つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 読書 | アート |
2009年05月08日
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カテゴリ: 読書
闇の鶯.jpg


人魚の記憶
描き損じのある妖怪絵巻
闇の鶯
涸れ川

以上5編の短編集。帯につけられた『不条理ゆえに
美しい「この世ならぬもの」が誘う世界―』という
キャプションにそそられる。

日常生活の裏にある異界に迷い込んでしまう主人公


特に「人魚の記憶」が怖かった。子どもの頃の
記憶をたどって生まれ故郷に出かけていくと、
そこには・・・というお決まりの設定だが、
ラストのどんでん返しが強烈。

「描き損じのある妖怪絵巻」は稗田礼二郎の
シリーズ。最近、「百鬼夜行絵巻」関係の本
を読んでいるので興味深い。これもラストが怖い。

「闇の鶯」は、20年前の作品だが、自然と文明の
対立をテーマにした優れた作品。

「涸れ川」も、諸星作品によく登場するどこの星か
わからないが、乾いた砂漠の世界を旅する男の






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最終更新日  2009年05月08日 05時12分40秒
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