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2013.06.29
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カテゴリ: 株式・金融市場





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2013/5/31 日本株投資戦略 ~債券から株式への資金シフト本格化へ/株価反発に備えよう~


澤上篤人が語る!今取るべき投資家の行動 - 2013-06-01


為替は50円にならなかったけど、これからもっと日本株は下がる 浜矩子


浜矩子教授はアベノミクスの本質を知らない

安倍晋三首相のアベノミクスの発動で、大きく上昇した日本の株価。
だが、5月23日に日経平均株価は1143円もの暴落(1日の値幅としては歴代11位)を記録、
その後も不安定な値動きが続く。

アベノミクスには、賛否両論が渦巻く。
東洋経済オンラインでも、関連のコンテンツを多く配信してきたが、
直近では浜矩子・同志社大学大学院教授が登場。
「アホノミクス」が5つの悲劇を引き起こす!(5月24日掲載)との、
「アベノミクス批判論」を展開した。株価の暴落直後でもあっただけに、
このインタビューには大きな反響があった。



今回は、「アベノミクスは現在のところ、全く正しい政策」という立場をとる、
村上尚己・マネックス証券チーフ・エコノミストに話を聞いた。(聞き手:福井 純)

アベノミクスは世界標準の政策パッケージに過ぎない
――日経平均は昨年の安倍政権発足後、大きく上昇、
今年5月23日には高値1万5942円をつけました。
政権発足前の昨年11月14日の歴史的な党首討論(8664円)時から比較すれば、
約84%もの上昇です。
現在の価格(約1万4000円台)で見ても、60%以上も上昇しています。

アベノミクスの発動で、歴史的な株高と円安(円高是正)が、わずか半年で起きた。
この資産市場の「劇的な変化」が、企業業績や雇用など、景気回復につながり始めている。
その一方で、アベノミクスについては、メディアなどでさまざまに評されているが、


――アベノミクスについては「賛成派」から、従来の日銀の金融政策などを支持する「慎重派」、
さらには、単にバブルを起こしているだけなどとする「批判派」など、本当にさまざまですね。

たとえば、東洋経済オンラインでも、つい最近「アベノミクスが悲劇を引き起こす」
というタイトルのインタビューがあった。同志社大学の浜矩子教授は、
アベノミクスをセンセーショナルに論じていたが、どうしたいというのだろうか。


世界標準の政策パッケージというのが私の理解だ。

それを「アホノミクス」と揶揄する浜教授の言説を、私は理解できない。

浜教授は、過去半年ほど続いている株高と、円高是正がもたらす経済への好影響を無視し、
4月に国債市場で起きている金利の変動を指して、
「アベノミクスの弊害であり、『国債神話』なるものが崩れる」と警鐘している。

しかし、景気回復が予想されれば、金利が多少上昇することは当然だ。
名目金利が上がっているが、経済活動に本当に影響する実質金利は、
かなり低い水準にとどまっており、
黒田東彦日銀総裁の、一連の金融緩和政策は総じてうまくいっている。

――浜教授は、アベノミクスによって5つの悲劇が起こる可能性があるといっていますね。
そのうちの一つは「デフレ下のバブル経済化が起きること」としています。

浜教授は、金融緩和の結果、株や不動産などの資産だけがバブルに沸き、
アベノミクスで恩恵を受けるのは株や不動産を持っている、ごくごく一部の富裕層だけ、
と指摘する。

「最近の株高はバブルであり、一般の庶民は恩恵をほとんど受けられない」
と喝破したいのだろう。

だが、これは、野田佳彦前首相が、安倍現首相との討論で述べた発言と同じ、勘違いだ。

たとえば、われわれの年金原資は、株式でも運用されており、
株高は年金制度の安定を通じて、大多数の人々の老後を豊かにする。
株高の恩恵が日本人全体に及ぶ例は、これ以外でもいくらでもあるが、
浜教授は、そうした常識すら知らないのだろうか。


浜教授は、金融政策を忌み嫌っているのか

――政策当局が、市場と「対話」することの危険性も、主張しています。

浜教授は、政府や中央銀行が行う「市場との対話」を通じた政策対応が、
危険であるという思い込みを持っているようだ。

そもそも「対話」の定義が不明だが、
「グローバル化」や「複雑化」した金融市場とは、制御不能な代物であるらしい。

きっと、経済活動にとって重要な金融市場を忌み嫌っているのだろう。

しかし、米FRB(連邦準備制度理事会)が金融緩和策の効果を高めるために、
市場との対話を重視しているのは、金融市場に携わる人間にとっては常識中の常識だ。

さらに、米国を中心に経済学の世界でも、マクロ安定化政策を行う上で、
市場の期待に働きかける手段として
金融政策がより大きな役割を果たすようになっている点が、
ホットなテーマになっている。

アベノミクスの本質は、
まず金融緩和策強化で脱デフレを目指すことを「第一の矢」と適切に定めた政策パッケージ
ということ。だから、アベノミクスは、標準的な経済学の視点から評価できる。

思い込みだけで、経済事象を語る評論家の手に余るテーマと言えるのではないか。


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最終更新日  2013.06.29 22:45:30
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