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2018.09.01
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1246 トランスフォーマー TWO-DISC SPECIAL EDITION


※アウターケース表面

【スタッフ】
・監  督  マイケル・ベイ
・脚  本  ロベルト・オーチー
       アレックス・カーツマン
・ストーリー ジョン・ロジャース
       ロベルト・オーチー
       アレックス・カーツマン
・原  案  ハズブロー社のトランスフォーマー
       アクション・フィギュアに基づく

       トム・デサント
       ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
       イアン・ブライス
・製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
       マイケル・ベイ
       ブライアン・ゴールドナー
       マーク・ヴァーラディアン


※アウターケース裏面

【キャスト】
・サム:シャイア・ラブーフ(小松史法)
・エップス軍曹:タイリース・ギブソン(山野井仁)
・レノックス大尉:ジョシュ・デュアメル(矢崎文也)

・マギー:レイチェル・テイラー(林真里花)
・シモンズ捜査官:ジョン・タトゥーロ(チョー)
・ジョン・ケラー国防長官:ジョン・ヴォイト(平野 稔)


※ジャケット表面

【仕  様】
・型  番  PPF 112981( 2枚組)

・製 作 国  アメリカ
・原  題  TRANSFORMERS
・発 売 元  パラマウント ジャパン株式会社
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  松崎広幸
・吹替翻訳  岸田恵子
・吹替監修  ----
・吹替演出  三好慶一郎
・日本公開  2007年 8月 4日
・リリース  ----
[DISC 1(本編)]
・収  録  本編 143分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語) 5.1chサラウンド
       2.日本語吹替 5.1chサラウンド
       3.音声解説 (英語) ドルビーサラウンド
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.吹替用日本語字幕
       4.音声解説 (日本語字幕)
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向け、
       セル専用
・映像特典  マイケル・ベイ監督による音声解説
[DISC 2(特典)]
・収  録  特典 138分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語) ドルビーデジタル
         ステレオ
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向け、
       セル専用
・映像特典  1.人類の世界
       2.ロボットの戦い
       3.目に見える以上の力
       4.予告編


※ジャケット裏面

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----


※取り扱い説明書1


※取り扱い説明書2

アウターケースのDVD2枚組仕様。メジャーらしくコストの高い作りだ。(アウターケースのデザインが、廉価版ではジャケットになっている)
表面は、地球を背景にオプティマス、バンブルビー等の主要なロボット3体の顔とタイトルを挟んでサムやレノックス大尉などの主要キャスト3人が描かれている。こちらは都会の俯瞰図が背景になっている。手が込んではいるが、“動き”に乏しい。それに、顔だけってのもねぇ。(汗)
裏面は、キューブを高く掲げたサムの画像を中心に、印象的なシーンの画像が配置されている。うん、こちらは悪くない。
ただ、不思議なことに、こちらも“動き”が乏しい。本編ではウルサイくらいにトランスフォームしていたのに、どうしたことだろう。やっぱり、「デザインが失敗している」ってことなんだろうなぁ。(苦笑)


※本編ディスク


※特典ディスク

【感  想】
「子供向けの超大作の意味」

贅沢な子供向けの映画だ。ある意味で「スゴいなぁ」と感心してしまった。内容的には“のび太と恐竜”の映画と大した違いはない。それをここまで超大作に仕上げるとは! 恐るべし、ハリウッド映画!

とは言え、正直なところ、もう少し大人向けの映画を期待していた。まぁ勝手な思い込みに過ぎないのだけれど……。もともとアニメは子供向けだし、スティーブン・スピルバーグ×マイケル・ベイだからと言ってハードSFを期待する理由はない。
諸星大二郎さんだったか、地球に帰還した宇宙飛行士が未知のウィルスに侵され、次々と金属と融合し続ける、という漫画があった。垣間見た予告編の映像から、私は勝手にそんな物語りだと思っていたのだ。

それに、レコード店のポップに“今世紀最高の傑作”という文句を見た。店員の手書きだ。これを見たら誰だって期待するだろう。確かにCGの出来映えはスゴイ。「これでもか!」ってくらいに怒涛の描写をしてくれる。サービスカットの大盤振る舞いだ。それだけでも爽快感を堪能できる。
しかし、それ以外のドラマの部分が全くダメだった。“子供向け”という以前に幼稚すぎるのだ。

そう言えば、観ている最中に幾度となく映画『トップガン』を思い出した。あの映画も、音楽と戦闘機の飛行場面は素晴らしかったが、ドラマの部分はてんでイケなかった。当時、LDから不要な場面をカットして録画し、環境ビデオとして流しっぱなしにしていたっけ。(あくまでも個人としての楽しみですので、念のため) 本作も同じだ。ドラマの部分になると途端に腰砕けになってチープになる。なにしろ登場人物が皆、幼児なみの思考なのだから。
“何度も観たいとは思わない”が、“バルキリーのように変形するシーンは何度も観たい”――、本作の評価はそんなところだろう。

ある面では、マイケル・ベイ監督のアクション映画って、どの作品もメロドラマというか演歌のノリだ。『アルマゲドン』然り、『ザ・ロック』然り。特撮やアクションを除いてしまうとベタな物語ばかりだ。やっぱりハードSFはムリだな。

正直、どんなにCGが凄くても、レコード店の店員のように無邪気に褒め称えることは出来ない作品だと思う。私としては常に既視感がつきまとうのもマイナスだ。何よりもこんなにしてまで子供向けの作品を作る意味はあったの? そういう疑問が残る。スピルバーグが絡むと、良い素材が片端からダメされるような気がするのは私だけだろうか。(溜息)

子供に媚びず、大人におもねることのない毅然とした作品が観たいなぁ。(笑)





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Last updated  2018.09.01 15:54:59
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