PR
サイド自由欄
カテゴリ
カレンダー
さらにイスラエル側の死海は、ヨルダン側の死海よりずっと以前に観光地化されましたので、その後死海がどんどんと縮小するにつれて、開発当初の位置からずいぶん離れてしまい、ホテルからビーチが非常に遠くなってしまいました。
死海は年々縮小しているので、ヨルダン側もいずれホテルからビーチが非常に遠くなる日が来るのかもしれません。現在のところはまだ大丈夫です。そんな死海を救おうと、紅海から水を引いて死海に流し込むというプロジェクト案も出ているそうです。
さて、遅ればせながらヨルダン側でも開発が進み始めた死海。今や完全にリゾート化されています。5星ホテルが軒を連ね、夜はライトアップされ、何ともゴージャスな雰囲気。やっぱりここは奮発して豪華なホテルに泊まりたい! と思われる方も多いことでしょう。
ところで死海の浮遊体験といっても、死海そのものに入っていることができる時間は最長30分。死海に入るとすぐに肌がピリピリしますし、塩分濃度の高い水は体にまとわりつき、ベトベトして気持ち悪い。泳ぐことはできず、浮くしかないのですから、まぁ15分もしたら出てしまう方がほとんどでしょう。
その後は、ホテルにあるプールで遊ぶか、エステか…そんな感じになります。実際の死海とは15分でサヨナラ。そんな死海体験ですが、原始の野生のままの死海を楽しみたいと思われる方には、ムジブの死海をお勧めいたします!!

死海のリゾートエリアから車で30分ほど南下しますと、ムジブ保護区があります。実はほとんど知られていないのですが、このムジブ保護区には、死海のビーチもあります。このビーチは、存在があまり知られていないこともあり、原生のままの美しさを保っています。まさに息を呑むほど美しい自然が眼前に広がります。

リゾートエリアでは見ることができない、美しい海辺。「塩化粧」した石がゴロゴロ。

そして、ここの死海の水の美しいこと!! こんなに透明感にあふれた美しい死海は、見たことがありません。イスラエルとヨルダンを合わせても、ここの死海が一番美しいと思います。この野生の美しさは、どの5星のホテルから見る死海にも勝ります。
ホテルに宿泊されないお客様にとって、死海で一般的なビーチはアンマンビーチと呼ばれる公共のビーチ。ここはアラブもよく利用するビーチであるため、水がかなり汚れています。この夏、アンマンビーチに行ってその汚さにびっくりしました。水は濁っているし、ハッキリ言って臭い…。アラブがよく利用する観光地はすべてこのように汚くなります。アラブには、「環境保全」という概念が存在しません。それで、ごみは捨てるわ、多分おしっこもしてると思いますね、あの臭いは。まあ塩分濃度が高いので、死海にとりあえず入れば消毒効果はあると思いますが…。
そんなアンマンビーチですが、プールが2つ併設されており、レジャー効果はあります。前述のように死海に入っている時間はものの15分ほどで、あとはプールで遊ぶ人がほとんど。そんな雰囲気を楽しまれる方もおられるかもしれません。
ムジブのビーチはといえば、そんな演出は一切なし。ただただ、原始の死海が広がります。プールもないし、レストランもお洒落なカフェもない(ランチなどお食事をご希望の方は事前予約制になります)。でもここから見る死海は息を呑むほど美しい。

このムジブのビーチは、ムジブ保護区と道路を挟んで反対側にあります。とても分かりにくいので、迷った方はいったんムジブ保護区のビジターセンターに入り、場所を確かめられると良いでしょう。ビーチ使用料はお一人様当たり約12JD。アンマンビーチは16JDなので、この美しさからすると、「安い」と言えます。
ただしご注意点は、本当に死海しかないこと。でも原始の死海を満喫するにはうってつけの場所です。
さてこのムジブのビーチには、実はシャレーと呼ばれる簡易な宿泊施設があります。このシャレーは死海のすぐそばに建てられており、どの5星ホテルよりも死海にすぐ近い場所に泊まることができる素晴らしいロケーション。このシャレーに宿泊されるなら、野生の死海を心行くまで楽しむことができます。ビーチだけ利用されてもよいかと思いますが、どうせならシャレーに1泊してみられるのも手かと思います。ロケーションは抜群。ここから見る死海が一番美しい、と胸を張って断言できます。
次回のブログでは、このムジブのシャレーについて詳細をご紹介したいと思います。お楽しみに!!
ヨルダンツアーのことなら: http://picturesque-jordan.com/
にほんブログ村
←読み終えたらクリックしてくださいね。
ムジブ保護区で死海を独り占め 2017.10.01
ムジブー手付かずの死海と夕日と波音 2016.10.12
贅沢な空間を独り占め―ムジブのシャレーに… 2015.11.27