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☆にゅ~☆ハリケエン

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マルス@ あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*) あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*) 面白ぃ!! …
マルス@ えぇ~ 続きゎどうなる!? カナリ気になる!!
November 20, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
次の日―――・・・。


僕は結局謝ることができなかった。

そしてみーちゃんからも何も言ってこなかった。


このまま終わってしまうのだろうか?


僕に残された時間は、あと1ヶ月。


1ヶ月で元の学校にもどってしまう。




ココに来た意味がないじゃないか。




「がらっ。」

僕は教室に入っていった。




なんて謝るべきか。


「昨日のは、全部嘘なんだ。」

どうもしっくりこない・・・。
第一信じてもらえるか?

「本当に申し訳ないと思ってる。」

うーん・・・。

「昨日は反対の言葉を言わなきゃいけない日だったんだ。」

・・・・・・・・・・。

「あと1ヶ月だけでいいから仲良くしてくれ。」

男らしくない・・・。


どうしようか?



「うわっ!!!」

僕の目の前に現れたのは、
金髪で、二つ縛りで、両方におっきなピンクのリボンをつけた、

小柄な女の子。

「おはよう!」

「昨日はあまりにも元気がなかったから話ずらかったの・・・。
 ごめんね??」
「謝ることないよ。」
「あ、自己紹介まだだったね!私は亜麻崎美由紀(あまさきみゆき)。
 よろしくね、龍ヶ崎卓志クン。」


みーちゃんと同じ名前・・・。


「よろしく。亜麻崎さん。」
「いいよいいよ、そんなさんづけなんて!
 みゆきって呼んで。」


天使のような彼女は一瞬悪魔を見せた。


「あ、みーちゃんと同じ名前だから呼べないかー、きゃは!」


二重人格っていうやつなのか、よくわからないが、
気分はよく、なかった。

「みーちゃんかー。あの地味っぽい人が・・・。
 きゃはは!おもしろぉい!」
「・・・幼稚園の時呼んでたんだ。」

「へー、じゃあ結構付き合い長いんだね。
 そういえば昨日「冷めた」とか言ってたけど、
 昔はどうだったの?
 あ、太陽みたいだったんだっけ。
 きゃはは、くっさぁい!
 卓志クン詩人になれるよぉ?」

ムカつく、という表現が正しいのか?

怒りと恥ずかしさがこみ上げてきた。

「あれれ?おこっちゃった??
 やめてよぉ?キレないで?」

無邪気な笑顔のまま言う彼女。

「あれ?私の第一印象最悪だったりしちゃう?
 じゃあ、ごめんなさい!」

そうそうその通り。最悪だね。
なにがごめんだよ。

コレから君に逢うこともないだろうに。

「・・・なんか言ってよ?
 龍ヶ崎商事の社長、龍ヶ崎哲史の息子、龍ヶ崎卓志さん?」


なんで・・・知ってるんだ・・・?
そこまで!!


「ちなみに私、なんと哲史様に命じられてあなたを連れ戻しにきた・・・
 っていうか、あなたが着く前に転校してきたんだけど。
 ようするに・・・スパイってやつかな?」

          つづく・・・。





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Last updated  November 20, 2005 05:57:10 PM
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