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リピーターが多いらしく、SNSなどでは「◯回目の鑑賞」を「◯宝目」などと表現するらしい
私も先日4回目の鑑賞をしてきました
前回はいつもの映画館ではなかったので、こちらの映画館には3ヶ月ぶりでした
いつもガラガラな映画館な為か、『国宝』は先月から1日1回の上映になっていました
その影響もあるのでしょうが思いの外混み合っていてびっくり
上映時間直前だった事もあり、チケット購入時に両隣が空いている席は前方2列しか無かった
迷ったけれど、やはり見やすいのは後方なので、最後列中央の一つ空いていた席をゲット(こういう時1人は楽)
来場者は平日昼間という事もあり、年齢層高め
年配の女性グループ、年配のご夫婦(と思われる)がほとんどで私のように1人で来ている人はあまりいないみたい
話している内容を聞くと、既に見た人が友達を誘って来ているという方もいました
私も4回目なので落ち着いて観ることができました
今回感じたのは
物語の始め、立花組の新年会の場面で花井半次郎に「長崎にも達者な芸妓さんがいる」と息子の舞台を褒められた立花夫婦の少し照れた、でも誇らしげな表情が良かったです
(宮澤エマさん演じる継母のマツのドヤ顔が可愛かった)
春江が喜久雄のプロポーズを断った翌朝、帰っていく喜久雄を送り出した後一人で泣いていたのは、喜久雄の「一番」は歌舞伎で結婚してもそれは変わらないであろう事
自分は喜久雄の「一番」にはなれない事が分かっていたからなのかな
映画では描かれていませんが祇園の芸妓藤駒(原作では市駒)さんが綾乃を産んだ時にも、芸妓を続けたいからと喜久雄との結婚は拒んでいるんですが!それもやはり同じ理由だったのかもしれません
「曽根崎心中」のお初で初日、やりきった喜久雄はお芝居の世界に入り込んでいて、危うい
多分その後段々とその状態が進行していったのでは
干されているときやドサ回りの間はそれどころではなかったから進行もストップしていただろうが…
最後の「鷺娘」では観客もいない舞台に立つ喜久雄の姿が描かれていましたが、あれは喜久雄の中から舞台以外のせかいが消えてしまったことの現れ?
帰って来られないのではないかと怖くなる
やはりもう一度見に行かなくては
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