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2018/07/23

「ASD傾向あり」の診断

テーマ：大人の発達障害(186)

カテゴリ：病気・体調・メンタルヘルス

「ASD傾向あり」の診断を受けた。

診断には、AQ検査をやった。
前回の通院時に検査をしたいと申し出て、会計時に検査用紙をもらい、家で記入。今日の通院で、受付時に記入した検査用紙も提出し、診察の時に「ASD傾向あり」の診断が出た。
とってもスピーディー。
ちなみに保険が適用される。

この検査で、難しいと感じたことがあった。
自分の感覚・こだわりなどについて、実は相当特異であったとしても、本人がそれを自覚せず普通のことだと思っていると、この自己申告制の検査ではASDと診断されない。
私は「普通の感覚」になったことがなく、昔からずっと「こんなもん」だったので、特異である自覚がなかった。
そんな訳で、記入する時は、一番身近な家族である主人に何度か確認しながらになった。

AQ検査は、確か以前にもやっている。その時はASDの診断は出なかった。
今回、改めて検査を申し出たのは、そういう特性を自覚できてきたからだし、検査に反映できた。
そういう意味で、前にやっていても、改めてやって診断結果が変わる人は少なくないだろう。

さて、診断を受けて。

そういう結果が出て良かった、という気持ちもあった。
もうムリしなくていい。ガマンしなくていい。頑張らなくていい。そんなお墨付きをもらったように思った。
一方で、もっと強烈だったのは、これまで健常者のやり方に従うよう強要させられ続けたこと、相当のムダでしかないことをさせられて疲弊させられたこと、その結果としてうつ状態になっても健常者側からはフォローも謝罪もないこと。そんな恨みのような思いで、しばらく頭がいっぱいになった。
発達障碍の特性を理由に凄惨ないじめに遭ってきたので、フラッシュバックのようなことが起きたのかもしれない。

とにかく、改めて、どうして生きているのか分からなくなった。
やっぱり死ななきゃいけないんじゃないかと思った。

１日落ち込んでから、診断名を受容しつつある。

やっと最近、人との距離感が近すぎることが判ってきた。
一般的な人付き合いが下手というのではなく、むしろ人付き合いが上手いようで、いきなり仲良くなってしまうらしい。
それで、いわゆるおかしな人や相性の悪い人とも、私にとっての本来の適切な距離を置けない。近寄られ過ぎる。それで、私にとっては絡まれたりなどの不快な言動を、あらかじめ回避することが、できていないようだ。
今後、まずは警戒を心掛けよう。

また、こだわりが強い。

かなり落ち込んでいたものの、少しは浮上できてきてるかな。

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