南仏・プロヴァンスの食卓から 21/11/04~   by ローヌのほとり

南仏・プロヴァンスの食卓から 21/11/04~   by ローヌのほとり

Apr 13, 2005
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うちの庭のローズマリー。薄い青紫の花をつけた。


語源はラテン語で ros marinus 海のしずく というのだそう。
海のしずく ステキな語源ではないか。
理由は、やせた土地を好むので、海に向かった崖などに育つからとか、
花の色や形が波しぶきのように見えるから、とか言われている。

ローズマリーの効用は、細胞の活性化、血行をよくする、若さを保つ、記憶力を高める。殺菌作用、酸化防止作用が強い。へぇ~、なかなか大したハーブではないの。やっぱり、ハーブといわれるだけあるねぇ。

ローズマリーに熱湯を注いで、しばらく置いて、冷めたものを漉して、ローションとして、使うと、若さを保つのにいいらしい。

昔、ハンガリーの女王が、手足のしびれや痛みをローズマリーで治して、いつまでも若さを保ったという話があるくらい。

このローションを髪の毛にリンスとして使うと髪がつやつやになるという。この話は、実際、イギリスにいた時、フランス人のアロマセラピストから聞いた。彼女のお祖母さんは、ジプシーで、ハーブのことをよく知っていた。お祖母さんは、長い髪の毛で、ほとんど白髪がなく、つやつやだったそうだ。その秘密は、このローズマリーのローション。



あ~あ、聞いただけで、実行しなかったわたし・・・でも、今は、市販のシャンプーや、リンスの恐ろしさを知ってしまったので、やります!!!(笑)。あっ、もちろん、全部ではないようですよ・・・でも、いちいち、買う時、表示を見て、チェックするの面倒なので、天然、自然モノを使うのだ。

どう危険かというと、シャンプーやリンスに入っている、合成保存料だのの化学物質が、皮膚から吸収され、人間の体内、女性は特に、子宮に毒として蓄積され、やがて、それが、さまざまな病気を引き起こすのだそう。

パーマ液もとても危険だそう。わたしは、10年前から、パーマをかけるのをやめている。薄々、危険じゃないかなと実は思っていた。ある時、60代で、髪の毛が真っ黒で、長く、量的にもふさふさ、の女性にあった(日本人)。その人は、生まれてこのかた、パーマをかけたことがない、という。その時、わたしは、ピンと来たのよね、パーマ液って、ひりひりしみるでしょう、毒じゃないかなって・・・やっぱりね、と思ったの。

実は、母が、50代くらいから、髪の毛が薄くなったのだ。もともと、あまりボリュームがあるわけじゃなかった。髪の毛が、とても細いひとだったから。母は、何十年も、それこそ、パーマをかけている。もちろん、更年期ということも重なったかもしれない。パーマ液で髪の毛が薄くならないひともいるだろう。ひとによって、害が体のどこに出るか、違うと思う。幸いに母の子宮は今だに元気だからいい(笑)。

話がとってもそれてしまった(苦笑)。すみません。

プロヴァンスのハーブの質は世界一のよう。だって、プロのアロマセラピスト(イギリス)の話だと(2人)、市販の有名アロマオイルはどれもダメで、プロ用のは、純度が違う、フランスのなんてら(プロじゃないので、忘れた。すみません)というのが、最高!といっていたから。

その国の会社名で製品化して売られていても、原材料のアロマオイルは、ほとんどフランスのものだそう。イギリスの会社の有名アロマオイル、NY社とCP社(どちらも日本に店舗がある)のアロマオイルをわたしは、良質なものと思っていたけど、プロにいわせると、純度のいいものを純度の落ちるオイルでブレンドしてある(原価を下げるためか)ので、伸びは悪いし、香も落ちると言っていた。

因みに、NY者のローズのローション・サンプルをわたしは、お店で(イギリス)試してみたのだが、まず香がぜんぜん違う。わたしは、その頃、フランスのアロマオイルで純度が非常に高いものでつくったあるローズのローションをアロマセラピストの友人から勧められて使っていた。そして、ローション自体がなんというか、弱々しかった。わたしのは、強く、気品に満ちているというか・・・

また、横道にそれてしまった。

プロヴァンスのハーブがすごいのは、わたしの観察(?)によると、自然環境のたま物!という気がする。どういうことかというと、プロヴァンスは、ご存知のように?冬は、何日もミストラルが吹き荒れる。ミストラルは、アルプスの山から吹き降ろして来る風。こいつが来ると、気温がガ~と下がる。風がすごいので、歩いて、外出どころではない。すごい時は、走っている車が揺れるのだよ! 

去年、今年、2回も17日間吹き荒れたのだ。さすがに、初体験のわたしは、発狂しそうになった(*_*) うちから一歩でも出ようものなら、ミストラル野郎が、わたしめがけて、攻めてくる。体当たりだ!息が時々できないくらい、吹くすさぶ。うちの中にいても音がゴォ~ゴォ~と地鳴りのよう!!!安眠もさまたげられる(苦笑)。



2月には、氷点下の日が続いた。1度は、氷点下15度にまで下がった朝があった。それなのに、3月の中旬には、庭のローズマリーは、うす青紫のきれいな花をいっぱいつけているではないか。3ヶ月くらいは、雨らしいものもろくに降っていない。

夏、プロヴァンスの夏は半端じゃないよ。メッチャ、暑い!と言っても、湿度が低いのが、幸い!炎天下は45度くらい。家の中でも昼間は30度くらい。湿度が低いので、家の中は涼しく感じる。雨はずっと降らない。

こんな過酷な自然の中で、プロヴァンスの木々やハーブはしっかりと生きている。なんて、強い、なんて、たくましい!と、わたしは感嘆してしまうのだ。そして、これが、プロヴァンスのハーブが最高級品である、由縁なのだ。

あ~らら、今日は、なんだか、長くなってしまった。。。
ここまで、読んでくれた、あなた!ありがとう(~o~)





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Last updated  Apr 13, 2005 07:33:24 PM
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