歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.08.05
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カテゴリ: 驚いたこと

♪ いつしらに入り込みたる野良猫の動物園のごとき坪庭



 驚くことが息子の家でも起きていた。入れるはずがない「玄関の坪庭に子猫が3匹いる」と、息子から電話が掛かって来た。
 “誰かが捨て猫を置いていった!?” でもどうやって入れた? ガレージから出入りする扉があるが、それを知っている人はいないはずだし、いたとしてもごく限られている。


このどこかに3匹の子猫が・・
 それで昨日、猫好きのカミさんはさっそく観に行くことに。その謎が気になって、私も同行した。

 玄関からガラス越しにみてもよく分からない。瓦の下に潜り込んでいるらしい。しばらくすると出て来て3匹バラバラになって、もの影に隠れて見えなくなった。

 ガレージからの扉を開けて中に入ってみる。

 いたいた。もう一匹は岩の奥に入り込んで見つからない。生後2週間ぐらいだろうか。



 いろいろ推理してみる。坪庭には、屋根を大きく突き出ている樫の木があってそこを伝って入って来たと考えられる。親猫が他所で生んだ子猫を1匹づつ咥えて、木を伝って運び込んだと考えるのが一番妥当のようだ。



 ガレージの隣には隣家のブロック塀があって、そこへ上がって柱をよじ登れば屋根の上に上がれる。


 右の樫の木から坪庭へ下りられるとしても、よくぞこの場所を見つけたものだ。
 この話にはまだ先があった。親猫が来てお乳をやっているというのだ。これまたビックリ。
 ホームステイに来ているアメリカ人のマークが撮った写真を見せてもらった。彼は、この坪庭のすぐ隣にある部屋で寝起きしていて、夜中に猫の鳴き声を聞いている。


子猫がお乳を吸っている。
 いい場所を見つけたものの、ガラス張りで丸見えだ。そこまでは気づかなかったのだろうか。カメラを向けられ、みんなに見られている状況を知って、ちょっと怯えている様にも見える。


 坪庭側からはこんな感じによく見える。マジックミラーにでもなっていればいいんだろうけど、子猫は良いとしても母猫の方は気が気じゃないだろう。


 この状況が心配になったとしても、せっかく見つけた安全な場所だ。おいそれとは移動できないだろう。

 この坪庭には石亀の「亀吉」も飼われている。その亀吉の水があまりにも汚れていたので、ついでに洗って水替えをしてやったた。この時まで、気を使ってだれも子猫のいる所へ入ってはいないようだった。

 甕から出た亀吉と子猫が一緒になって遊ぶようになるかもしれない。



 子猫にとっては、人間に慣れるチャンスになって良いのだろうが、親猫は人間が入ったのを知って警戒しているかもしれない。


ガラス越しに坪庭の中を観察できる。
(左の方のガラスに小次郎が映っている)
 これじゃあまるで動物園だ。
 日本語を勉強に来ているマークも、「いらっしゃい、いらっしゃしますか」なんて冗談を言っていた。

 子猫の引き取りてを探さないといけないが、その前に親猫がどこかに運び出してしまうかもしれない。しばらくは様子を見ることになる。

*追記
 案の定、子猫の姿は見えなくなったらしい。危険を感じてどこかへ連れて行ったようだ。良かったような、残念なような複雑な心境ではある。






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最終更新日  2024.08.10 15:08:20
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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