絹川が鬼と変わりて霍乱す何を怒るか鬼怒川 悲し
今回もダブル台風が大誘因となって、線状降水帯という形で次々と大雨を降らせたのが原因らしい。南北に流れる鬼怒川の広い(長い)エリアの上に、長時間にわたって次々と降ったのですから堪りません。
NHKのTV画面
6時間後
台風18号から変わった温帯低気圧が日本海に下がって来た寒冷渦と合体して居座り、太平洋を台風17号が北上。左回りの低気圧に乗って南からの湿った空気が北上し、東からも17号の左回りの風に乗って湿った空気が吹き込んだ。
その暖かい空気同士がぶつかって上昇気流となり積乱雲が次々と発生。それが南風に乗って北へ北へと流れたらしい。専門家は「これほど広範囲に線状降水帯ができるのは珍しい」と話しているとか。通常の積乱雲なら1時間程度で消えてなくなるものが、帯状のままで1日以上雨が降り続いた。
関東から東北まで県をまたいで東西200キロ、南北500キロにわたり、通常は積乱雲が並ぶのは1本だが、今回は3本、4本の帯が同時に形成されて重なり合うことで、広範囲に長く雨が降り続いているのだという。
線状降水帯
今日も東北から北海道にかけて同じような状況が続く恐れがあり、厳重な警戒と注意が必要だ。
自宅の隣にある畑の様子を確認し始めた時、流れてきた水にのまれた。近くの電柱に必死につかまるが、水位は増し、すぐに腰あたりまで達した。
気づくと、妻(60)がいるはずの木造2階建ての自宅は流され、隣の家にぶつかっていた。周囲の家も、次々に流されていく。
数メートル先の車の屋根の上には、長男(25)が避難していた。「大丈夫かーっ。こっちに来い」。長男は「大丈夫」と返してきたが、上流から来た流木のようなものが車にぶつかった瞬間、あっという間に車ごと流された。助けようにも、水の流れが強く、一歩も動けない。「俺ももうダメか」と思いながら、流された時につかまるための流木を足元に挟んでおいた。
流れてくるゴミや木を払いのけていると手のひらが切れ、血がにじんだ。すねには流木が何度もぶつかり、無数の切り傷ができたが、痛みを感じない。上空をヘリが舞うようになると、何度も何度も手を振った。午後3時過ぎに、ようやく自衛隊のヘリに救出された。
避難場所の市内の体育館では、自宅ごと流されたはずの妻が先に救助されていた。長男も救助されてつくば市内の病院にいることを、駆けつけた兄から伝えられた。2人の無事を知った坂井さんは「良かった」と目をうるませた。(朝日新聞デジタル版 遠藤雄司)
鬼怒川は、もともと江戸湾に注いでいた利根川が、徳川家康の利根川東遷事業により東遷され鬼怒川に近い流路に付け替えられ、鬼怒川は利根川に注ぐ河川とされたらしい。
江戸時代までは毛野国(栃木・群馬の旧国名)を流れる「毛野河」、あるいは穏やかな流れを意味する「衣川」「絹川」と書かれたが、近代になって鬼怒川の文字が当てられるようになったのだとか。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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