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かとう あきら

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2023/01/25
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カテゴリ: 日記
2023/01/08


午前は実家で地味に作業。
コンチェルタンテ。
こーゆー風にいろんなヴァリアンテがあるのって興味深く楽しい。今回のはその中でも特に大規模なのだが、全奏の部分意外に少なくて不経済の極みとゆーか超贅沢。

昼メシ
味香来でもつ煮定食、家内は中華丼


イ・チャンドン監督「 ペパーミント・キャンディー 」(1999)DVDで観る。
やっと観た。いやあ、凄い。
バーニング劇場版 」の頃に「オアシス」とこれも東京で観ようとしたが、うまくいかなかった。で、今頃になってDVDで観ることになった。凄かった。時間を遡ってゆく構成。絶望の中で自殺する男の人生を7つのエピソードで振り返ってゆく。
各エピソードは線路のシーンで繋げられている。線路が時間を表しているわけだ。カルペンティエルの小説でも時間を遡るのがあったが、あれは川とともに時間を遡行する作りだった…
全体はペパーミントキャンディーのモチーフで結びつけられる(出動する兵士たちの足で踏みつけられるキャンディー)。男の汚れてゆく「手」。暴力的な取り調べで汚れる「手」。恋人の目の前で飲食店の女の子の尻を触りまくる「手」…
そして「人生は美しい」という言葉。
終盤のピクニックのシーンの美しいこと!もちろんこれは冒頭と対応していて、何ともいえない気分になる。交響曲のように構築された重厚な作品。


光州事件を中心に置いてる。
「タクシー運転手」や「1987」を観てたのはよかったと思う。この作品は軍隊(警察)の側から事件が描かれるのが特徴。
時代の空気感がリアルに伝わってくる。描写もひたすら生々しい。この感じはポン・ジュノの「殺人の追憶」を思わせる。
軍事独裁政権下の韓国…これが80年代のことなのだから、やっぱりけっこう最近のことなんだよなあってことを改めて痛感させられる。

ソル・ギョングすげえ。
ムン・ソリ可憐。
「オアシス」も観よう…


ペパーミント・キャンディー 4Kレストア・デジタルリマスター版 【Blu-ray】

夕メシ、コロッケ





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Last updated  2023/01/25 02:09:18 PM


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