昨夜、定年で退職する人の送別会があった。
成り行き上、歳の話になる。周りの年配の人に聞くと、自分よりも若いという意外な答えが返って来た。そう思っていたのは自分だけかもしれないが、年上だと思っていた人の何人かが自分よりも年下だったというのはどういうことだろう。
自分の気が若いことからくる錯覚だろうか。実際に、随分若く見られていたらしいことが先日分かって、嬉しいのか悲しいのか複雑な気分になった。私を40代だろう50を超しているのか、と聞くその人は、私と同年代かと思っていたが、一回りも上だと判明。
人の歳は本当に分からない。
「女の顔は領収書、男の顔は請求書」と作家・藤本儀一は言った。
「男の顔は履歴書」と言ったのは大宅壮一で、”それではきれいごと過ぎると”藤本儀一は「男の顔は請求書」と捻った。
みんな顔に出るということだから、いい年こいて若く見られるというのは男にとっては悲嘆すべきことなんだなぁ。大した苦労もせず修羅場を潜って来た訳でもないのだから、披歴するほどのものが顔に出ないのは仕方がないか。
滋味を湛えた深い皺と鋭さの中に慈愛に満ちた瞳を持ち、堂々とした立ち居振る舞いの男。自分はともかく、最近はそういう男にはお目に掛かれなくなった。
まあそれはとも角として、身体年齢は若い方がいいに決まっている。最新式の体重計が我が家にも入って、体脂肪率やら体組成年齢なるものが測れるようになった。
それによると、吾が「体組成年齢」は56歳と出た。「バランス年齢」なるものも52歳と、実年齢より低く出て気を良くしている。やせ型でどちらかと言えば骨は細いので、筋肉レベルと骨レベルが低いのが問題。
しかしその分、体脂肪率14.6%、BMI19.5、内臓脂肪6、皮下脂肪12.0%と全体的には上々の値だ。
これで血圧と尿糖に問題が無ければ最高なのだが、そうは問屋がおろさない。その辺りは歳相応なのだから複雑だ(#^.^#)。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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