Flatのガンプラ製作日記

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2024.06.01
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「冥土ごはん 洋食店 幽明軒」です。


冥土ごはん 洋食店 幽明軒【電子書籍】[ 伽古屋圭市 ]

人生最期に訪れる幽冥(かくりよ)と顕世(うつしよ)
を繋ぐ洋食店、ということですが、訪れる幽霊は
亡くなってからそこそこ月日が経っているので、最期
というより、亡くなった方の心残り、残った方の想い
などが、願いとなり、洋食店に訪れるという感じです。


提供している人気店で、明日の食費もなく、今後の
アテもなく困り果てていた悠人をアルバイトとして
雇ってくれます。
感謝の気持ちで頑張って働いていると、閉店直前に
幽霊のご来店。
ビビる悠人ですが、シェフの久原は当然のように料理を
提供します。
そしてお客様の想いを聞き、それに寄り添うのもこの
店の役割なのだと話すのです。
巨漢シェフなのに優しそうな面差しに自分の人生、
そして死んでしまった経緯、さらには気になっている

シェフはそれを深い考察でこうだったのではないかと
解き明かしていくのです。
無論、もう相手も亡くなっている場合もあり、本当に
それが真実かはわかりません。
しかし整合性の取れている話はお客様を満足させ、

でした。

ラストのお話は悠人にもか関わる話でした。
偶然のようですが、「来店した人と関わりのある幽霊が
くることが多い」そうなので、悠人に関わりのある方が
来たのも、偶然ではなかったのでしょう。
不運続きの悠人でしたが、この幽明軒を起点に素敵な
人生を歩んでいけると良いですね。
そしていつかスプーンを次の人に託すのでしょうね。





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Last updated  2024.06.01 11:53:09
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