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Aちゃん22

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2021.01.19
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カテゴリ: 電子工作
TDA2822 を矩形波発振器にしようと画策していた。TDA2822 はごくありふれた Stereo / BTL monaural オーディオアンプだ。互換チップは大抵 xx2822 の様な型番になっている。日本メーカーで有名な互換 IC は NJM2073 だと思う。


回路図一式 BschV3, LTSpice 検討回路

LM386 の様に変わった応用回路はデーターシートに乗っていない。ただひたすらオーディオアンプとして使う IC だ。

非反転、反転出力が得られる。非反転側で hysterisis comparator を構成して、反転側で CR 遅延回路(ほぼ三角波で帰還する回路)を構成してみた。

発振周波数は 40kHz ~ 100kHz 辺りを狙うので BTL 接続応用回路で示されているブリッジを構成するコンデンサの容量より 1 ~ 2 桁ほど小さい値を使う。

出力はほぼ電源電圧の 1/2 を中心に振幅する。入力側はコンデンサレスでおおよそ ± 数10mV ~ ±100mV を入力する様に設計されているので、帰還回路に DC cut するコンデンサを入れる。CR 遅延回路を少し弄って DC オフセットをキャンセルする抵抗を入れる。

いきなり TDA2822 で回路を構成する前に LTSpice で似たような回路をシミュレーションで試すことをしていた。



おおよそ、狙い通りの波形を出力していた。TDA2822 でこんなに綺麗に発振するかなぁ。



Source / Sink (あるいは push / pull と行った方が良いのかな) でほぼ 180 ℃位相が違う矩形波が得られる。Cockcroft–Walton 回路か、適当なトランスを駆動すれば電源電圧を昇圧・反転して正負電源を作りやすいはず。オーディオアンプなので出力もそれなり得られると期待できる。

部品箱に DC-DC コンバーターモジュールが有るじゃ無いかって... 変な回路を試したいんだ。
TDA2822 で発振させた波形観測





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最終更新日  2021.02.01 00:06:40
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