つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2006年01月22日
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カテゴリ: アート
「漫画誕生から黄金バットの時代」展 逓信総合博物館

漫画の誕生から昭和38年までのマンガ本の展示と日本
漫画の幕開けを飾った作家の紹介。マンガ本はどうやら
松本零士のコレクションのコレクションがほとんどらし
い。石ノ森章太郎が松本零士あてにサインした本も展示
されていた。

昭和一ケタから戦前にかけてのマンガ本がハードカバー
だったのには驚き。戦後はソフトカバーになり、貸し本
屋ができてまたハードカバーに戻ったのだろうか。


漫画は読んだ記憶がほとんどない。小学校一年の頃、週
刊少年マガジンを買ったことがあり、そのインクの匂い
と値段が50円だったことを覚えているのみ。テレビの
漫画は鮮明に覚えているのだが。マンガを買うようにな
ったのは、小学校高学年になってからのことだろう。

だから、この展示を見ていてもそんなにノスタルジーも
感じなかったのだが、昨年南千住の荒川ふるさと文化館
でも見た小松崎茂のサンダーバードの絵だけには、わく
わくした。


 前川國男建築展  東京ステーションギャラリー


く分からない。まぁ、知っている建築物も多く、この建
物もこの建築家の作品なのだなぁと思った程度。なるほ
ど、上野の東京文化会館のようにコンクリート打ちっ放
しの平面と直線が特徴の建物が多いなぁと感じた。

幼少の頃住んでいた世田谷の烏山の家のそばにあったテ

だったのかと驚いた。

東京ステーションギャラリーもこの展覧会の後、しばらく
休館して、改装するそう。次回オープンは数年後になる
らしい。あの木の階段とステンドグラスもしばらく見る
ことができなくなる。


 平山郁夫シルクロード美術館展 日本橋高島屋

山梨にある同美術館からの出展。やはりガンダーラ仏教
彫刻が圧巻。仏像の立像が片足に重心をかけて両足をわ
ずかにずらしているのをその中で支脚遊脚表現といい、
ギリシャ彫刻の影響だとのこと。そういえば日本の仏像
もみんなそうだようなと思う。

イランの紀元前10世紀の水牛を形どった焼き物など、
ユーモラスで気に入った。水牛の胴体に豹の絵が掘られ
ていたのは、家畜が教われないようにという願いのため
のものか。平山郁夫の作品が2点しかなかったのが残念。






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最終更新日  2006年01月22日 22時02分53秒
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