歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2008.03.23
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テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 短歌
 ♪ ねむらざる冬のいのちの営みに秘めたる紅を咲かせむさくら


 木々は冬の間決して眠っているわけではないんですね。


 草木染めでは桜の木を使って染める場合、花が終わった木では染めることが出来ないのだそうです。花が咲く直前の、幹全体に蓄えられた「花のいのち」そのものが色素となって布を染めるという。

 「NHK短歌」でこんな歌を知りました。
 「蕾やや含(ふふ)みそめつつ日のさせば幹くれなゐにけぶらふさくら」
                          高嶋健一
 桜が咲く前の蕾の恥じらいを含んだ気配。日差しを受けて華やいでいく幹。

 特に花が咲く直前のさくらには何とも言えない色気を感じます。





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最終更新日  2020.06.11 17:01:46
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
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