
左から、ケリィ宇宙飛行士、パーダルカ宇宙飛行士、カルニエーンカ宇宙飛行士
米ロの宇宙飛行士2人「スコット・ケリィ宇宙飛行士とミハイール・カルニエーンカ宇宙飛行士」は、国際宇宙ステーション(ISS)に通常の2倍の1年間滞在し、無重力状態や放射線が人体に与える影響などを調べるという。打ち上げの約8時間後には、宇宙飛行士たちがISSに合流。ISSには、2014年11月24日から3人が搭乗している。5月下旬から半年間は、日本の油井亀美也宇宙飛行士も合流することになっている。
NASAのスコット・ケリー氏には、元宇宙飛行士で一卵性双生児の兄弟がいる。NASAは、ほぼ同じ遺伝情報をもつ2人のDNAを比べ、宇宙空間での遺伝子の発現の違いや健康や老化への影響などを詳しく調べる。(弟のマーク・ケーリー氏はスペースシャトルで4回飛行した経験を持ている。)
飛行士の宇宙滞在は1990年代にロシアの宇宙ステーション・ミールで約1年2カ月の記録がある。ISSでの滞在は半年が原則で、1年滞在すれば米ロともに過去最長となる。
また、ISSには常に緊急帰還用にサユース宇宙船が係留してあるため、万が一体に何かが起きたとしても、すぐに地球に帰ることは可能だそうだ。
その成果は、NASAが2030年代に計画する火星有人探査などに役立てるのだという。
今回のミッションでは、宇宙滞在中の2人の睡眠パターンの調査や、頭蓋骨の内部の圧力の変化の調査、代謝の変化を通じたストレスや免疫機能の調査、運動活動を通じた身体機能の調査、体にいる微生物の調査などが実施され、地球への帰還後もさらに調査が続けられるという。
将来、人類が火星や小惑星、さらに先の星々に向けて旅立つとき、年単位の宇宙滞在は避けては通れない道。ミッションの内容かにもよるが、有人火星探査の場合500日間は宇宙船に乗って宇宙を航行する必要があると想定されている。
ああ、想像しただけでも発狂しそうになる。この狭い宇宙船に1年間滞在するなんて、同じ人間がやることとは思えない。彼らはきっとサイボーグか異星人なのだろう。
花の香りやむせ返るような新緑も、川のせせらぎや潮騒、鳥のさえずりや虫の声もない広漠とした宇宙空間に、ただただ漂って1年を暮らすなんて。
どんな環境にも順応できるというのが高等動物の優れたところ。宇宙空間、月でも火星でも人類はきっと生きていけるのだろう。無いものを求めず、有るものを最大限に活かして、哲学的な精神を持って生きていくのだろう。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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