歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2018.03.07
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カテゴリ: みそひともじ

♪ きっぱりと飛行機雲の陽に冴えて何かが生れる気のする午後だ





 久し振りに朝のウォーキング。6時45分に家を出た。さすがに3月ともなれば、風が強いもののそう寒くは感じない。紅白の梅が咲くパークロードに人影は意外に少なく、挨拶を交わしたのは10人ちょっと。
 そんなに早い時間でもないのにまだ冬の気分が抜けきらず、遅めの散歩を決め込んでいるのかも知れない。

 階段を走って登るのを続けていて、駅の前の一段飛ばしや秋葉神社の120段も一応クリア。しかし、この神社の階段には最近、中央に手すりが付いてジグザグ登りが出来なくなった。そのせいか、最後の10段がやっとのこと。体力が劣ったせいなのか、ジグザグ登りが出来ないせいなのか判断できない。


5日前の景

 コースの後半過ぎたところにある中学校の裏にも30段ほどの階段があって、それも走って登った。そのくらい体調はいいので、先の階段は、やっぱりジグザグ登りが出来ないせいらしい。体は正直だ。

 その中学校へ、手ぶらで登校する学生たちとすれ違った。何故だろうと思っていたら、昼のニュースで、昨日は公立中学の卒業式だったことを報じていた。泣いている子が何人か映って、”自分たちの時そんな奴いたっけ?” と訝ったりする。カミさんも同じことを言っていたので、私だけでもなさそうだ。

 聞くと、保育園の卒園式でも号泣する親がいるらしく、保母さんまで(もらい泣きなのか)が泣いてしまうらしい。時代が変われば人も変わるということか。
 ペットロスにしても昔はあまり考えられなかったことで、感受性が良くなったのか人間が柔くなったのか、よく分からない。戦争のない平和な時代が続き、豊かになった精神が繊細な方に振れているのかも知れない。



保育園用の袋類が出来上がった。靴入れ、登園用の袋。コップ入れ、着替え入れの袋

 卒業するものもいれば新入生もいる。春は新陳代謝の季節でもある。保育園に今春から入る孫は、日に日に活発になっていき、口も裏を返すようなセリフを吐いたりする。気に入らないとふてくされることもあり、”ああ、成長してるんだなあ” と思うことしきり。



鋼板の塀の奥、新築の民家風の設えになっている。近い内にオープンするのだろう。

 若い成長の反対側には、当然ながら終活を迎える人たちがいる。こんな見慣れない看板と建物が目に入った。最近できたもので、自然葬を行っている会社のものらしい。今注目の散骨を前面に出している、この地域では多分初めてのものだろう。
 先日も ”義父が高山のどこかに散骨してほしいと言っていた” などとカミさんと話していたところで、興味と関心があるものには自然に目がいく。私たちも、その時はそんな風にしてほしいと思っているので、尚更ではある。




 飛行機雲は長くは尾を引かず、この日の空は殊のほか湿度が低いらしかった。「爽快」という語がピッタリの弥生の空だ。






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最終更新日  2018.03.07 08:03:59
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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