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2022/06/28

聴覚過敏とエンジン音

テーマ： HSP(32)

カテゴリ：病気・体調・メンタルヘルス

引っ越して早や４か月。
新居は行き止まりに建っている。
西に広い駐車場があり、利用している車は４台。その利用者以外に、うちの前の私道を利用する人はいない。
静かな暮らしが送れる、はずだった。

一つは、その利用者や関係者が、車のエンジンを掛けっぱなしにする人たちだった。
もう一つは、隣家が介護業者を利用されていて、その介護業者や役所の人などのエンジン掛けっぱなしがやたら多い。

最初、何の音か分からなかった。
分からないまま、凄まじいイライラ。
具合が悪くて眠っていても、そのエンジン音で起こされることが、何度もあった。

「エンジン掛けっぱなし止めてください」
何度も申し入れた。
何度も何度も申し入れるうち、凄まじいイライラがどんどん悪化。

人を殺す時は、こんな精神状態なのだろうか。
無差別殺人を、こんな精神状態でやってしまうのではないだろうか。
そんな凄まじいイライラをムリヤリ抑え込んで、
「エンジン掛けっぱなし止めてください」
私は今、凄まじい形相かもしれない。
相手の出方次第で、相手を殺すかもしれない。殺すような心神喪失になるかもしれない。

これも私の病気？
自分が怖い。そのことが苦しい。

昨日の通院で、主治医に相談した。

「エンジン止めてくれと何度でも言う。１回では理解してもらえないかもしれない。それなら３回でも５回でも言う。10回でも言う。溜め込んで潰れたり爆発したりする前に、なんなら会社に言う。介護業者なら分かってくれるだろう」
「人を殺すかもしれない苦しい状態のまま、冷静さを保って言う。その苦しみごと伝える。
そうやって、あなたが暮らしていく環境を、自分の力で調えましょう」

やっぱり、薬で良くなるとかはないのね。

ベクトルを自分だけに向けないこと。
そして、エンジン音が気にならない人に、あなたが合わせようとガマンするのはダメ」

薬や手術で自分をなおすことはできない。
全てを相手に委ねる。
相手次第でしかないことで不安でしかないけれど、仕方ない。
何度も何度も何度もお願いしていこう。

私が精神障害者であることを理解してもらう必要はない。
HSPや感覚過敏や聴覚過敏を理解してもらう必要もない。
エンジン掛けっぱなしを止めてもらうだけのこと。
難しいのは、相手を信じること。

もしかしたら、これは新しい課題なのかもしれない。

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