アベノミクスという言葉が株式市場をとびかっている。安倍首相のアベとエコノミクスの造語だそうだ。表現は悪いがお金をジャブジャブ印刷して国債を大量に発行して日銀に買い取ってもらい市場に円を大量に供給するとのことで既に円の価値がどんどん下がり一挙に1ドル75円から86円に下がり輸出企業は大儲けで株価も大幅に高騰している。逆に食料などの輸入品の価格は上がり物価もデフレから上昇に転じ始めている。物価上昇率を3%に持っていく政策だそうだ。果たしてうまくいくか既に国債の金利が上がり始めている。国債の金利が上がれば当然800兆円という国の借金返済も膨大なものになる。ギリシアみたいに金融不安から国債の信用不安となり貨幣価値が紙くずみたいにならなければいいがと危惧する。民主党政権で年間の赤字国債(借金)を44兆円以下に抑える政策も見直し赤字国債の発行を増やすとのことである。印刷した金は国土強靭化政策で公共工事につぎ込むとのこと、人からコンクリートへの転換である。つくったのはいいがその維持管理にまた税金が注ぎ込まれる。全国の高速道路のトンネルや橋の保守点検がまっ先ではなかろうか。世界の先進国が借金政治の立て直しに取り組み始めているのと全く逆の政策で10年後20年後吉とでるか凶とでるか神のみぞ知る。
コロナで地方の伝統文化存亡の危機 2022.08.26
ツイッターがブログにとって代わる 2018.06.06
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
フリーページ