年前に大怪我をしていたところを天火に助けられた金城白子(きんじょう しらす)が、神社に住み着いて家事一切をしてくれるので助かっていました。





明治政府はオロチ対策のために右大臣だった岩倉具視が直属部隊・犲(やまいぬ)を創設。

古い絵巻には、安倍晴明率いる五人の男たちによる封印術で村を守った物語が記されていました。







曇りの日が続き、農作物は大丈夫なのか、オロチの噂は本当なのかと村人たちは不安な日々を過ごしていました。

しかしそれとは逆に、オロチの復活を心待ちにしている者もいたんです。

忍者集団・風魔一族

オロチの力を利用して明治政府の転覆を目論んでいます。





風魔一族の襲撃で弟を獄門処に連れ去られた天火は、オロチ復活を目前に単身島へ救出に向かいます。

最強忍者集団から弟を救出できるのか。

オロチから世界を守れるのか。

曇天に笑うのは誰か。





『曇天に笑う』は2018年の日本映画で、原作は唐々煙の漫画。

曇天火を福士蒼汰、岩倉具視を東山紀之が演じる本広克行監督作品です。

分かりやすいストーリー展開で、予想外のどんでん返しもあり、割と面白かったです。

曇天ダンス もどうぞ。










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Last updated  2022/01/12 08:10:25 PM
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