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2020.07.20
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カテゴリ: 電子工作
ELECOM Mouse M-XGL10DB の OMRON D2FC-3M に抵抗とコンデンサを付けてチャタリングを押さえ込めないか試してみることにした。D2FC-3M を検索すると通販が見つかる。なぜだろう、手を出しづらい。

手持ちの部品でなんとかしてみよう。スイッチに並列してスパークキラー回路を付加する。抵抗とコンデンサを直列して構成した単純な回路だ。下の回路図で Mods と付けた囲みの中に入っている Rsk, Csk 部分に当たる。



抵抗は 100Ω, コンデンサは 0.1uF なので、GPIO の Rup (Pull Up) 抵抗と合わせて約 15kΩ と考えると、時定数は 15kΩ x 0.1uF = 1.5ms だ。スイッチを押した瞬間の電流は Vdd ≈ 3.0V なので 3.0V / 100Ω = 30mA になり、スイッチの定格内に収まる。



なんだな、色々と計算したところで、手持ち部品がいっぱいある 100Ω, 0.1uF を選ぶのは既定路線だった。

付加回路無しで先に測っていた次の波形の様なチャタリングを十分に押さえ込めると考えていた。



スイッチを押して離してみる。



ん?付加回路無しだったときはパルス的な Off だったはず。1.38ms 程スイッチがチャタリングで Off になることが何回も発生している。



かなり様子が違う。付加回路無しだとチャタリングで Off する時間は短い。接点に掛かる電圧が 3.0V 程でも接点間が放電して電流が流れるのか。付加回路のコンデンサでほぼ 0V に端子間電圧を維持すると、直ぐに消弧して接点間電流が途絶えるのだろうか?



離し操作の部分も同じような変化だ。







何回か 押し - 離し を試してみると、チャタリングで Off になる時間は 3.6ms になる場合も見られた。



うーん、かえってクリックの反応を悪くするかも。
2020.07.22 追記
ELECOM M-XGL10DB 分解
クリック反応が悪くなった ELECOM Mouse M-XGL10DB に使われている D2FC-3M のチャタリングの様子を見てみる





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最終更新日  2020.07.22 13:58:44
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