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(水神の碑/ヨリアゲ森)沖縄本島北部にある「宜野座村/ぎのざそん」の「漢那/かんな集落」には「ヨリアゲ森」と呼ばれる丘陵があります。この森は1713年に琉球王府により編纂された「琉球国由来記」に『ヨリアゲ森 神名 カワヅカサノ御イベ 漢那村 麦大祭之時、仙香・花米九合宛・麦神酒二器宛、同村百姓中供之。漢那巫ニテ祭祀也。』と記されています。「ヨリアゲ森」の麓に「ヒージャーガー/ヒーザー川」という「ヒージャー/樋川」があり「水神の碑」が祀られています。この「ヒージャーガー」は旧正月には集落で「カーウガミ/川拝み」が行われ水の恵への感謝が祈られています。また「ヒージャーガー」は宜野座村の水道発祥の地としても知られており、1938年に建設された貯水タンクが現在も残されています。更に「ヨリアゲ森」を通る「宿道跡」の西側は「長寿の森」と称されており丘陵の入り口には「長寿の碑」が建立されています。(水神の碑の石碑/ウコール/霊石)(水神の碑の石碑)(水神の碑のウコール)(水神の碑の霊石)(ヒージャーガー/ヒーザー川)(ヒージャーガーのヒージャー/樋川)(ヒージャーガーの清流に架かる橋)(ヒージャーガーの清流)(ヨリアゲ森)(漢那ヨリアゲの森の地質の案内板)(ヨリアゲ森の宿道跡)(長寿の碑)(長寿の碑)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.27
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(漢那祝女殿内)沖縄本島北部にある「宜野座村/ぎのざそん」に「漢那/かんな集落」があります。この集落には「祝女火の神/ノロヒヌカン」を祀った「漢那祝女殿内/ノロドゥンチ」の祠があり「漢那ノロ」により祭祀が行われ、村の豊作や豊年が祈願されていました。「漢那祝女殿内」の南西側に隣接した場所に「神アシャギ/神アサギ」があり村の守護神を招いて「漢那ノロ」が司る祭祀が執り行われていました。また「神アサギ」の東側に広がる「漢那農村公園」の広場には「馬川/マーガー」と呼ばれる「クムイ/池」跡があります。この「クムイ」は「漢那ノロ」の馬を水浴びさせる井泉の池で「漢那ノロ」は権威の象徴たして馬を連れて祭祀を行っていました。その愛馬の容姿を詠んだ歌が残されています。『漢那のろくみの乗りみせる馬や 爪は綾爪に真黒立髪』(漢那祝女殿内)(漢那祝女殿内の内部/御先祝女・中祝女・今祝女)(漢那祝女殿内の内部/根人神・地頭神・居願神)(漢那祝女殿内の内部/安富祖家先祖代々之霊位)(漢那祝女殿内の内部/根人神の火の神・居願神火の神)(地頭火の神/村火の神の祠)(神アシャギ/神アサギ)(神アシャギ/神アサギのウコール/香炉)(馬川/マーガー)(馬川/マーガーの石碑)(馬川/マーガーのウコール/香炉)(馬川/マーガーのクムイ/池跡)(漢那祝女殿内の北西に隣接する拝所の祠)(拝所の祠内部)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.22
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(ヌールガー/祝女川)沖縄本島北部の東海岸に「宜野座村/ぎのざそん」があり、この村の南西部に「漢那/かんな集落」があります。「漢那ヌールガー/祝女川」は集落の東側丘陵の谷間から流れる水をを引いた拝泉で「漢那集落」の祭祀の際にヌール(ノロ)が「ヌールガー」で水浴びをして身を清めていました。この拝泉にはヌールが髪を洗う時に使用した「クチャ」と呼ばれる泥を捏ねた「タマチブ」という凹んだ石が残されています。更に「ヌールガー」の北側には「漢那ウブガー/産井」があり、同じく集落東側丘陵の谷間からの水が湧き出ています。かつて集落で産まれた赤ん坊の産湯に使う水を汲んだ井泉として重宝されていました。この2つの井泉では旧暦9月9日に集落の先祖代々が恩恵を受けた井泉を拝する「カーウガミ」が行われていました。(ヌールガー/祝女川)(ヌールガー/祝女川の石碑)(ヌールガー/祝女川のウコール)(ヌールガー/祝女川のヒジャイガミ霊石)(ヌールガー/祝女川のタマチブ)(クチャを捏ねたタマチブ)(ヌールガー/祝女川)(ウブガー/産井)(ウブガー/産井)(ウブガー/産井の石碑)(ウブガー/産井のウコール)(ウブガー/産井)(ウブガー/産井)(ウブガー/産井)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.19
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(屋嘉節の歌碑)沖縄本島北部の最南端に「金武町/きんちょう」があり「屋嘉/やか集落」の国道329号(国道331号)沿いに「屋嘉節の歌碑」が建立されています。「屋嘉節」は1945年の沖縄戦後に「金武村/現金武町」の「屋嘉」に設けられた旧日本軍将兵の捕虜収容所で創作されました。現在の金武町立嘉芸小学校の校地周辺を米軍がブルドーザーで整地し、投降した日本軍将兵およそ7千人を収容する「屋嘉捕虜収容所」が設けられました。沖縄出身の捕虜達は空き缶や有り合わせの木材を使い、パラシュートの紐を弦として「カンカラ三線」を作り演奏するようになりました。やがて沖縄の一兵士により「屋嘉節」が生まれて広まり、現在は沖縄民謡として歌い継がれています。隣接する屋嘉の浜には「竜宮神」があり航海安全やニライカナイの神を拝む拝所となっています。(屋嘉節の歌碑)(屋嘉節の歌碑)(日本軍屋嘉捕虜収容所跡の碑)(日本軍屋嘉捕虜収容所跡の碑)(久高島住民強制疎開之記念碑)(久高島住民強制疎開之記念碑)(久高島住民強制疎開之記念碑)(屋嘉の竜宮神/龍宮の神)(屋嘉の竜宮神/龍宮の神)(屋嘉の竜宮神/龍宮の神/ウコール)(屋嘉の竜宮神/龍宮の神)(屋嘉の竜宮神/龍宮の神)(屋嘉ビーチ前バス停)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.15
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(ミージョーガー/ジョーガー)沖縄本島中部の「読谷村/よみたんそん」にある「座喜味/ざきみ集落」があり「座喜味グスク」の西側に「ジョーガー」と「ミージョーガー」が隣接しています。集落を取り巻く川の一番上部にある事から「ジョーガー/上ガー」と呼ばれた説があります。また「座喜味グスク」でも使われた事から「グスクガー/城ガー」とも言われています。「ジョーガー」はお茶の水として汲まれ、味は格別だったと伝わってます。「ミージョーガー」は昭和初期の干ばつの際に「ジョーガー」の北側に新たに造られました。隣り合う2つの井泉は水質が異なり水の味が全く違う事で知られていました。「ジョーガー」と「ミージョーガー」は旧正月のハチウガン(初御願)や旧暦9月のウビナディ(水撫で)で拝され、井泉の水は新年のワカミジ(若水)や出産の際のウブミジ(産水)として用いられました。(ジョーガー/ミージョーガーへ降りる階段)(ジョーガー)(ジョーガーの石碑)(ジョーガー)(ジョーガー)(ジョーガー)(ジョーガーのウコール)(ミージョーガー)(ミージョーガーの石碑)(ミージョーガー)(ミージョーガー)(ミージョーガー)(ミージョーガー/ジョーガー)(ジョーガー/ミージョーガーの拝所)(ジョーガー/ミージョーガーのクワズイモ)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.12
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(ウェーガー/エーガー/親川)沖縄本島中部の西海岸に「読谷村/よみたんそん」があり、世界文化遺産で知られる「座喜味城跡」の東側谷間に「ウェーガー」があります。この井泉は座喜味城主が専用に使用した古いカー(井泉)と伝わっており「エーガー/親川」や「グスクガー」とも呼ばれています。その昔イリガサー(はしか)にかかった際に「ウェーガー」の水でミジナディ(水撫で)すると早く治ると言われていました。戦前までこの井泉は旧暦1月の「ハチウグヮン/初御願」や旧暦9月の「ウビナディ/水撫で」の行事で拝されていました。さらに旧正月の元旦にはワカミジ(若水)を汲み、出産の際には産水として用いる「ウブガー/産井」として利用されていました。「ウェーガー」には石造りの古い石碑・ウコール(香炉)とコンクリート製の石碑・ウコールが祀られています。(ウェーガー/エーガー/親川へ続く森道)(ウェーガー/エーガー/親川)(ウェーガー/エーガー/親川へ降りる階段)(ウェーガー/エーガー/親川)(ウェーガーの石碑/向かって左側)(ウェーガーのウコール/向かって左側)(ウェーガー/エーガー/親川の小川)(ウェーガーの古い石碑/向かって右側)(ウェーガーの古いウコール/向かって右側)(ウェーガー/エーガー/親川の小川)(ウェーガー/エーガー/親川へ向かう散策路/木道)(ウェーガー/エーガー/親川の森)YouTubeチャンネルはこちら↓↓↓ゆっくり沖縄パワースポット
2024.02.10
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(根神地/カミヤー)沖縄本島北部の「恩納村/おんなそん」に「瀬良垣/せらがき集落」があります。「瀬良垣公民館」に隣接した「根神地」と呼ばれる場所に「カミヤー/神屋」と「神アサギ」があります。1713年に琉球王府により編纂された「琉球国由来記」には『根神火神 瀬良垣村 山留ニ竹木伐故、為作毛折願之時、仙香・花米五合・麦神酒二器 百姓中。稲穂祭三日崇之時、仙香・花米五合・麦神酒二器 百姓中。年浴之時、仙香・花米五合・神酒一 百姓中。ミヤ種子之日、仙香・花米五合・神酒一 百姓中。十月朔日竈廻之時、仙香・花米五合・神酒一 百姓中、供之。瀬良垣根神ニテ祭祀也。』と記されています。更に『神アシアゲ 瀬良垣村 稲穂祭之時、五水二合 地頭、シロマシ一器・神酒二・干魚一絡 百姓中。稲大祭之時、五水二合 地頭、炊飯二器・神酒三・干魚一絡 百姓中。右、恩納巫祭祀也。柴指之時、神酒二 百姓中 供之。居神ニテ祭祀也。』との記述があります。(根神地/カミヤーの鳥居)(根神地/カミヤー)(カミヤーの仏壇)(根神火神/ニーガンヒヌカン)(根神火神/ニーガンヒヌカンに供えられた塩)(根神地の拝所)(根神地の拝所に祀られた霊石)(根神地の拝所/ヒジャイガミ)(神アシアゲ/神アサギ)(紫微鑾駕/しびらんか護符)(紫微鑾駕/しびらんか護符)
2024.02.06
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(瀬良垣竜宮神)沖縄本島北部にある「恩納村/おんなそん」の北部に「瀬良垣/せらがき」集落があります。1635年以降に先島を除く沖縄本島と周辺離島の石高を間切と島ごとに集計した帳簿である「琉球国高究帳」には「せらかち村」その他の地誌には「瀬良垣村」と記されています。「瀬良垣集落」の北西側に「サーシヌ子/サーシヌクワ」と呼ばれる小島に「瀬良垣竜宮神」の祠がありニライカナイ神が祀られています。1713年に琉球王府により編纂された「琉球国由来記」には『一御前 神名 シマネドミ 年浴之時、仙香・花米五合・神酒一、瀬良垣村百姓中供之。瀬良垣根神ニテ祭祀也。』との記述があります。「サーシヌ子」の北側に「サーシ屋」という旧家の畑があった「サーシノハナリ/サーシバナレ」と呼ばれる小島があり、旧暦三月三日に「瀬良垣村」の神女と村人により拝されていました。(サーシヌ子/サーシヌクワ)(サーシヌ子/サーシヌクワ)(サーシヌ子/サーシヌクワ入り口)(瀬良垣竜宮神/シマネドミの祠)(瀬良垣竜宮神/シマネドミの石碑)(瀬良垣竜宮神/シマネドミのウコール)(サーシヌ子/サーシヌクワから見たダイヤモンドビーチ)(サーシヌ子/サーシヌクワから見た名護市方面)(サーシヌ子/サーシヌクワ周辺の瀬良垣小島嶼群)(サーシヌ子/サーシヌクワのソテツ)(サーシヌ子/サーシヌクワから見たサーシノハナリ)(ヨリアゲ森方面から見たサーシノハナリ)
2024.02.04
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(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)沖縄本島北部の西海岸最南端に「恩納村/おんなそん」があり、この村の北側に「瀬良垣/せらがき集落」があります。この集落の北側海沿いに「ヨリアゲ森」の御嶽があり「瀬良垣ウドゥイガマ」と呼ばれる鍾乳洞で形成されています。1713年に琉球王府により編纂された「琉球国由来記」には『ヨリアゲ森 瀬良垣村 一御前 神名 アフヤマノイベナヌシ』と記され、更に『毎年、四月朔日ヨリ五月中、山留也。然ドモ、公用ニ竹木伐デ不叶故、為作物崇祈之時、仙香・花米五合・麦神酒二器。稲穂祭三日崇之時、仙香・花米五合・麦神酒二器。年浴之時、仙香・花米五合・神酒一、同村百姓中供之。瀬良垣根神ニテ祭祀也。』との記述があります。この御嶽は正月元旦、五月十五日稲穂祭、六月十五日熟穂祭で拝されていました。(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/御嶽のイビ)(ヨリアゲ森/イビのウコール)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森/瀬良垣ウドゥイガマ)(ヨリアゲ森)
2024.02.03
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