2025/04/03
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テーマ: 社交ダンス(9411)
カテゴリ: TVのはなし
9世紀ごろのイギリスは、サクソン人の王たちが覇権を競い合う戦国時代でした。

北からはヴァイキングのデーン人が襲来。

北の砦だったベバンバーグ太守の息子ウートレッドは、デーン人ラグナルの襲撃で父を殺され、奴隷として捕えられます。

共に捕らわれた少女ブリーダと、デーン人として大人になっていきました。





まだウートレッドが子供だった頃に、2つの事件があったんです。

キャルタンの息子スヴェンが、ラグナルの娘テューダにちょっかいを出して、ウートレッドが彼女を守ったことでラグナルは彼を奴隷としてではなく家族として認めるようになります。

罰としてスヴェンは片目を潰され、父親と追放されたことでラグナルに恨みを持つようになりました。





もう一つは、ベバンバーグからウートレッドを取り戻すために叔父たちが交渉にやってくるんです。

しかしこれは彼を守るためではなく、ベバンバーグを支配するようになった叔父が正当な継承者のウートレッドを殺すためでした。








大人になったウートレッドは、父親がわりのラグナルの勧めでブリーダと森で一夜を過ごします。

テューラの結婚前夜のことでした。

ラグナルに恨みを抱いていたキャルタンとその仲間がラグナル家に放火して、ラグナルは焼死してしまうんです。

しかも犯人はウートレッドだという噂を流され、ボスのアバに狙われてデーン人として帰る場所がなくなってしまいました。





サクソン人の大きな街ウェセックスに逃げた二人は、そこで昔ウートレッドの教育係だったベオカ神父に再会します。

ウートレッドは神父の紹介で王の戦術アドバイザーになるんです。

デーン人の襲撃に備えていたので、デーン人を知るウートレッドの助言は有益で、戦いには勝利をおさめますが王が戦死し弟のアルフレッドが王位に就くことになりました。

この王様は歴史に残るいい王様なんですよ。

異教徒のウートレッドを好きにはなれませんが、デーン人と戦うには彼が必要でした。





王は多額の借金を抱える娘ミルドリスを彼の嫁に当てがって、逃げられないように策を巡らします。

太守オダの養女なんですが、オダの息子のオッダも彼女のことが好きだったんですね。



ミルドリスはウートレッドの息子を産んで幸せそうでしたが、洗礼を受ける受けないでもめて不仲に。





ウートレッドは借金をなんとかするために戦士仲間のレオフリッチを誘って近隣の小国コーンウォラムを襲撃。財宝とともに美しい魔術師のイゾルデも連れて帰ります。

イゾルデは未来が見えるだけでなく、薬を作ったりもできて王子の命を救いました。

ウートレッドはもう彼女に夢中な様子。すごい美女なんです。





襲撃罪でウートレッドは処刑されるところだったんですが、デーン人が襲来して全員が逃げる羽目に。



878年、エサンドゥーンの戦いでデーン人を退けますが、イゾルデもオフリッチも殺されてしまいました。

ウートレッドはベバンバーグを取り戻すために北へ向かいます。





『ラスト・キングダム』はバーナード・コーンウェルの歴史小説『The Saxon Stories(ザ・サクソン・ストーリズ)』を原作とするドラマシリーズです。

主人公のウートレッドがかっこいいし、イギリスの歴史を知らないので面白いです。

ウートレッドは実在人物ではないようですが、王様や戦争など、歴史の大きな流れは辿っているようです。








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Last updated  2025/04/03 08:36:09 PM
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