タノシクイキタイ

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はんな。

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来週火曜日はいよいよ韓国のお盆、チュソクですね。

毎年この季節になると憂鬱で憂鬱でたまらない私ですが、今年は仕事が休めるとあって少し違います。チュソクの嫁の勤めは大変でも、休日で家族と過ごせるのはやっぱりうれしい、と思う。かな･･･？やっぱ微妙。。。

でも日本語づけの毎日から少し離れられるのはうれしいかも。
まだ仕事に慣れなくて、手の抜き方が分からないでやたらと準備に時間を費やしているので･･･。

チュソクを前に、今日３クラスの授業をしたんだけれども、その中でことごとく、日本にもチュソクはあるの？と聞かれ、あるよ、陽暦でお盆というよ、と答えたら、もれなく笑われた。

食器を運ぶ、「お盆」という言葉は、「チェンバン」という韓国語が存在するにもかかわらず、いまだに広く韓国内で使われていて、それを連想してのことらしい。

とりわけ、喫茶店のお姉さん付きのコーヒー配達サービス（道でよくスクーターに二人乗りしているお姉さんを見かける、あれです。）はコーヒーのポットをお盆に載せて、風呂敷で包んで配達するらしく、その印象が強いらしい。（←学生談）ちなみにコーヒーカップを載せるソーサーも「おぼん」というらしい（笑）。

話は変わって、ユウとアイのこと。

以前は、私のすべてが子供のためであったのが、今は仕事ができ、接する時間が減って、すべてではなくなった。少しさびしいし、子供にさびしい思いをさせていないか、ふと、不安になる。答えはまだでない。

こんなとき、もしかしたら、私のほうが子どもよりはしゃいでいるかもしれない。だって、ほんとに歌を歌って踊りたくなるほど愛しくてかわいくてどうしようもないんだもの。

アイは、もうすっかりはいはいを卒業したみたい。いつも立って歩く。まだヨチヨチしているけれど、お兄ちゃんにいつも手を引っ張られて歩く癖でか、ヨチヨチしてるくせに以外と大またで早足。

最近の趣味はずばりごみ捨て。

自分のしていたオムツを丸めてやると、にこやかに私の手から奪い取り、ゴミ箱へ捨てに行く。ぽいっと投げ入れた暁には、私のほうを自慢げに振り返り、自画自賛の拍手。

オムツ以外の紙くずなどのごみも捨ててはひとり悦にいっている。かわいいやつ。そういえば、ユウも同じような時期があったなあ･･･。

そして、最近はかなりこだわりも出てきた。たとえば、さっきまでおいしそうに食べていたものでも、少し気に入らないことがあると、もう頑として口を開かなくなる。ひどいときはスプーンとフォークを床にたたきつけ、テーブルの食器を手でなぎ払う（！）

このヒステリー、いったい誰に似たんでしょ。（ダンディー曰く、はんな。ちゃんにきまってるでしょーが。）

ああ、これから魔の二歳児へと突き進んでいくのね･･･。天使のようだった日々よ、さらば・・・。

その魔の２歳児を脱出しつつあるユウは、言いつけに対して「はい！」というお返事ができるようになって、お母さんはとっても気持ちが良い。

力も強くなって、アイを抱っこして運ぶことまでできるようになった。

最近のお気に入りは、エノコロ草。別名猫じゃらし。

緑の元気なのだけならまだしも、半分ぐらいは茶色くかれてしまったもの。車の座席をこの前見たら、エノコロ草の種がいっぱい落ちていた。ユウ君、あなたは小鳥かなんかですか？

そして、自分のものだと思おうとなんでもズボンのポケットにしまいこむ。

そういうわけで、洗濯機の底からは、いつもわけの分からんものが発掘される。
エノコロ草や、小枝、ナツメの実、小石、キャンディー、おもちゃの自動車、積み木、消しゴム、紙粘土、などなど･･･。

お兄ちゃんらしくもなってきた。

二人の真剣さが、かわいくて、ついそのまま見守ってしまう。

そうそう、ユウはますます韓国語が達者になってきた。

これは韓国語で○○って言うんだよ、なんて私が教えてあげようものなら、「しってるよお！」と、口を尖らせる。あ、でもたまにほんとは知らないときもあるみたいなんだけど、そこはプライドの問題らしい。
一丁前の口ぶりがおかしい。

一昨日、ユウが絵を描いてくれた。

横から見た動物の絵。頭と体と４本の足と尻尾がある。頭にはちゃんと笑った目二つと口。これなーに？と聞いたら、牛。とのお答え。

しっかり描けるんだなーと感心してみていたら、おしりの、足と尻尾の間にさらに２本、足のような線を書いた。？？なんだろう？

さらに彼は、おなかの下の、足２本と２本の真ん中に、四角くて短い足のようなものを書き足した。
？？？ますますわからんくなって来たぞ。

そして、その四角いものの下に小さな足のような突起を二つ付け加えた。？？？？？私の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいに。

さっきはすごく完璧な牛だったのに、なんでこうなるの？？

そんな私の心中を察したのか、彼は手短に解説してくれた。

「これはウンチとおしっこ！これはおっぱーい！！！」

そ、そうか･･･。恐るべし、幼児の観察力。

さらに、背中に模様を書き足し、顔の下にお皿に載ったまんまを書いて、完成。

ushi