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Aちゃん22

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2014.09.22
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カテゴリ: 電子工作
秋月電子 AC アダプタの軽負荷時リプル波形がどの様になるか観測してみた。きっかけは新旧のアダプタでリプル振幅が違うのではないか、という現象に遭遇したからだ。AC アダプタを使用したオーディオアンプのリプルノイズが新型で大きくなった様に感じたからだ。

出力 5V, 2.3A タイプと 5V, 1A タイプのアダプタに 100 Ω を負荷し 50mA を出力した場合の波形を測定する事にした。軽負荷である。負荷が軽い場合、間欠発振(スイッチング)になり、出力リプルが大きくなる可能性がある。測定したアダプタは次の画像のうちコードに 2, 3, 5 のラベルを付けたものだ。2: NP12-1S0523 lot=00013, 3: NP12-1S0523 Lot=1305-05, 5: AD-D50P100 Lot=1232 である。2 は 旧 NP12-1S0523, 3 は 新 NP12-1S0523 だ。他のアダプタも測定している。結果を整理していない。



測定回路は次の様にした。負荷抵抗はジャンクの 300Ω 1% (多分 1/2W)抵抗を 3 並列にして構成している。



測定結果は次の様になった。新 NP12-1S0523 は旧 NP12-1S0523 よりリプルが大きく、周波数も下がっていることが分かった。振幅は約 2 倍大きく電力換算では 4 倍、周波数も下がり CR のリプルフィルターで除去しにくくなっている。

No. Product, lot Ripple voltage
(mVp-p)
Ripple frequency
(Hz)
2
NP12-1S0523, 00013 9.20 1.17k
3
NP12-1S0523, 1305-05 20.0 820
5
AD-D50P100, 1232 76.8 2.00k


NP12-1S 仕様書では 150mVp-p とあるので仕様の範囲内である。すこし対処に困るリプルである。

実際の波形を見ていく。2: NP12-1S0523 Lot=00013 のリプルは 9.20mVp-p, 1.17kHz だった。波形は安定している。


3: NP12-1S0523 Lot=1305-05 のリプルは 20.0mVp-p, 820Hz だった。波形は安定している。20mVp-p もあるとアンプの電源にする場合、リプル除去比に注意を払う必要が出てくる。


5: AD-D50P100 Lot=1235 のリプルは 76.8mVp-p, 2.00kHz だった。波形は安定していない。多重に掃引しているのは電圧が長期変動しているのが原因だと考えられる。もしかしたら、 AC100V 側の変動が出力として現れている可能性がある。このアダプタで電源を供給したアンプからはモゾモゾと音が出てきた。AD-D50P100 は比較的最近になって秋月で扱いだしたアダプタだ。オーディオ回路に使う場合は、一旦シリーズレギュレータで電圧変動を均した方が良さそうだ。


新 NP12-1S0523 の軽負荷時リプルが大きくなった原因は何だろうか?





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最終更新日  2014.09.23 03:37:31
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