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2015.09.29
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0178 13日の金曜日

『13日の金曜日』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  マーカス・ニスペル
・脚  本  ダミアン・シャノン、マーク・スウィフト
・製  作  マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、
       ブラッド・フラー

【キャスト】
・クレイ……………ジャレッド・パダレッキ(内田夕夜)
・ジェンナ……………ダニエル・パナベイカー(佐古真弓)
・チューウィ………アーロン・ヨー(宮下栄治)
・ウィットニー……アマンダ・リゲッティ(樋口あかり)
・トレント…………トラヴィス・ヴァン・ウィンクル(佐藤銀平)


『13日の金曜日』ウラ面

【仕  様】
・型  番  PPA 114511
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ(パラマウント映画)
・原  題  13TH FRIDAY
・収  録  本編 97分
・音  声  1.オリジナル(英語) 5.1ch サラウンド
       2.日本語吹替 5.1ch サラウンド
・字  幕  1.英語字幕、2.日本語字幕、3.吹替用日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、DVD、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向け

・字幕翻訳  菊地浩司
・吹替翻訳  中村久世
・吹替演出  箕浦良平
・発 売 元  パラマウント・ジャパン株式会社
・映像特典  1.新生ジェイソン

       3.削除シーン

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :凍りつく恐怖!

本作品のポスターを見た時、てっきり「ジャレッド・パダレッキが“ジェイソン”なんだ」と思っていた。そういう体格だった。(笑)
DVDのジャケットは、このポスターそのまま。(レンタル版は、かなり趣きの異なるデザインになっている) 雰囲気がいいデザインだ。
ウラ面は、コラージュされた本編画像をナタの切っ先が切り裂いているデザイン。やろうとしていることは理解できるが、高度でシンプルなオモテ面と較べると、幼稚だ。もっと端正なデザインにして欲しかった。
ちなみに、ピクチャディスク。でも、ジャケットと同じ画像が使われている。工夫がないなぁ。(苦笑)

『13日の金曜日』ピクチャディスク

【感  想】
「毎日が13日の金曜日」

製作マイケル・ベイ、監督マーカス・ニスペルによる『13日の金曜日』のリメイク版。
主演のジャレイド・パダレッキはTVドラマ『スーパーナチュラル(SN)』で慣れ親しんだ役者さんなので好意的に評価したいところだが、『13金』のファンとしては、驚くほどつまらなかった。(汗)

ストーリーは、前シリーズの前期(5作目くらいまでか?)を継ぎ接ぎして仕上げたような内容だった。だから、観ていても常に既視感がつきまとう。これには閉口した。

また、『13金』のイメージを決定づけていた音楽(音響効果?)も、ほとんど用いられていない。ホッケーマスクを着ける場面と警官が山荘に到着した場面くらいだろうか。

リブート作品だから、過去作を解体して再構築するのは理解出来る。灰汁や澱みを捨て去り、純粋なものだけを残したい。創造的な仕事をする人たちなら、そういう欲求に突き動かされるだろう。
けれど、映画製作はビジネスだ。観客が観て、初めて成立する芸術。個人的な欲求だけでは、作り得ない。黒澤明監督ですら、製作環境を整えるのに苦労したと言う。

マーカス・ニスペル監督は、本当にこういう作品に仕上げたかったのだろうか?

こんなはずではなかったと思ってはいないか?

ダイジェスト版のようなストーリー展開に面白みは感じられない。せっかくの題材だ、監督として、オリジナリティを出したいと言う欲求はなかったのだろうか? 私には、それが不思議でならない。

映像や音楽は新しくなっても、ストーリーが昔の焼き直しでは、意味がない。
ファンとしては、映像や音楽は昔のままでも、新しいストーリー展開を見たいと思うのだ。

主人公のクレイを演じるのは、ジャレイド・パダレッキ。『SN』の“サム”のイメージが強くて、いつ兄貴の“ディーン”が飛び出して来てジェイソンと戦うのかとドキドキしてしまった。(笑)
ご丁寧にも、日本語の吹き替えは、サムと同じ、内田夕夜さんだった。
クレイは、行方不明になった妹のホイットニーを探しにクリスタル・レイクにやって来るという設定。

ホイットニー役は、アマンダ・リゲッティ。TVドラマ『The O.C.』『メンタリスト』に出演しているらしい。どちらもオンエアを“ながら”見をした程度なので、気づかなかった。
アマンダは、或る理由から生き延びるのだが……。

金持ちで狭量の彼氏に嫌気がさして、クレイの妹探しを手伝うジェナを演じたのは、ダニエル・パナベイカー。『ザ・ウォード/監禁病棟』や『クレイジーズ(2010)』に出演している。すっかりホラー映画づいているが、ディズニーチャンネルのTVMで人気が出た方なので、愛らしい顔立ちをしている。

ジェイソンを演じたのは、デレク・ミアーズ。
歴代のジェイソンの中では、一番説得力のある体格と演技だった。もし、シリーズが再開するのなら、彼に続投して貰いたい。

映画は、製作会社やプロデューサの意向も絡んで、必ずしも監督さんの思惑通りに行かない。どうしたって、雇われ人の悲哀がつきまとう。
マーカス・ニスペル監督は、本当は、どんな『13日の金曜日』を撮りたかったのか、一度聞いてみたい。

インタビューを見ると、マーカス・ニスペル監督と、脚本家や他のスタッフ、キャストとは、どうも温度差が大きいような気がする。手慣れたスタッフの仕事ぶりやキャストの熱演とは裏腹に、監督さんの熱意は低かった。

思うに大作でない方が、監督さんは自由に撮れる。毎日が13日の金曜日みたいで、楽しかっただろうなぁ。(笑)
やっぱりオリジナルだよなぁ。

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Last updated  2015.09.29 06:23:12
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