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げじねこ

げじねこ

November 5, 2005
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カテゴリ: 舞台&役者
11場:賭場のボサノバ

3年の月日は、本音をいえない内気で正直者すぎたお光を変えた。
イカサマを見破り、お文とガン飛ばしあうあたり、かっこいいーーー。  
そして部屋の片隅に佇んでいた王次が、
囲まれたお光に救いの手ならぬ救いの刀を投げる。
この時点ではまだ恋に落ちていないのよね。
うずうずしてるのは私だけ?(笑)



12場:時よとまれ、君はややこしい
舞台って、語り進行ていいよね(笑)。
木場隊長のはからい?で、

貞淑で可憐とさえいえるおさち。
篠原さんの早替えがお見事!
しっとりとうたうバラードがなかなかよい。さすが歌手。
客席通路をぐるりとするのだけれど、さすがに2階席だとコレは見えない。
残念。



13場:焔はごうごう、釜はぐらぐら
このシーンも好き。だって白石さんがいっぱい(違う)。
あはは、妖しげな術を使う老婆がいっぱいなんだよね。
ここでは王次とお光を恋に落とす薬が調合されているんだよね。
そして登場するふたり。
けれど意識はないから動きが人形振りとなっている。
これがまたウマイんだよ!





こほん。
ま、そうゆうことです(爆)。



14場:王次よ、どうしてあんたは王次なの
心から、ええもう心の底から、奥の奥から叫ばせて貰いやす!!!

♪きゃぁぁぁぁ~~~~王次~~~~
  かーーーわーーーいーーーいーーー♪




いざ始まってみれば、
殺陣もキマッテ魅せてくれるし、言う事ないっ!
なのになのにさ。
お光と出会った途端の変貌ぶりはどうよ。
くぅぅぅぅかわいすぎるゼ!(><)

そうえいば、いのうえ版でもここでの阿部サダヲちゃんがあまりにラブリーでいっぺんに心持っていかれちゃったのよね(笑)。

このバカップルが歌うデュエットの歌詞がまた、意味深でさ(にやり)。
でも正直言って、藤原君の歌はまだ声が通らないのね。
セリフだとあんなにとく届くのに、歌になるとなぜか声量が小さくなってしまうんだな。
いい声だけに、唯一残念!
でもかわいいからいいの。
そのキューティーハニーらぶらぶスマイルを振りまいてくれたからいいの。
愛は空間をものともしないんだしさ(爆)←ワイヤーで一気にジャンプした
それに、このらぶらぶバカップルのシーンは、
2階ゆえに真正面で堪能できましたぞ。
ちゅーも、いちゃいちゃも存分この目に焼き付けましたぞ。


若いっていいな・・・(しばし夢想)・・・

おっとっと。
下界に戻らねば。Kちゃんがたぶんまだ、
待っててくれてるみたいだし。だよね?(笑)


そしてようやく1幕終了!

長っ!
でも短く感じたんだよね。





このあと、20分しかない休憩時間に
私はほたるちゃんとの逢瀬を楽しむ(笑)。
ちょっとの時間だったけど、あえてうれしかったよん。
でもさぞかし顔がにやけていたでしょ?
ごめん、王次、本当にかわいかったんだもん(でへへ)。






15場:間違い続きの花の下
この2幕のはじまりも、開演前からすでに登場しているお里・お文・九郎次。
なにを話しているのか全くわからないけれど、ほの明るい照明のもと、
なんとなくなごやかなのが、役者が芝居を演じている、ってカンジでよいなぁ。
芝居で芝居を演じている、ってことだよね。


さて、場面は一転、桜の花見の宴。
緋毛氈がひかれ、紅白の幕が桜の花の下、張られている。
旦那を亡くしたお里はひとり。そしてお文夫婦。
主役は赴任してきたばかりの代官さま。
お里とお文の追従合戦がおもろい(笑)。
特にお里の笑い声は、「阿修羅城の瞳」を思い出させるなぁ。
あの時の夏木さんも怪演だったもの!
そして登場するお光とおさち。
あまりにも似ている為、みな見分けが付かない。
勘違いがとんちんかんな会話を引き出す。

もちろん秀逸なのは「代官ごっご」(爆)←ちょっとしてみたいかも(え)
誰の前でもかまわずいちゃつくバカップルだもんなぁ。
回りはばかばかしくてそばにゃいられませんて、ダンナ(誰?)
でも、それが堂々と浮気を見せ付けられていると勘違いされりゃ・・・
ねぇ。
ぢぶんは代官さまであるぞ。
直前まで代官さまなりにらぶらぶだったんだぞ。
許さーーーーぬ!!!
バサリ!!

哀れ、王次は・・・私たちの愛しい王次は死んでしまう。

あっけない。
あまりにもあっけないよ。
泣きたくても泣けない急展開。韓国ドラマもびっくり(何)。

その前に、いっぱいお重のご馳走(なんだろね?)を口に頬張ってセリフをがんばったお文も(←そーゆう問題か?)三世次に間違って殺されるし、
九郎次までも死んで。

紋太一家、消滅の巻。


お冬の裸に惹かれる正直者の代官さまよ。
妻おさちの貞節が破れて怒り心頭の代官さまよ。
わかるぜ。
わかるがそんなに簡単に殺すもんぢゃねぇよ。
代官さまだからって、なんでも許されるってぇもんじゃねーんだぜ、
おぅおぅおぅ!←ナゼにガラが悪くなる?


やっぱ、桜の木の下、ってのがいかんのか。
桜は人の『魔』を呼ぶからね・・・


なぜか、今になってそんなことを思ったのは、
夏木さんのおかげで前述の「阿修羅城の瞳」を思い出しかからかも。



16場:櫛
三世次と幕兵衛の見せ場。
ここから一転、貞淑な妻になったお里!
ちゃんとそう見えるのがさすがでござんす。
声色までしっとりしてるーーー。

さて、賭場にご出勤されたあとに残るは三世次と幕兵衛。
いかにも親身な振りして実は コトバ で思う存分幕兵衛の心をもてあそぶ。

うまいよなぁ。
押し付けがましくないんだもん。
ちゃんとここらから心配してる風を装っているのを装っている。
う。
今更ながら日本語って難しいな(^^;)。
でもすごく面白い。

この場を含め、とにかく日本語の楽しさや面白さが存分堪能できるよね。
特に歌なんて、韻の踏み方といい、そりゃもう見事。


コトバ! ことば! 言葉!


知っているだけではダメ。
使いどころ、時を心得てこそのコトバ。

黒い闇の魅惑に満ちていたな。

九郎次の信じたいけれど信じられなくなっていく苦悩が、
以前のお里を思い出させる。
そう、自分も誘惑され親分を殺して今の座についたことを。
繰り返されるのか・・・影におびえ、
直る見込みのない病におびえ、
信じきれないお里におびえる・・・が、それは愛すればこそ。
裏を返せば一転、憎しみに変貌する。
どんなに誠実に、愛情をもって正直に答えてももはや九郎次には通じない。
しかし。
波乱万丈のお里の人生。
絶頂の際、愛するものに切られる最期はむしろ本望なのかも。

そして絶望したまま、けれどプライドを保って後を追う九郎次。
表情がすさまじかった。
合掌。



あーーーもう、2幕はこうやってどんどん人が死んでいくんだよね。
息苦しかったよ。
息抜きもちょっとはあったけどさ。




私もちょいと息抜き。
あーーーまだ終わらないよ。
いいのか?それが問題だ(苦笑)。











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最終更新日  November 9, 2005 09:37:09 PM
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