2026/01/25
XML
テーマ: 社交ダンス(9733)
カテゴリ: アニメのはなし
『そこに居続けたければ常に絶対的でなければならない。』

そんなこと言われてもね〜。

どんな競技にも選手生命と言うのがあります。

生まれつき足の速かった少年が出会う100m走に人生を懸ける人々の物語です。





小学校の頃から走りの才能を開花させたトガシは、友達にも認められてこう思っていました。

『大抵のことは100メートルを誰よりも早く走れれば全部解決する。』

ある日、コミヤが転校してきます。

彼は辛い現実から逃げるために、酸欠になるほど必死に走る子供でした。

トガシのスピードに憧れ、100m走に情熱を注ぐようになります。







コミヤは家の都合ですぐにまた学校を去ってしまいますが、大きくなって再会した時、トガシを脅かす存在になっていたんです。

足の速い人って、景色がこんなふうに見えるんだなあって思いました。





コミヤが通った九州の高校のOBに、財津とという日本記録保持者がいました。

陸上界の絶対王者です。

卒業校訪問で講演した時、コミヤの成長を阻んでいたケガへの不安に関する質問に答えてくれるんです。





『不安は対処するべきではない。人生は常に失う可能性に満ちている。そこに命の醍醐味があります。

恐怖は不快ではない。安全は愉快ではない。不安とは、君自身が君を試すときの感情だ。

栄光を前に対価を差し出さなきゃならんとき、ちっぽけな細胞の寄せ集めの人生なんてくれてやればいい。』






理屈っぽいのはこの人だけかと思ったら、登場人物みんな哲学者みたいで面白かったですね。

トガシは学校卒業して実業団に入り、成績が低迷していました。そろそろ引退かもと囁かれる日々。

『敗北から目を逸らしたり、誰かが見てくれてるなんていう信仰に走ったりした。』







『何のために走るのか。速くて得られるもの、遅くて失うものなんて何もないんじゃないか。』

ダンス競技やってて、こんな疑問持ったことありませんか?

一体何のために自分は必死に戦ってるんだっけって。





その答えが、眩い輝きを持って提示されるんですよ。

『本気でいることの幸福感』

そうか、本気出した時って確かに気持ちいいです。その瞬間のために時間もお金も情熱も注ぎ込んで自分はダンスやってるのかもと思いました。


全てを注ぎ込んで極上の10秒を味わってください。』








魚豊(うおと)さんといえば、 『チ。-地球の運動について-』 の作者でもありますね。『ひゃくえむ。』がデビュー作だったそうです。どちらも哲学的な作風だったので、なるほどと思いました。

心に残る作品です。




星星 アニメ大好き 星星







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026/01/27 07:40:31 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: