2002年02月21日
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大学生の頃、コンパニオンのバイトをしていました。

結婚式のコンパニオンです。
こなした結婚式は数知れず、6月なんかは荒稼ぎをしていました。
どういうことをするのかというと、式の前のテーブルのセッティングに始まって、
ドアの開閉、スポットライトあて、料理の配膳、ドリンクの補充など、
ほとんどなんでもやっちゃうんですけどね。
最初は式の最後の新婦挨拶で涙を必死にこらえていましたが、
そのうち慣れてきて平気になっちゃいました。

お吸い物のおわんを新郎のお母様にぶっ掛けちゃったこともあるし、
おんなじテーブルに2回茶碗蒸しを出しちゃったこともあるし、
お色直し再入場でまだ新婦さんの用意が出来てないのに
ドアを開けちゃったこともあるし(^_^;)
とんでもないバイトですね。
結婚式というのはいろんなことがあるもので、
新郎さんが自衛隊の方のときは、
同僚に胴上げされた新郎が天井に激突してタンカで運ばれたこともあったし、
消防士の新郎さんのときはキャンドルサービスのときに
誰かが鳴らしたクラッカーのリボンに火がついて
テーブルの上が火の海になりかけたこともあったし、

カツラがずれちゃったり(それまで誰も気づいていなかったのに)・・・。
新婦挨拶で思わず涙した新婦さんがコンタクトを落として、
あとで探し回ったこともあったっけ。
お酒が出るからお客様のご機嫌もよくなって、
いい気分で忘れ物をされる人も結構多いんですよ。

時には入れ歯なんてのもありました。
これには笑いましたね。
式に出ているときは華やかな気分に酔ったりもしますが、
いざ裏に入るとそこは戦争みたいにあわただしいんですよ。
ご飯を食べる暇もないくらいこきつかわれて、
重たいコンテナを運ばされて腱鞘炎になったり、
あっつあつの茶碗蒸しをお盆にのせられるだけのせられて
テーブルに置くときに持つとあまりの熱さにやけどしちゃったり。
時給も安いし、人使いは荒いしろくなバイトじゃなかったなあ。
でもいつも式の終わりにお客さんがニコニコ帰っていくときには
お手伝いできてよかったなあという気分になったものでした。
しかしその後の片付けの時には
「もうこんなバイトやめてやるー(-_-メ)」
と、思っているのでした。

本当に、結婚式って人生の一大イベントですよね。
私にはまだまだ縁がないけれど。





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最終更新日  2002年02月22日 16時34分02秒
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