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. 桂離宮は京都御所や修学院離宮と同じく宮内庁への事前の申し込みを要します、私身体を損ねる前に参観日予約していましたが自分は断念、家内が代わりにご紹介する桂離宮です。 桂離宮は、豊臣時代の天下統一と徳川幕府誕生時の天皇・後陽成(ゴヨウゼイ)天皇の弟・八条宮(のち桂宮)初代智仁(トシヒト)親王により宮家の別荘・桂山荘として創建され、二代智忠(トシタダ)親王により現在見られる美しい諸御殿や池・庭園が整えられました 桂山荘は明治に入って宮内庁の所管となり、桂離宮と称されることとなる総面積70,000平方メートル、中央に複雑に入り組んだ池に数寄屋風の純日本建築物が配された回遊式庭園です 桂離宮の中枢の建物・書院群の中で一番古く初代親王時に建てられた古書院、池に面して月見台が設けられています 右から中書院と新御殿、中書院は一の間から二・三の間からなり各間は狩野探幽・尚信・安信の三兄弟の筆になる襖絵で導かれます 新御殿は智忠親王が後水尾上皇をお迎えするために増築された建物で、付書院をそなえ棚板・袋棚・地袋を巧みに取り入れた桂棚(カツラダナ)は日本三棚の一つと呼ばれています 松琴亭(ショウキンテイ)の床や襖の青と白の市松模様、大胆で柔軟な発想のデザインで現代に相通ずる斬新さを持つとされています 賞花亭(ショウカテイ)から見た庭園、秋深く窓の外は真っ赤に染まります 池端に建つ笑意軒(ショウイケン)、茅葺寄棟造りで田舎屋風の茶室です 月見のために造られた茶亭・月波楼(ゲッパロウ)から見る池向うの松琴亭 離宮の中で少し異質な本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂・園林堂(エンリンドウ) 笑意軒の中の間、市松模様と金箔の腰貼りは舟をイメージしたここもまた斬新な造りです (TOPページに10月の京都あちこち載せています)................................................................. 参観には下記HPより事前の申し込みが必要です京都市バス 「桂離宮前」下車 東きたへ徒歩10分阪急電車 「桂」下車 東北へ徒歩だと20分 タクシーで5分桂離宮HP URL---http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html-----------------------------------------------------------------被災地に届けよう! 【京都】老舗や名店がひしめく古都。お土産や名産品をお取り寄せ!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[メッセージはこちらから]
2013.10.03
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