野菊は、平凡な庶民の真面目でけなげな姿をイメージさせる、素朴で控えめな花。どこにでもあり、誰も気にとめないような雑草に近い植物だ。
「ノコンギク」は「ヨメナ」に良く似ていて混同されることが多いらしい。ただし種内の変異は大きく、同種とされるものにはかなり見かけの異なるものがあるという。
「ヨメナ」は時に野菊の代表とされ、辞典等では野菊をヨメナの別称とする例もあるぐらいだ。
「ノコンギク」との違いは、ヨメナの種には冠毛がないこと(花期が終わった花序があれば一目でわかる)と、葉の両面に毛があることで、ほぼ無毛のヨメナとは異なることが分かるという。しかし、それもかなり微妙で、混同されるのは仕方ないらしい。
判別のポイントは、葉の手触りと冠毛の長さにあるようです。ノコンギクの葉はざらざらしているのに対し、ヨメナの葉はつるつるしている。ヨメナは「嫁菜」のことで、食用になることからもよく分かる。
家のカミサンも野菊みたいな人だ。控えめで地味で古風なところがある。しかし、芯はきついところもあって、私は自分を恐妻家と称してるぐらいだ(笑)。
「嫁菜」というより、どちらかと言えば「野紺菊」の方で、食用にするにはちと舌触りが良くないかもしれない。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
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