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私が通う馬牧場には、レスキューされた馬が数多くいます。どの動物も人間によって虐待されているものなんですね・・・馬も同様。成長とともホルターがキツくなるのに、それを取り換えられる事なくはめ続けられたことで、顔に大きなこすり傷をもってしまったオス馬『デミアン』。ミリーさん(仮名)にレスキューされ、この牧場に移ってから11年になる老馬です。そんな過去と傷跡を持ちながらも、大きな瞳にとても愛らしい顔立ちと、温厚な性格で、牧場でレッスンを受ける多くの子供たちに愛されてきました。静かなクリスマスの朝、餌やりと散歩のために牧場へ行くと、そこで働くスタッフが私に駆け寄り「携帯を持っていないか?」と言うのです。事情を聞くと「ミリーさんの馬の様子がおかしい。彼女に連絡を取りたいけど、僕の携帯は電池切れなんだ」というのです。「どの馬?」と聞くと「エリーの隣にいる馬で名前が・・・」「デミアン?」「イエス」私は急いで、デミアンのもとへ。朝彼が牧場に着くと、デミアンが倒れ込んでいた。やっと起こして餌をあげたけど、えさを食べず、じっとしたままだったそう。デミアンの両目は腫れぼったく、ぜんぜん覇気がありません。まずは牧場の経営者、シーラさん(仮名)にきてもらいました。ミリーさんにも連絡。すぐ往診の獣医に連絡を取ってもらいました。私はデミアンにホルターをかけて、ゆっくり歩かせ、とりあえず日向へ・・・暖かい日差しが、少しでも彼の薬になれば・・・と。ブラッシングしているうちに、倒れた時にできた傷が数カ所見つかりました。そんなに深い傷ではない様子です。そのうちに、デミアンは私に顔をすり寄せてきました。撫でているうちに、彼の鼻から粘液が流れてきました。シーラさんも「こんな症状は見た事がない」と。シーラさんが「私がデミアンをみてるから、さくらはTurn-outへ行っておいで」と言うので、私は他の馬たちの世話へ・・・無駄に心配せず、気持ちを切り替えて。その間、シーラさんはデミアンをアリーナに離し、様子を見る事にしたようです。状態は良くならない様子が、遠目に見ても感じられました。そしてアリーナに倒れ込んでしまったデミアン。しばらく動かず、起上がらず・・・。それでもシーラさんが促すと、起上がる事が出来ました。ホっ・・・。獣医さんが到着し、処置をしている間も、私は他の馬の餌と、Turn-outを冷静に続けます。デミアンのオーナー、ミリーさんも、到着したようです。私の仕事も一通り区切りがついたので、デミアンの元に・・・。ミリーさんが、涙をボロボロこぼしています。事態は深刻です。どうやら『コリック』という、腸内にガスが溜まる状態らしく、これはヒドい場合腸がねじれて死に至るそうで、非常に苦痛を伴うものなのだとか。獣医さんはチューブを鼻から差し込み、腸の状態を調べています。デミアンの鼻からは血が流れ出しています。辛そうな処置にも頑張って耐えるデミアン。苦痛のために後退し、獣医さんのトラックにぶつかりそうになったので、少し場所を移動させるため、前進させているうちに、デミアンは地面に倒れ込みました。状態は悪化の一方・・・。引き続きチューブを挿入して、腸を調べています。辛そうなデミアンに後ろ髪を引かれながら、私は次のグループのturn-out。それが終わり、デミアンの元へ行くと、獣医さんがピンク色の液体が入った、大きな注射器を2本用意していました。それは安楽死の準備でした。注射を受けると、デミアンはそれをとても素直に受け入れ、まるで眠りについたかのように旅立っていきました。それはあまりにも悲しく・・・それでいてとても自然なこと。現代社会、私たちは『死』を辛くて暗いものに追いやってしまったけれど、『死』は私たち誰もが通らなければならない、ごくごく自然の営みです。そして馬デミアンはそれを分かっていて、とても素直に受け入れたようでした。「充分生きた、もういいよ」と。愛されながら、命を全うする事の素晴らしさを、考えさせられるクリスマスでした。デミアン、どうか安らかに・・・。合掌。
2007年12月26日
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アメリカでも日本でも、クリスマスはとても盛大だ。12月に入る前から、街はクリスマスの雰囲気に包まれ、クリスマスの音楽が流れ、人々はショッピングに忙しい・・・。クリスマスはあまりにも商業的で派手だ。ツリー・デコレーション、食べきれないほどのごちそう。そしてプレゼントに、それを包むラッピング。家を飾るイルミネーション(もちろんこれには電気が使われて・・・)。この時期にアメリカで出るゴミの量は、天文学的な量であるのをご存知だろうか?クリスマスを盛大に過ごす日本も、恐らく引けを取らないはず。現代のクリスマスは、環境に一体どのくらいの影響を及ぼしているのだろうか。私にとってのクリスマスのあり方はアメリカに来てから変わり、今や我が家にはクリスマスツリーもプレゼントも存在しなくなった。普段と変わらない1日のようでありながら、普段より静かに過ごす1日になった。本来のクリスマス・スピリットに思いを馳せながら・・・。そして今年は・・・。関連日記『クリスマスを考え直す』
2007年12月25日
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最近、すっかりベーキングに凝ってしまって、とうとう犬のおやつまで作ってしまった。作り方は至って簡単。材料も《全粒粉・ベーキングパウダー・ピーナッツ(ローストして、ピーナッツバター状にしたもの)・ミルク・卵》と、とってもシンプル。これらを混ぜて、小さめの型で抜き、オーブンで15分くらい焼けば出来上がり。甘みがないけど、私もついつい、つまんでしまう。既製の犬オヤツには選り好みが激しいという、私の友人の犬も喜んで食べた。良質な材料だけで、シンプルに作られたものは、犬にとっても美味しいのだ。ところで最近ハマってしまっているものがもうひとつ。『クロワッサン』だ。近所のナチュラルフードストアで、とても美味しいクロワッサンが手に入る。4つ入って4.29ドル。ふたりで食べるとこれがペロリとすぐになくなってしまう。そこで連れがコストコ(Costco)に行ったついでに、クロワッサンを買ってきてくれた。お値段は12個入りで$4.99と、ほぼ同額。約3分の1の価格だ。ところが、その風味と質感の違いに驚いてしまった。なんとも言えない匂いがする・・・。そして妙な弾力性があり、上手く包丁が入らないのだ。その2種類のクロワッサンの材料を見比べて、驚いてしまった。前述の美味しいクロワッサンの材料は《無漂白の小麦粉・水・バター・低脂肪牛乳・砂糖・イースト・海塩》と、7種類。至ってシンプルだ。それに比べてコストコのクロワッサンは、いろ~んなモノが33種類も入っている。当然ながら、人工香料なんかも入っていた(ちなみに表示されているものがすべてかどうかも不明)。そしてタ食べているうちに、その微妙な風味は気にならなくなってしまう。舌が、麻痺してしまうのだ。いろんなモノを入れたら、もっと高くなるのではなく安くなる・・・。不気味な世の中だ。ふぐ太郎さんに教えてもらった『Story Of Stuff (モノの話)』のサイト。英語版ですが、英語が苦手な人も是非観て下さい!
2007年12月14日
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生後19週間を迎えた、我が家の愛犬『ルナ』(♀)。7匹産まれた子犬のなかで女の子はたった2匹。そのもう1匹の女の子『リーバ』に、久々に再会してきました。会うのは10週間ぶりです。そして彼女たちの叔母さんにあたる『ルビー』も一緒に♪(ルビー、リーバのリードロープを持ち運んでます。)同じ親から産まれた姉妹なのに、姿も性格もとっても違うこの2匹ですが、すぐに意気投合して思いっきり遊んでいました。2匹の興奮度が高まって、取っ組み合いが勢いを増すと、ルビーが仲裁に入ります。彼女たちのそのやり取りに言葉はありません。すべてエネルギーの会話…。もう興味津々です。
2007年12月04日
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