親と教師の往来all right日記

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2025.11.30
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カテゴリ: 絵本

気付いたら私が21世紀を迎えた年齢を
娘の年齢が超えていた
20世紀末に考えていた21世紀と
実際に生きているこの時代を比較したら
どんな違いがあるのだろう

絵本の本棚にある真っ赤な表紙の本が思い浮かんだ

司馬遼太郎初の随筆
「21世紀に生きる君たちへ」
この本は司馬遼太郎が小学生向けに書いたもので
21世紀に社会人となった私にとって
自分自身に問いかけられている気がしてならなかった

その中の一節
ーーーーーーーーーーーー

もし、「未来」という街角で、私が君たちを呼び止めることが できたら、どんなにいいだろう。

「田中くん、ちょっとうかがいますが、あなたが今歩いている、二十一世紀とは、どんな世の中でしょう。」

そのように質問して、君たちに教えてもらいたいのだが、ただ残念にも、その「未来」という街角には、私はもういない。 だから、君たちと話ができるのは、今のうちだということで ある。

私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめ の画がたがいに支え合って、構成されているのである。

そのことでも分かるように、人間は、社会をつくって生きて いる。社会とは、支え合う仕組みということである。

ーーーーーーーーーー
田中くんがこの問いに答えるとしたら
どんな答えになるだろう

学校のことで言えば
一人一台パソコンが配られていますよ!
給食は無償化されましたよ!
別室登校(登校支援ルーム)がありますよ!
児童生徒への個別対応ができる様になった反面
先生が足りない学校がいくつもありますよ!

運動会は午前中で終わり
家族でお弁当を食べることも無くなり
家族が応援に来れない子が寂しい思いをしないように配慮されていますよ!

給食は見たことのない献立が増えて
おかしな目玉焼き(牛乳かんてん黄桃入り)
大根ツナスパゲッティ
パリパリサラダ
世界中の聞いたこともない名前の料理
どれも美味しいですよ!

スマホが私たちの生活を便利にする一方で
トラブルや詐欺も増えていますよ!

世界中の誰とでも繋がることができる通信技術のおかげで
日本がどんな国なのか比較して考えられるようになりましたよ!

司馬遼太郎が社会とは支え合う仕組みだと考えた様に
私は学校が社会の支え合う仕組みの一端を担う
重要な場所だと考える
そして教室は多様な子供たちが互いを認め合い
折り合いをつけて受け入れあい
地域の一員として誰かと協働して学び合う
小さな社会だと考える
その中で支援や助言をする教師は
ファシリテーターだと考えている

読書は読後の感想を伝え合うことも楽しみの一つなので
司馬遼太郎の本を読んだ人たちの考えも聞いてみたい

私たちが見ている世界は
ごく限られた世界なのだと考えれば
他の人の意見を聞くことができる様になるし
新たな世界へ繋がる扉が1つずつ増えていく






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最終更新日  2025.11.30 07:00:04
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