Flatのガンプラ製作日記

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2024.05.24
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「三河雑兵心得6 鉄砲大将仁義」です。


三河雑兵心得(6) 鉄砲大将仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

ついに鉄砲大将ですよ。
茂兵衛、凄い昇進です。
戦国時代において鉄砲はかなり貴重でした。
遠距離から攻撃できる能力は相当なものです。
弓も思った以上に強いのですが、欠点は熟練するには

そのため、弓を揃えても、射手が揃えられないのです。

鉄砲は数さえ揃えられれば、育成は弓ほど時間は
かかりません。
ただし鉄砲そのものが貴重な上、乱戦に弱い。
兵士が生き残っても、鉄砲が汚損すれはそれだけで
かなりの損害です。
そんな貴重な鉄砲を50丁も預けられたのが茂兵衛です。
運用には細心の注意が必要ですが、信頼関係が
できていて、確かな成果を上げていきます。

長年の宿敵、武田家を滅亡させますが、この頃から
親方である家康が嫌なヤツになってきているのを

昔は田舎侍だったのに、信長の側で揉まれている内に
畑を焼いたり、兵糧攻めの上、降伏を許さず、
攻め滅ぼすなど、非道とも思える作戦を取るように
なりました。
家康と直接話す機会も増えてしまい、茂兵衛の

茂兵衛は義のためには死ねないし、部下を死なす
命令も出せない。しかし、友のため、家族のためで
あれば、命を預けて戦うことができます。
この辺は生粋の武士でないからかもしれませんが、
むしろそのことで部下からの信頼は厚いわけで難しい
ところです。

さて、ラスト、本能寺の変、発生です。
何とか平八郎と合流できた茂兵衛。
果たした家康を三河まで連れ帰ることができるので
しょうか。
次巻が気になります〜





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Last updated  2024.05.24 23:39:41
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