ヒーローテニス

中学校はテスト期間に入り、部活は休み、

ヒーローのレッスンは 11 日までコートが使えないから休み、

何も無い休みと思った

何もしなければ、何も残らないって咄嗟に考えた

火曜日の夕方、突然キャンプに行こうと思い、準備して

１８時のバスに乗った、

キャンプ場に着いたら、暗くなり始めていたので

急いで、小さなテントを組み立てた、

中は、 180 × 120 ｃｍで、荷物を置いた隙間に

ギリギリ寝れるかな？

次に食事の準備、簡単にお湯を沸かしてラーメン

所が暗闇で、どんだけ水が入っているかもわからない、

湧いた所で、もやし一袋とビーフシチューを投入、

味は？暗闇では味も分からない、上手くも無く、不味くも無い

取り合えず、お腹はいっぱいだ、

空を見上げれば満天の星空、北斗七星とさそり座しか知らない

だけど、こんなに星を見たのは何十年ぶりだろうか？

テントに入り寝ようと思ったら暑すぎる

外に毛布をひいて、星空を見ながら寝れるなんて幸せ、

そう思ったのもつかの間、砂の上は寝苦しい、

3 時間ぐらい空を見上げていたが、風が吹いてるので

5 頭身の頭はテントに入れ、４身は外に出して寝てると寒くなり

徐々にテントの中に入って行き、最後は全身テントの中へ

まるで、ミノムシひろしである、

潮が満ちて来て１０ｍほどに近づくと、湿気が凄い

夢の中で急に思い立った！

もしかして、この海岸線からの湿気と風が、陸に向かい

高い所にぶつかって上昇気流を生み出し雲になるのではないか？

そう考えながら、寝苦しい夜を過ごした、

突然のブルドーザーの音で目が覚めた、

ヒーローのテントの直ぐ側の砂浜を均している

朝ご飯を作ろうと思って材料も買い込んだのにそれ処じゃない

取り合えず、テントを引っこ抜いて、移して荷物をいれ

果物で朝食をとった、

日差しが凄すぎて、何もやりたくない、

だけど、何もしなければ、何も起こらないにはなりたく無い

カンカン太陽の中、シーグラス探しでもするか？

暑くなり過ぎたら海に入り、また砂浜をテクテクあるく

キラキラって輝くのは、意外と新しいシーグラスなのだ

いいやつは輝かない、砂で表面が傷だらけだから見つけにくい

６ｋｍほど歩いて、沢山のシーグラスを見つけました、

アンティークジュエリーのようで綺麗ですよ！

水を飲みながら、お昼を食べながら、汗をかきながら

太陽と戦いながら、夕方の 5 時、テントをたたんで、片付けして

ミミコーチが迎えに来てくれました、

車の中のクーラー最高！家の中の整った環境最高！

自然の素晴らしさも最高だったけど、家が一番最高だって

何かに挑戦する都度思います、

もう一ついい事がありました

キャンプ場で知り合った、ダーツのツアープロ選手、

いろいろ話が出来て楽しかったです

さ～次は何をしようかな？