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「あっ、あのコ憶えてる?」エリは話題を変えると、それから延々とクラスメイトやブカツの先輩、後輩の消息をしゃべりまくった。「そうだ、ブルー先輩、連絡とか来る?」10分くらいそうして相槌だけ打って聞いてたあと、ナツが一番聞きたかった名前をエリは口にした。――ブルー……その名前を聞くと、懐かしくもあり、何故かちょっとだけドキっとする。「ぅぅん……」「そっか、転校した時、連絡先知らないって言ってたもんね、 なんか長野のほうでヘンな宗教入ってたらしいんだけどさ、最近雑誌に載ったんだよ!」エリはナツが知らないネタを話すのがよほど嬉しいらしく、楽しそうに言う。「カリスマじょれいし、ってさ。 あれ、どこだっけかな? どっかの街でホステスさんとかに人気らしいよ。 えーと、新宿と銀座みたいな有名なとこじゃなかったけどね……」「ふーん……」ナツは、ワザと関心のないふうを装う。「会ってみたい?」「ぇっ!?」そう聞かれるとは思ってたけど、イザ聞かれると、どう言っていいか応えに困る。――ブルーのコト聞きたくて電話したのに、ァタシはどうしたいんだ……ナツがそう思ってるとエリが楽しそうな笑い声が聞こえた「昔っからブルー先輩のことだけは素直じゃないもんね。 調べといてあげるよ。 今何やってるの?」――ぁぁ、エリだぁ……!エリが昔みたくナツの気持ちをワカってるのを感じて、ナツは目が潤んできた。「秋葉原で、ぇと、メイド……」「えーナツがメイド!? ちょーカワイイでしょそれ!!!」エリの大声に、ナツは感傷的な気持ちも吹き飛んだように、思わずケータイを耳から遠ざけた。「店、教えて! ぜっったいイクから!!!」「エリ、お願いだから、他のコにいわないでよ」「えー、こんなネタないのになー。 あっつ、でもいいよ、1つお願いを聞いてくれたらね」エリは楽しそうにいう。「お願い?」「うん。 じゃ今度店でね……」エリは店の場所を聞いて、秘密めかしたまま電話を切ってしまった。――相変わらずだなぁ いや、パワーアップしてるかナツはエリがナツの知ってる中学時代とあまり変わらないので嬉しくなっていた。
2010/10/06
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4.ァタシはどうかしてる――ァタシはどうかしてるケータイを手にしてナツは自分で思った。ユイからユーレイのハナシを聞いた時、サリの資料を見ていたナツは、最初にやはり被害者は殺されてなかったんだと思った。ところが、ナツの中ではだんだんと別な想いが大きくなっている。ナツは意を決して電話帳からあるヒトをセレクトする。その番号は、自分の番号を変えた後、こっちからかけなければかかってくるハズはないのに、かけもせず、それでも消せずにずっと残してあった番号だった。――ゼッタイ番号変わってるョ。 出ないで……自分かけたにもかかわらずナツは反対のことを思っていた。「ハイ、もしもし……?」しかし、2コールもしないうち、すぐに聞き覚えのある元気な声がした。「ぁの、ナツですけど…… わかる?」「えー! ナツ!? 久しぶりー コーコーやめたんだって!? 番号、変えたよねー、ワタシ、何回も電話したんだヨー。 家も引っ越しちゃうしさー」「エリ、ごめんね……。 エリには電話しようと思ってたんだけどさ……。 ナンって言ったらいいかワカンなくて、いろいろありすぎて……」ナツはそこまで言って声が詰まって何も言えなくなった。明るくて、ウワサづきで、ァタシとブルーのことも面白がって、いっつもソバにいて、ずっと友達だと思ってたエリ……。「いいよ、いいよ、ナツ。 お父さんのことも聞いてるからさ」そう言ってエリはちょっとマズいと思ったのか一瞬黙った。
2010/09/04
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「ミキがいなくなった時のことを思い出してさ…」ミキはレイヤの言ったコトバを思い出した。――あの後、何て言おうとしたんだろう……ミキが目醒ますと、目の前にレイヤの寝顔があった。眠ったのは昼前だったんで、もう西日がカーテンのすき間から射しこんでる。「レイヤ……!?」ミキは今朝のことを思い出して、急いで反対向きに寝返る。どうやら服も着ないまま寝てしまったようだった。ちらっと様子を伺うが、レイヤは目を醒まさない。――アノ時はこの顔を良く見たような見なかったような……ミキがレイヤに顔を近づけても、気持ち良さそうに寝息をたててる。そのまま目と頬骨にキスをしても、レイヤは気づかず寝入ってる。「レイヤはオレと、こうなりたかったのか?」ミキはそう言いながら、眠ってるレイヤの腕の中に割り込もうとしてみる。「う~ん、ミキ? もう少し寝かせてくれ……」レイヤは一瞬、目を開けるが、鬱陶しそうに寝返りを打った。ミキは、今までの幸せな気持ちがしぼんできた。「レイヤ、オレになんか言うことねぇのか……」ミキはそうレイヤの耳元で言ってみるが、レイヤはまた夢の中へ行ってしまってる。しばらくそこでレイヤを眺めてたが、起きる気配もないので、諦めたミキは、服を探してモゾモゾとそれを身につけた。――下着だけオンナもんなんてバカみてぇミキは自分を突き放すようにそう思ってみるが、情けない気持ちになってくるのを止められなかった。それでも起きようとしないレイヤを横目に出ていこうとしたその時、床に転がってるスタンガンを見つけた。ミキはそれを2、3回振ると、スイッチを入れた。「じゃあな、レイヤ!」「うわあっ!」ミキはレイヤの叫び声を背にして部屋を飛び出した。しばらく走って、いそいでつっかけたバスケシューズをちゃんと履こうとしてしゃがんで俯くと涙がこぼれた。――なんであんなヤツ好きなんだろう……
2010/08/28
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「何言ってんだよ、あン時はひとりで逃げたクセに」ミキはそれでも自分の想いに逆らうようにレイヤを少し責める。「ゴメン。 あン時も、事件の時も後から心配になって……」ミキは、レイヤが抱いててくれる手に、もう一度力が加わったのが分かった。「なンだよ、それ……」「そうだ」レイヤは不意にミキから手を離し、立ち上がった。「これ、渡そうと思ってたんだ」戻ってきたレイヤは、後ろから肩越しにミキを抱くようにしてミキの前に警棒状のスタンガンを置いた。「今度は、少し短めのにして、出力も抑えめにしといたから」前にミキが持っていたのもレイヤが改造したものだったが、それは金属盗賊団の件の時に、警察に没収されてしまってた。ミキは前より短くて軽いスタンガンを振ってみる。「ウン、使いやすそう。 ……試していいか?」ミキはちょっと意地悪な気持ちになって、自分を抱いてるレイヤの腕を軽くスタンガンで叩く。「いいけど、離さないよ」2人が触れてる状態だと、スタンガンを使うワケにはいかない。レイヤの腕がまた少しキツくなった。「イタいよ、レイヤ……」ミキはスタンガンを置くと、後ろから回されたレイヤの腕を自分でも抱くようにした。「今日はヘンだぜ……」ミキはドキドキしてきて、気が遠くなりそうだった。「事務所に泊まるくらいなら、ここに来てくれよ」――レイヤも少しは嫉妬してくれてるのかな……ミキにはそれが嬉しかった。――ずっとこのままにしてくれないかなそう思いはじめた時、レイヤの腕が緩み、レイヤの顔が目の前に来た。「ミキ……」――ナンか忘れてる気がするンだけどなミキはレイヤにキスされて何も考えられなくなっていた……。
2010/08/15
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東京という街をシツコく撮ってみようと思いました……てはじめに、ってどこでしょう?
2010/07/26
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レイヤはミキの意図を確かめる様に目を見た。「なんだ、そんなに気に入ったのか。 今度、休みにツーリングいこうぜ」「いいのか?」ミキは自分の声が恥ずかしいくらい弾んだのがわかった。「もちろん」「忘れンなよ」「忘れないって。 今日だって約束果たしただろ?」「これでかよ!」ミキはそういいながら、レイヤらしいと思って少し笑ってしまってた。☆☆☆レイヤの部屋に入ると、そこは案外片付いてた。「珍しく片付いてるじゃん。 あれ、エロゲは?」「やっぱり、そういうのは覚えてンだな。 あれはオマエがオトコだと思ってたから……」レイヤがちょっと悔しそうな表情をする。「オレがオンナだと隠すのか?」ミキはからかうようにニヤける。――ひょっとしてオレに気をつかってる?「じゃ探していいか?」ミキは押し入れを開けようとする。「おいおい、勘弁してくれよ」レイヤの慌てた様子を見て満足したミキは、また部屋を見回す。「でもこういうのは懐かしいな」ミキは勝手知ったるレイヤの無線機をいじくる。「そんな昔じゃないと思うケドな……」レイヤは何かそれ以上言いたそうにミキを見た。――???「まぁ、メシでも喰おうぜ」普段あまり食事に気を使わず、パソコンの画面に向かって食べることの多いふたりは、向かい合っていてもコンビニメシを黙々と口に入れる。「今日は誘ってくれるなんて珍しいな」――ちぇ、ホントはレイヤが自分から言ってくれるのを待ってたいのにな……ミキは沈黙に耐えられず言った自分のコトバをすぐに後悔した。「ああ。 ずっとどっかに誘おうと思ってたンだけどさ。 思いつかなくて……」――へぇそうなんだ…… でもそれより……ミキはレイヤの気持ちをコトバで欲しかった。しかしレイヤは、不意にミキの手取って引き寄せた。「レイヤ?」ミキは案外強いレイヤの力に驚いて、横向きに抱きしめられたままになる。「なんかミキが心配でしょうがないンだ」「オレは……」大丈夫といいかけて、ミキは口をつぐんだ。――少し心配させといたほうがいいかな……ミキはそう思ったが、あることを思い出して、不機嫌な顔になる。「何言ってんだ、あン時だって連絡くれなかっただろ?」「あン時?」「あの事件だよ」アキバの殺傷事件の時、警察にいる姉から連絡を受けたヨースケが、ナツとミキに連絡をして来た。ヨースケはミキに気を効かせたつもりでレイヤへの連絡はミキに任せた。しかしミキはレイヤを試すように、自分では連絡しないでいたのだった。「ああ……」「店のバイトは全員確認したみてぇじゃん」そう言ってからミキは、嫉妬を込めた自分のコトバに顔を歪める。「ゴメン。 なんかミキはダイジョブかなって……。 この間の金属盗賊団の時だってさ」ミキはレイヤが追ってた盗賊団をほとんどひとりでノシていた。レイヤは思い出したようにちょっと微笑む。――ああこの顔だよミキはその遠くを見るような透明で、はかないレイヤの横顔をずっと見てたくなる。――レイヤのこの表情が好きでしょーがないンだ……
2010/07/25
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執筆も久々再開……---------------------------------------------------------------------------------------------------------やがてエンジン音が聞こえると、レイヤがミキの目の前にバイクを止めた。「乗れる?」メットを被ったミキは、ちょっと妙な感じがして無言で頷いた。ミキはぎこちなくレイヤの後ろに座る。「つかまって!」レイヤはそう言うとミキの両腕をとり、無造作に自分巻き付け、すぐに走りはじめた。ミキはどうしていいか戸惑ったが、最初の信号で少しレイヤ寄りに座り直すとやっと落ち着いてきた。加速もコーナーも減速も、1つずつのしぐさが伝わって来る。――やっぱオレ、乗っけて欲しかったのかな……少し走るとミキは、レイヤが右に出たいのか、左に曲がりたいのかも予想できるようになってきた。――なんだ、楽しいじゃん、コレ!ミキは、声を上げて叫びたいくらいハイになってきた。ずっとレイヤとどこまでも走っててもいいくらいだった。しかし、レイヤのアパートは、アキバからそう離れてないので、暫く走ると見覚えのあるコンビニでバイクは止まった。「大丈夫だった?」「……」「ミキ?」ミキは少しぼぉっとしていたが、やっと我にかえった。「ん?」「どうした?」「ああ。 なんか……」「うん?」「面白かった……」「そうか! 良かった!!!」レイヤは嬉しそうに笑った。ミキもその笑顔につられて嬉しくなる。――久々だな、こんな楽しくなったの……ミキは、短い間だったが、全て忘れて楽しんでた自分に気づいた。「メシ、買いにいこうぜ」「ああ」「レイヤ……」ミキはちょっと憂鬱そうな顔をした。「なんだ?」レイヤはヘルメットを指差して、脱ぐように手振りしている。「楽しいコトって、スグ終わっちまうな……」
2010/07/21
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土曜で、周りにヒトがいないので、シゴト中にアイス喰ってみました。ふぁみまっで、チョコバリのとろ~りチョコソース期間限定チョコバナナなるものがあったんので……
2010/07/18
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アキバのホコテンもこの夏に再開されるらしい……【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(8)---------------------------------------------------------------------------------------------------------「今日、単車でさ……」レイヤはミキが戸惑ってると思ったのか、慌ててコトバを繋ぐ。――そりゃ見ればわかるってレイヤはメットを抱えてる。「いいよ」「えっ?」「付き合うよ」ミキはレイヤと視線を合わせずにぶっきらぼうに呟いた。「そ、そうか……」レイヤはほっとしたように無邪気な笑顔を見せる。「あっ!」「はっ?」「っちっと忘れモン! これ頼む」レイヤはミキにメットを押し付けると、いきなりミキに背を向け、店のあるビルに戻って行った。――レイヤっぽいなぁそんな様子にミキは思わず表情をほころばせた。レイヤはミキより4つ上で、一見しっかりしてそうだが、タマに妙に慌てる時があり、バイトしててもそれをミキだけが気づいて、ちょっとだけ嬉しくなることがあった。ミキはレイヤに誘われたことが嬉しくて、ケータイを取り出しヨースケかナツにメールしようとしたが、すぐにケータイを閉じた。――秘密にしとくか……いつもと逆に、これをネタにからかわれそうというのもあったが、レイヤとの秘密が出来るのが楽しい気がしてきた。――???戻って来たレイヤは別のメットを抱えてる。「これ、ミキの…」「えっ?」レイヤはミキからメットを受け取ると、代わりに店から取ってきたらしい、メットをミキに渡した。「今バイク取って来るよ」レイヤはミキにどこで待ってて欲しいとも告げずに、またミキに背を向けて走り出してく。――だからオレは後ろに乗っけて欲しかったワケじゃないのにな……渡されたメットに目を落とすと、キズひとつない新品だった。 もしかして、前からオレの為に用意してあったのか……普段電車通勤のレイヤがここ最近、バイクで来てるのにミキは気づいてた。――ずっと誘おうとしてくれてたとか…… まさかね前にミキが後ろに乗せて欲しいと言ったのを、レイヤは気にしてくれてたらしい。――レイヤ……ミキはその新しいヘルメットを少し強く抱えた。ミキはこの何日か、何も言えずに黙って一人で帰ってたレイヤの様子を想像して、切ないような嬉しいような不思議な気持ちになっていた。
2010/07/11
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日曜夜って、今までどうしてたっけ???っていうくらい、最近憂鬱……蒸し暑いのもヤな感じ(^^;【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(7)---------------------------------------------------------------------------------------------------------3.今日はヘンだぜ……「この後、どうすンだ?」深夜のバイト明けの朝、珍しくレイヤが聞いてきた。レイヤはネカフェ≪So What's?≫の店長をしている。――前に、タマにはレイヤと同じシフトに入りたいって言ったのいつだっけ?ミキはちらっと回想してみる。ミキはレイヤのことを想ってたが、2人ともベテランバイトで、いつからか滅多に同じシフトに入らなくなっていたが、バイトの人数が増えたのと、ミキが≪アキバ特捜部!?≫のほうに入りびたってたので、ミキの役割がそれほどでもなくなり、今は週イチくらいで同じシフトにしてくれてた。「んー、事務所戻るけど……」だがそれ以上どうということもなく、バイトが終わってメシに誘われたこともなく、数カ月が経っていたミキはホントはレイヤがそう言いだしたのが嬉しかったが、不愛想に背を向けようとした。「そうか……」ミキは、住所不定で、以前は≪So What's?≫で明かずのブースと言われた≪39≫番ブースに住んでたが、今は≪アキバ特捜部!?≫の事務所をネグラにしていた。――ちぇ、タマにはどっか行くとかねぇのか……ミキがそう思った瞬間だった。「なぁ、これからウチ来ないか?」自分の耳を疑ったミキは、振り向いてレイヤの顔を見た、いや見ようとしたが、レイヤはそう言ったなりカバンを開けてごそごそやってるので、その表情がよく見えなかった。――どういうつもりだろ?確かに昔、オトコだって思われてた頃はよくレイヤの部屋に泊ったりもしたのだが、女のコだと言ってからは、誘われたことはなかった。「昔みたくコンビニメシだけどさ……」レイヤは一瞬だけミキのほうを見たミキは一瞬レイヤに抱き着きたくなるくらい嬉しくなったが、素直にそれを表せず黙ってしまった。
2010/07/04
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とおりすがりの日テレだべあ……
2010/07/04
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家のデスクトップのモニターを液晶にしたが、なんか液晶のワリと光沢のある画面を見てるとマンキツにいるような気になる……ちなみに修理品という準新品(?)だったので、21.5インチだが、1万円を切ったくらいで購入(^^
2010/07/01
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【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(6) ---------------------------------------------------------------------------------------------------------「ゴメンなさい。 コーコー行ってないのナイショだったンで……」「ちょっと待って!? ここに入ってから1年半は経ってるよね? まだ16だったってコト!?」「ダマしてて、すみませんでした…… マダムには17の時に話して誕生日はナイショにしてもらったンです……」ナツはだんだんとうつむいてきて、最後は聞こえないくらいの声になってる。「どーりで18にしてはちょっと幼いなぁって思ってたケド、16かぁ。 16にしてはシッカリしてたョ!」ユイはそう言って笑ったが、ナツはムリに笑おうとして、ちょっと泣きそうな顔になってる。「そだ、ユーレイのウワサ聞いた?」ユイはナツに気を遣ってか、話題を変えた。「前に浜町で殺人事件があったの知ってる?」「ハマチョー? ……あっ! えと、知ってますっ!!」また殺人事件のハナシで気がめいりそうになったナツだが、その事件が先日サリが持ってきた事件だということに気づいて、ニッコリする。「おっ、元気になったな!?」ナツにいつもの笑顔が戻って、ユイも安心したようだ。「駅の向こうに昔処刑場だったっていう霊能スポットがあってさ、そこに出るらしいょ」「へっ?ナニがです??」「その殺されたってヒトの幽霊!」
2010/06/27
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この時期の月、結構いい具合に霞んでることが多くて、駅降りた時、いいなぁと思うんだが、ケータイじゃ暗いし、ちぃちゃいので急いで帰るんだけど、その頃には雲が晴れてたり、反対に雲にすっかり隠れたりで、うまく撮れなかったんだけど、今日はなんとか撮れたみたいです(^^
2010/06/24
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地平線に陽が沈むのを久々に見ました……
2010/06/23
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【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(5)---------------------------------------------------------------------------------------------------ナツはトシは若かったが、この店ではユイの後、毎日出勤していることもあり、リーダー的な存在だった。しかし、あの日、ナツは休みをもらっていた。事件があった時、同僚のメイドが近くでビラまきをしてた。あのあと、辺りは血の海のようだったとも言う。そのメイドは、ショックでその日以来なくなった。どうしようもないことだったが、ナツはその時、あの場に、少なくとも店にいなかったことに責任を感じていた。ナツが事件のことを知ったのは、ヨースケからの電話でだった。ネットでメイドが犠牲になったというデマも流れて、慌てて店に電話した焦燥感が、今もときどき甦ってきて手が震える。他にも親に止められて辞めたメイドもいて、人手が足りなくなった店は、それ以来開店時間を遅らせてる。以前はビラまきのボディーガードをヨースケがしてくれたこともあったが、マダムがナツに気をつかったのか、他のメイドに気をつかったのか、ナツ専用みたいになって、ナツはヨースケに遠慮してもらった矢先の出来事だった。ただ、ヨースケはあの事件の後、何も言わずにビラまきの時、近くにいてくれるようになった。ナツはどこかでヨースケをアテにしてる自分に気づいてアタマ振る。――ヨースケさんはこの店のヒトじゃないんだから、ァタシがしっかりしなきゃ「ライラちゃん、少しは休んでちょうだい。 店はもう落ち着いたし……」あの次の日からナツはずっと店に出続けていた。それで何かが変わるわけではなかったが、そうしないと落ち着かない。しかし、街はホコ天がないだけで、もうすっかり元に戻ってた。事件現場の献花台もなくなり、道端の花束も減っている。店には辞めたメイドの替わりも入ったが、ナツは何か釈然としない気持ちが残っていた。それまで自分の逃げ場所のように考えてきた猫の目のように変わるこの街が、今は少しイヤになってる。「こんどライラちゃんの誕生日イベントやりましょうね。 その前の日は、準備もあるでしょうから、お休みしてちょーだいね」「ハィ……」まだあまり休む気にはなれなかったが、ナツは仕方なくそう言った。しかし、メイドの誕生日には来店してくれた人にお礼のプレゼントを渡すことになっていた。逆のようだが、そもそも誕生プレゼントをもらうことも多いということもある。前日はその用意もしないといけないし、そもそも何を渡すかも考えないといけない。「おー、誕生日か…… ライラちゃん、いくつになるんだけっけ?」ユイのノンビリした声で、ナツは我にかえった。「ぇと、ぁの、18……です」ナツは困ったように言い澱む。「18かぁ……。 へっ? 確か、入った時、18って?」ユイは文字通り目を丸くした。
2010/06/23
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タバスコ買いに行って、代わりに買ってしまった。結構、何にでも入れられる。うまし……。疲れてる時は、辛いもんだヨ
2010/06/22
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収集がつかなくなってきた(^^;
2010/06/19
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ウチの周りは鉄塔が多いので、見上げれば、すぐ鉄塔です(^^;
2010/06/18
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まだまだ序盤……【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(4)---------------------------------------------------------------------------------------------------2.ユーレイのウワサ「ぉはようがざいます……」サリが来た翌朝、ナツがメイド喫茶「てんねんMaid」に出勤するとユイがいた。「ライラちゃん、おはよ」ライラとはナツのメイド名だ。「珍しいね、遅刻?」ユイはこの店の先輩メイドだが、今は別の有名店にいるが、ヤメた今も時々、この店のオーナー「マダム」を慕ってやって来るのだった。「開店が遅くなったンですョ」ナツはそれを言うのにちょっと苦しそうな表情になる。その理由を説明するのが苦しいのだ。「えっ? ゴメン、早すぎた?ワタシ……」ユイはマダムのほうを向く。まだ開店前だが、ユイはこの店のメイドの時のクセで出勤時間に合わせてくる。「私はいつもどおりよ……」マダムが微笑む。マダムの本業は湯島の小料理屋だが、メイド喫茶は趣味でやってる。パンを焼くのもシュミで、小型のオーブンで、メイドたちの朝食と、限定ランチの為に朝から店にいるのだった。ユイはナツのほうを見て何かいいたげだったが、マダムから何か聞いてるのか、目をそらすとおどけたように言った。「あの事件のハナシはウチらはもうしてないョ……」「えっ?」「ウチらの店、あのスグ後もフツーに営業したしさ、 心配したっていうご主人様たちでにぎわったくらい……」どうやらユイは慰めてくれてるらしい。――ァタシも、もうふっ切らなくちゃ
2010/06/16
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前にトゥーシーを見つけた店に行ったら、カドルスもいました(^^;何も起こらないとカワイイなぁ……
2010/06/13
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こんなの買いました……写真がよくわからないかも(^^;来てみてのお楽しみかな……しかし、上に何を着るとか全く考えてないwww
2010/06/10
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い、一回消えた……。しかし、ある程度長い予定なんだが、こんなペースでいいんだろうか(^^;【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(3)---------------------------------------------------------------------------------------------------ただ、いつもは口頭でしか事件について情報を渡さないサリが、今回は資料を残して行った。――珍しいな。いつもあとでいろいろ聞くからかな……ヨースケはタメ息をつくと、再びその資料に目を落とす。隅田川ぞいで2人の男が争い、一方が刃物で一方を刺殺した。川岸には争った跡があり、凶器もあり、川から慰留品も見つかったが、被害者の死体は上がっていない。犯人は自供し、ナイフに被害者の血痕があり、DNA鑑定も一致している。おかしいのは保険金を妻ではなく、愛人が受け取ってるところだった。しかし、最も疑われる愛人と犯人との接点は見つからないまま、立件されていた。「なんだこりゃ!? 動機は何なんだ」サリの資料はワザとなのか、動機だけ抜け落ちていた……「リア充死ね!」サリの態度が気にいらなかったのか、ミキが毒づく。といっても顔は少し笑ってるが……。「ミキさん!ナツがミキをたしなめる。「ケッ、あのオンナ、だんだん感じワルくなるぜ!」サリがここに依頼しにくるのは初めてじゃなかったが、確かに短い間に駆けだしの検事からキャリアの雰囲気に変わりつつある。「忙しくて気が立ってんだろ……」ヨースケは資料をミキに渡す。「その、サマって何です?「サマリー。事件の要約だよ」ミキが読み始めると、ナツも覗いて見ようとする。「ナツ、バイトいいのか?」「あっ、えと、行かなくては、です……」ナツは恨めしそうにミキを見た。「せば、あのこと、ナイショですからねっ!」ナツはミキの腕をつかんで、耳打ちした。「あのこと? ああ、ブルーのことか」ミキはワザとらしくヨースケを横目で見てにニヤける。ナツは無言にミキを《ジッ》と睨んだ。「わーったよ、ヨースケにはナイショにしとくよ!」「何のことだ?」ヨースケはひとりだけノケ者にされてるようで、ちょっと遠慮がちに言う。「んー後でな」「ゼッタイだめですから!」ナツがさらに腕を引っ張るので、ミキは仕方なく観念した表情になる。「わかったって。早く行けよ!」ミキは手でナツを追い払うシグサをすると、ナツは確かめるようにもう一度ミキの目を見てから、ようやくバイト先に戻って行った。
2010/06/05
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写真はアキバっていうだけで、イメージちと違うが、にしても、ケータイのカメラって結構良く撮れるなぁ……この小説、一人称はプロローグとエピローグだけです(^^【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(2)-----------------------------------------------------------------------1.相手は川に落ちて、死体が上がってない「ブルーだって!」ナツがあわてて出て行った後、ミキが意味ありげにヨースケをみてニヤけた。「何の夢見てたんだろ?」秋葉原の雑居ビルの5階、元刑事のヨースケが始めた《アキバ特捜部!?》。ミキは元コスプレスリ、男装マジシャンだが、今はここのメンバーだ。「ここをメイド喫茶にでもする気?」サリが冷ややかに言う。ナツのメイド服のことを言ってるらしい。――キャリア志向のサリにはお気に召さないか……ナツは同じ雑居ビルの2階にあるメイド喫茶《てんねんMAID》で働いているが、《アキバ特捜部!?》の一員でもある。「昼休みに遊びに来てくれるんだよ。 それより今日は何?」ヨースケはサリにソファをすすめた。「んーちょっと調べて欲しいことがあって……」サリはソファに深く座ると、プリントを出した。「殺人事件が検察に回ってきたんだけどね」サリはヨースケのイトコで検察官をしてる。この事務所の家賃は、同じく検察官のサリの父が出してることもあり、サリの依頼は無償で受けるのが暗黙の了解のようになってた。サリは険しい目でヨースケを見据える。「被害者は川に落ちて、死体が上がってない」「はっ?」「状況証拠と自白だけで立件したみたいだけど、ちょっと警察もいい加減じゃない?」「オレは警官じゃないからな。 文句ならアネキに言えよ」ヨースケが、万世橋署の刑事をヤメた後、入れ替わるように姉のヨーコが万世橋署に移っていた「別にヨースケを非難したつもりじゃないケド……」サリはちょっと作り笑いをする。「まぁ、彼らもあの事件で忙しかったのかしら。 何せ交番の目の前だったしね。 面目まるツブれね」戻ってきたナツがコーヒーを出してくれる。その手が少し震えていた。あの事件とは、この前ホコ天起こった殺傷事件のことだ。ヨースケは目を上げてサリを見る。サリが挑むように、ヨースケに目を合わせてくる。そう言われると、警察をヤメたとはいえ身内のことを言われてるようで、歯ぎしりしたいような悔しい気持ちがこみあげてくる。――あの事件では警官も犠牲になってる……「そこにサマっといたから、あとヨロシク……」例によって要件だけ告げてサリは慌ただしく出ていった。word by あともすふぃあ
2010/05/29
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明日は満月みたいで、14夜の月が見事に東の空に浮かんでましたが、もう雲に隠れてしまったみたい……「アキバ特捜部!?」シリーズは代表作(?)ですが、まだ書き途中の見切り発車です!ちなみにミステリー、ではなく、「青春」モノまたは「恋愛」モノのつもり……【アキバ特捜部!?】Episode6☆死体のない殺人事件と霊感のないイケメン除霊師(1)-----------------------------------------------------------------------0.プロローグ「あれが聞こえないのか? ここは、悪霊の巣窟なんだ……」あれ、この声、どっかで聞いたケド、誰だっけ……ァタシは、セッパ詰まった相手の声をぼぉっと聞いてる。暗くて辺りがよく見えない。「しっかりしてください! 何も聞こえませんヨ!!!」これ、ァタシの声?何テンパってんだろ。――そうだ、ァタシは洞窟の中に入って……不意に暗がりで見えるハズのないキレイな輪郭が浮かびあがる。その瞳は、青い……。ァタシは、懐かしく、心地よいその瞳に吸い込まれそうになる。――そうだ、ここにブルー先輩を探しにきたんだ!「ああ、引き込まれる……」ブルーはァタシにしがみついてくる。ダイジョブ、って言おうとするけど声が出ない。ブルーの力が強すぎて、引きずり込まれそう……。「ブルー!」ァタシは耐え切れず、そう叫んで……、落ちた!「いったぁーっ!」「ナッちゃん、大丈夫かい?」あわてたように差し出された手を見上げると、ヨースケさんが心配そうにァタシを見てる。「ハデにコケたな」ミキさんの楽しそうな声が聞こえる。どうやら昼を食べた後、ァタシは居眠りしてて、イスから転げ落ちたらしい。「だ、ダイジョブ……」恥ずかしくて急いで立ち上がろうとするケド、今日はたまたまロングにしてしまったメイド服の裾を踏んでよろけたァタシは、ヨースケさんの手にあわててつかまった。「アリガトございます……」すぐに手を離したその時、目を上げるとサリさんの視線にぶつかった。「さ、サリさん、いらしてんですね、いまコーヒー入れます……」――れれ???ァタシはあわててコーヒーメーカーの水を汲みに給湯室に向かった。――なんか、今サリさんに冷笑されたような……ァタシは自分のアタマを振って、その考えを追い出して水をポットに入れる。――ブルー先輩か……久々に思い出した?――せばこの間、ミキさんに話したんだっけ そのせいか……ァタシはミキさんとホテルに泊った時に、ブルーのことを話したのを思い出した。――やばっ、さっき「ブルー」って寝言で叫んだの、みんなに聞かれた!ァタシは顔が熱くなってきた。――ミキさん、話してなぃよねぇ……ミキさんのニヤリとした顔を思い浮かべて、早く部屋にもどらければ、と焦ってくる。中学の時、好きだった1コ上の先輩。いつでも青いコンタクトを入れて、ブルーって呼ばれてた。キレのある目、スッとした輪郭、白い肌に、しなやかな体。モデルみたいなブルーに、みんな憧れてたっけ。みんなは爽やかだっていうブルーの微笑みが、ァタシには寂しそうに思えて、その理由を知りたくて、いつの間にか追いかけてた。さっきの夢は、行方不明になったブルーを探しに行った時に落ちた洞穴だ。――あれがァタシの初恋なのかな?あの暗闇から二人で抜け出した後、1度だけ会って、そしてブルーは転校して行った。あの日からァタシの恋の時計は止まってる気がする……
2010/05/27
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久々に会社でいたたまれなくなってきたゾ……年齢とトモに厚顔になってきているハズなんだが……ひとまず、このハナシはここでひと段落です。アンジ、レイヤ、ミキの聖堂修理のハナシはまたの機会に……††† 【monotone】野に降りる(8.夜の川面) †††-----------------------------------------------------------------------目を上げるとそこには川が流れていた。僅かな街灯がみなもに映り、煌いている。ふと、護岸に坐る影が目についた。「アンジ……様?」「無理に敬称をつける必要はないさ」「ずっとここに?」「何、酔いざましさ……」アンジはオレたちを気遣って、ここにいたのかも知れない。しばらく黙って川面を眺める。「僅かな明かりでも、流れは分かるものだな……」アンジはつぶやくと、こちらを見たのが気配でわかった。「ブラザーレイヤと話はできたか?」「修道士サマと何のハナシがあるんだ?」修道士と哀れな子娘、それが今のレイヤとオレの姿として目に浮かんだ。アンジは声をたてて笑った。「敬虔な信者同士なら語ることも多かろう」アンジは色とりどりの石がついたネックレスをジャラジャラと弄びながら言う。まるで、俺が言うのも可笑しいが、と言ってるようだ。「ミキ、戒律は人を過ちから守るものだが、過ちを犯した人に必要なのは、祈りと慈悲だ。 慈悲を与えるのは神だけじゃない。 おまえはもう少し誰かにすがってもいいんじゃないのか?」――過ち?オレは過ちを犯したんだろうか……「自分だけで生きてる気はないが……」――むしろ罰として生かされている気がする繰り延べされる死刑囚のような……「オレの過ち……?」アンジは黙ってオレを見ていたが、ふと視線をそらせて言った「まぁ時間はたっぷりあるさ」アンジはオレの肩を叩いた「もう1度、眠った方がいい……。 レイヤが役不足なら、私が添い寝してさしあげようか?」「背信者!」オレが胸のクロスを握ると、アンジは笑って去って行った。アンジが去った後もオレは自分の記憶をたぐり、しばらくそこで川を眺めていた。明かりが反射する水面は、闇の部分はより深く、かえって判然としない。その暗い川の底のように、オレの記憶もまた闇の中で、何物も浮かび上がって来ることはなかった……word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/26
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今週は掃除当番……しかし、何で会社に掃除当番なんてあるんだ?しかも自分の会社じゃないし……
2010/05/24
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久々更新……††† 【monotone】野に降りる(7.記憶) †††-----------------------------------------------------------------------「ミキはこちらで床を借りなさい……」アンジはいつの間にか牧師に話しをしたらしく、オレだけが牧師の家に泊まることになった。――オレは野宿でも何でもする覚悟で来たのに……アンジとレイヤは教会で眠るようだ。ベッドは宿舎より気持ちよく、平野というだけで暖かだった。オレは疲れもあり、すぐに眠ってしまったが、習慣で夜半のミサの時間に目を醒ます。オレは寝室を抜け出すと、足が自然と、となりの教会へ向かった。月はなく、雪もない平野の夜は、山よりも空気が重く感じ、空気が湿っている気がした。手探りで扉を開くと、教壇の前に黒い影がうずくまっている。――やはり……春とはいえ、夜中はかなり冷える。レイヤはそんな中、ろうそく1つつけず、いつものように、無言で祈り続けている。オレもその場でひざまずくと無心で祈りを捧げた。「気づかなかったよ」しばらくすると、レイヤの静かな声が聞こえた。レイヤの優しそうな目がこちらに注がれている。前にもこんなふうにレイヤの瞳を見たような気がした。――いやそれは、憧れの中で夢見ていただけなのかも知れない。あたりは暗く、これも夢でないという確証をオレは持てなかった。「アンジは?」アンジが気になったわけではないが、何かしゃべろうとしてとっさに口をついていた。「アンジ様は外出されたままだ」「命の水とヒトのヌクモリか……」「そんなことを言うものじゃない……」レイヤは責めるでもなく、あっさりとした言い方をした。しばらく沈黙が二人をとらえた。「オレはシスターになったほうがいいのかな……」何故かわからないが、ずっとオレはそのことをレイヤに聞きたかった。「それは自分で決めることだ」レイヤの声は諦めのような響きがあった。オレはレイヤの視線をとらえようとしたが、その瞳は悲しそうに闇をさまよっていた。その瞳が不意にこちらを向いた。「ミキ、昔のことで、何か思い出せることはないか?」オレはレイヤがなにを言いたいのかわからす、何も言うことができなかった。――昔のこと……オレにはそれがうまく思い出せなかった。レイヤのことをいつから知ってるか。レイヤのことをいつから想ってるか――そしてもっと他のこと……何か大事なことを忘れている気がしている。でもそのことを他の人から聞くのは怖かった。「すまない…… 忘れてくれ」レイヤは首を振って言った。「峠……」「えっ?」「オレは峠のこっち側から来た……」「ああ…… 主よ……」レイヤは十字を切ると手を組んだ。「大げさだな。 昔のことなんて忘れてるだけだ……」「そうだな……」そう言ったレイヤの声はうわずっていた。「明日は早く出るからもうおやすみ……」オレはただ頷いてそこでレイヤと分かれた。隣の建物で扉に手を掛けたが、眠れる気がせず、そのままふらふらと建物の裏手にまわる。――オレが昔を思い出すのは、レイヤにとって何か意味のあることなんだろうか気持ちがほんのりと暖かくなるような気がしたが、オレはそれを振り払うように頭をゆすった。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/23
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入手したレンズをもって、土曜日にアキバと新宿へ。デカくてかさばる……まぁ、いいんですが(^^;思ったよりズームもできるし、広角にも撮れるが……もっと使っていかないとよくわからんなぁ。はやくポートレートを撮ってみたいなぁ、とか(^^
2010/05/23
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メシを食いに行った帰りに、沈みかけの細い月が見えたんで、家に戻ってから、カメラと三脚を持って出たが、ロケーションを探してるウチに、雲に隠れてしまいましたorz今日は新月から2日めの月だったみいたいです。月の上には金星(?)が光っててキレイだったが……代わりに夜の川(?橋?)を撮ってみましたwww
2010/05/16
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夜は画像編集をやってました。元画像を例によって白黒化。うまくいかないんで、別なのを試してまた断念、とか。最終版を保存したら、画面イメージと全然違ってたり。今までそんなことなかったんだけどなぁ。悔しいので、画面キャプチャしたものを最終版としましたwww→上の画像:一旦保存したけど画面と全然違ってたもの 最終版:mixiで使用 元画像:撮影のロケハンで撮った写真(^^;
2010/05/15
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ミクシで番外編をやります!††† 【monotone】野に降りる(6.教会) †††-----------------------------------------------------------------------街につく頃にはとっぷりと日が暮れていた。オレたちは、街の教会に立ち寄った。「泊めてくれるそうです……」話をしにいったレイヤが戻ってきて、そう報告する。教会の中に入り、教壇の前でひざまずく。――旅の無事への感謝とこの教会、教区への祈りか……アンジとレイヤが何を祈っているか考えたが、オレは考えるのをヤメ、無心で手のひらを組んだ。教会は木造の質素なものだが、よく手入れされているらしく、中にいるとすき間風ひとつなく、暖かな感じがする。やがて、神父の住居へ食事に招かれた。アンジは招かれざる客なのか、ほとんど不愛想に通されたが、オレを見た神父が少し戸惑った。「マリ様……」「いや、違うよ……」アンジが振り返り、すかさず牧師に耳打ちをした。「失礼。あちらへ……」表情を戻した牧師が、固い声で案内する。オレは無言で頭を下げて食卓につく。この辺りでよく食されている魚の鍋が器に入れられそれぞれの前に置かれる。米はいくつかの雑穀が混ぜてあるが、それでも山の上より豪華でオレは食べるのに苦労した。食前の祈りの後、しばらく無言が続いたが、やがて神父が口を開いた。「この辺りは、今年も不作でして。 修道院のほうも影響がおありでしょう」「修道院の門をたたく者が増えていますが、飢えをしのぐ場所ではないので、断るのに苦慮しているところです」牧師は哀れみを浮かべた表情でうなづいている。食事の後、オレはレイヤに聞くともなく呟いた。「オレはどうやってあそこに拾われたんだろう?」「あそこに入るには、試験か、有力者の推薦しかない」オレにはそのどちらも記憶になく、しばらくレイヤの顔をぼぉっと眺めていた。レイヤもオレを見ていたが、やがて諦めたように視線を逸らせてつぶやいた。「昔のミキは優秀だったんだよ」――昔のオレ?レイヤが昔のオレを知ってるのも意外だったが、なんとなくレイヤが知ってる気がしてた自分も不思議な感じがした。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/15
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シゴトでも外でるとなんかノンビリするなぁ。ゆっくりと帰社……
2010/05/15
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今日は昨日の雨のせいか、空気が澄んでるような気がしました。朝方、電車から富士山が見えてましたが、ウチから見なかったので、写真も撮れなかったなぁ……夕方、お台場に寄って来ました。あまり考えてなかったけど、歩道や水路、観覧車、フジテレビのタテモノや、お台場海岸、その脇のショッピングモールなんか、結構バラエティに富んでて、撮影にも向いてるんじゃないかと思いました。台場一丁目商店街というデックス東京ビーチ内の昭和をテーマにした商店街もあるしね(^^;
2010/05/13
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このシリーズは短いものが多いのですが、今回は少し長めです……††† 【monotone】野に降りる(5.霧の中) †††-----------------------------------------------------------------------「もう大丈夫……」暫く3人で無言で座り込んだ後、オレは立ち上がって言った。そして何事もなかったように歩きはじめる。歩きながら、ちらっと自分の手を盗み見る。さっきのレイヤの手の温もりが、まだ残っているようで、その手を握るりしめる。オレはそれだけを頼りに歩き続けた……峠を越えると、不思議な光景を目にした。峰々は霞んでいないが、峠から見下ろす平野のほうは、下へ降りる程、霧が濃くなり、視界を遮っていた。平野を囲む峰がまるで霧の器のようだ。そこからオレたちはその霧の中に入っていく。オレは、その峠のことを、この霞のようにぼんやりとした記憶の中で、すこし思い出した。それは、この峠の向こうから見た光景で、その時は雪が降っていたかも知れない。峠まで行けば陰鬱な景色が変わり、何かが開けるような気がしていた。峠から何が見えたかは憶えていない。ただ、そこで希望を持ったということはなかっただろう。峠を越えても同じような見通しの効かない雪空が続いていた。オレはその時、この峠の向こうからやって来たハズだったが、底に沈むような霧に隠された世界のことを、何ひとつ思い描くことができなかった。今霧の中に入っていくと、オレは過去の中に入っていくような気になってくる。しかし、記憶が甦らないように、自分のまわり以外は、全く視界が効かなかった。下っていくうち、隣が沢になっているらしく、微かに水音が聞こえてくる。オレにはその水音が谷の底から、何かささやきかけているような、誘うような音のように聞こえていた。道は少し逸れると霧に包まれた谷に落ちていくのかも知れない。オレは何も考えずに前を行くレイヤの足元だけを見ながら、ただその足と同じ道を辿っていくだけだった。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/13
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相対性理論とか、やくしまるえつこを聴いてる。前から気になってたけど、やっぱりよいです……この【monotone】シリーズも、最初は全体構想なんてナシではじめたのですが、過去のデキゴトがやっと固まったみたいなので、プレストーリーのとこをあともすふぃあが書こうか、とか《39》と話してます……基本的にミキとマリというソックリな2人の女のコの話なんですが、「王子と乞食」的な入れ替わりのお話です(ネタバレですね……)《39》のオリジナルのシリーズはミキの1人称なんですが、カギとなるレイヤ君の男のコ目線で書こうか、というので、あともすふぃあが書くのもいいかもねってことです……《39》のモノクロムの世界感とはちょっと違ってくるハズなのですが、やってみないと、うまくいくかわからないですよねー(^^;††† 【monotone】野に降りる(4.白黒の世界) †††-----------------------------------------------------------------------めったに人の通らない峠への道は、ところどころ雪を被った藪が覆いかぶさってきて、行く手に影を落としていた。オレたちは、そこを身を捩るように通り抜けて行く。レイヤは、前を歩いているが、遅れがちのオレを時々振り向いては歩みを緩めた。オレは何故かそれが嫌で、遅れないように余計にあせった。やがて陽が高くなると、山中とはいえ春の日差しに溶け出した雪が、黒い染みのようになっていく。足を取られることが多くなり、歩くことに力を入れることが難しくなっていた。雪にできている黒い染みを見ているうちに、視界がだんだんとその染みに占められていく。そして、突然世界が揺らぐ。――こんなこと前にもあったか?一瞬の間にそんなことが頭を過ぎった。突然、目の前にレイヤの手が現れ、オレは意図せずそれを掴んだ。「……すまない」オレは、ひざを湿った雪につけて、外套の裾をすっかり濡らしていた。「少し休憩するか……」アンジの諦めに似た視線がこちらをかすめる。オレはなんとなくレイヤをまともに見れなかったが、レイヤは何か穏やかな声を掛けてくれているようだった。気が遠くなっていて、何を言っているのかはっきりと聞き取れない。前にもレイヤに助けられているような気がしたが、それさえうまく想い出せないでいた。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/11
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この1週間、いろいろありましたが、なかなか楽しい気持ちで終われそうです……感謝感謝です連休はあまり遠くには行かずに、遠くて、阿佐ヶ谷、中野(^^;、というあたりだったでしょうかなんか、でもいいのです(^^(写真はシャッタースピードを早めにして、実際より少し暗めに撮ってみました)
2010/05/09
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昨日は、あともすふぃあの作品を読んでくれたことのある方、2人にお会いできました。ひたすら駄作で、恐縮至極なのですが、読んで頂けたことだけで、嬉しい限りです……もう思い残すことはない……(?)††† 【monotone】野に降りる(3.旅立ち) †††-----------------------------------------------------------------------春の陽で溶け出した雪に、辺りは少し霞んでいる。山の遅い春の日差しの中、時折低い雲が聖堂を包み込む。聖堂で祈りを捧げていると、今までの霞みが急に晴れたように、いつの間にかアンジとレイヤが隣で同じようにひざまづいている。無言の祈りに時間が消えていくようだ。天窓からの陽の温かみを少し感じた時、アンジが立ち上がる気配がした。「行こうか」オレは、何故レイヤがいるのかわからなかったが、レイヤの穏やかな表情を見ると、何もコトバがいらないような気になっていた。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/08
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昨日の雨が上がり、爽やかな日です日差しがちょっと強そう
2010/05/08
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今日は風の音がスゴいです夜の風は少し不安な気持ちになりますじっと風の音に耳をすませていると、何か他の音が遠くから運ばれて来るような感じがします気持ちを風にまかせて、どこか遠くまで行ってしまうと、このまま戻れないような……††† 【monotone】野に降りる(2) †††-----------------------------------------------------------------------2.ロザリオ扉を閉め、部屋を振り返ると、ルキが不安そうな顔をしている。「ミキさん……」「すぐ戻れるだろ」「あの修道院は大雪で建物が壊れたって……」ちらっと伺うような視線が覗く。「そうか」――修理の手伝いかオレはいつかアンジが《開かずの庭園》で、石を動かしていた姿を思い浮かべた。オレは無言で支度を始めた。尤も、支度といっても、下着と聖書くらいだったが……。翌朝早く、部屋を出ようとすると、まだ眠っていると思っていたルキが袖を掴んだ。「これを……」ルキは目を伏せたまま、自分のクロスを外すと、オレに差し出した。「???」「ゼッタイ、戻って来て下さい!」長めの前髪の隙間から、オドオドしたルキには意外な強い眼差しが一瞬こちらに向いた。「……ああ」――先のことはわからない……オレはそう思ったが、ルキの真剣な眼差しに、頷いていた。クロスを受け取り、自分のクロスを外すと、ルキに渡した。何故そうするのか、自分でも判らなかったが、ルキがそう望んでいるように思えた。ルキはクロスを受け取ると、穏やかな表情を取り戻した。「ァタシ、ずっとミキさんの為に、お祈りしてます」ルキはそう言って、首にかけたクロスを柔らかく握った。「ありがと。 じゃ、な」――祈るほどの価値があればなオレは思ったことは、口には出さず、後ろ手に扉を閉めた。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/06
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連休がオワタ……といっても、明日出たら、その次からまた3連休するつもりなんですが(^^;なんかでも、明日1日が、気持ちにグッサリと突き刺さってます†††子供の頃は、春休みとか、夏休みとか、終わるのがコワくて、あと何日しかない、とかそんなコトばかり考えてました……今はそれほどクヨクヨしないのですが、ではやっぱり気は重いですね!連休はある1つのコトを除いては、何をしたわけでもなく、どこに行ったわけでもないのですが。ただやっぱりシゴトしなくて済むっていうのはいいですね(^^;真剣に不労所得を得るには、と考えてしまいます……ところで、ある1つのコトはとても嬉しいコトだったので、終わっても、それを支えにしてみたいと思ってます(^^)
2010/05/05
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次作はなかなか進まない……ということで、とある女のコの男っぷりを見たり(?)、パルテノン多摩の画像を加工したりしてるうちに、この作品の載せてみたくなりました。(ケータイ小説サイト未うp作品)あともすふぃあに「アキバ特捜部!?」というシリーズがあるのですが、そこに登場するミキが書いている作品(?)です。ちなみに彼女(?)の作品は、魔法のiらんどで読むことができます(^^;_39_††† 【monotone】野に降りる(1) †††-----------------------------------------------------------------------1.召集「???」扉をノックする音にオレは突然我に返った。オレは今まで何を考えていたかも失念したまま、機械的に扉を開けていた。「久しぶりね」「サリ?」そこには、法衣を着たサリが立っていた。「ミキ、山を降りる支度をして」サリとは久々に会ったハズだったが、挨拶もそこそこに、シスターらしい厳粛さでそう言った。「???」「ブラザーアンジがあなたをご指名なの」オレは訳がわからず、サリの目を見た。「……今朝の修道会で決まったのよ。 平野の向こうの修道院にいってもらうって」サリは少し不機嫌そうに視線を外す。「オレはまだ学聖だぜ」サリは、不安そうな表情になったが、すぐにこちらに真剣な眼差しを向けた。「ミキ、今からでも修道院に入らない? アタシから院長にお願いして……」サリの口ぶりだと修道院にいれば行かなくても済むようだ。オレは首を振った。「いいんだ。 アンジは嫌いじゃないし」サリはしばらく無言でオレを見たが、視線を落としてため息をついた。「気をつけて……」サリは、少し表情を歪めたが、搾り出すような声でそれだけ言い残し、去って行った。word by 《39》 starring miki from "akiba-tokusou-bu!?"
2010/05/04
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快晴だったのですが、夕方は西の空にちょっと雲がかかってきて、陽の光がところどころスジのように見えたりしてます。陽はマンションの影にかくれそうなところですね。明日はいいことありそうな……?
2010/05/02
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今回のは、シリーズ旧作、「暗黒OL」と「命短しアタシに長し」の冒頭部分を合わせて読んで頂くと、よりお楽しみ頂けますwww▲▼▲ B.L.T.~レイをかければレイなりき(7) ▲▼▲-----------------------------------------------------------------------あれからも相変わらずワタシは夜の暗闇のオフィスに泊ってるレイがいなくても、コンビニくらいは平気になった相変わらずブルーはコンビニ前で待っててくれるワタシは、レイがいなくなったあの日から、ブルーとの距離が少し近くなった気がしている……ワタシはブルーのキレイな顔を思い浮かべるそしていつも一緒だったレイのことも……「ワタシって結構モテてるカナ?」ナンかレイが言ってくれるみたいな気がして、そう声に出してつぶやいてみる暗闇にコトバが吸い込まれた瞬間、ワタシは不意に涙があふれてきた「レイ…… アリガト……」ワタシは自分の泣き声が悲しくて、耳を塞ぐようにデスクにつっぷして泣いた――また亡霊みたいな顔になってるかな……ひとしきり泣いてから、そう思って顔を上げると、不意に暗闇にヒトカゲが浮かび、ワタシを見てビクっとした「うわぁ!」「レイ!?」「はっ???」ワタシは、自分でもちょっとナサケなくなる鼻声で、その霊に言った「いつから……、ここにいるの?」「いつからだったかな……」「憶えてないンだ」ワタシはお互いが笑い出すタイミングを待ってたでもその霊はいつまでも深刻な顔をしてる「ちょ、ちょっと待って…… ホントに憶えてないの?」「ああ……」その霊は少し悲しそうな顔をした「アンタはレー……」ワタシはそこで思い直した(バチッ!)何故かわからないケド、突然ワタシの中で電気がショートしたように何かが切り替わった無造作に目をこすり、涙を振り払うとその霊をワタシは見据えた「レイよ! アンタはもう死んでるンだから!!」「ええーっ!?」心底あせってるレイを見てワタシは思わず意地悪に微笑んでしまうその時、ノートPCの画面が音もなくブリンクした――ブルーに会いに行く時間だ暗闇に照らされたワタシを見て、レイは怯えたような顔をしてる「レイ、コンビニいこっ!」「はっ?」どうやらワタシタチの奇妙な関係はしばらく続くことになりそうだワタシはブルーがレイを見てどんな顔するのか早く見たくて、扉を急いで開けていた……(おしまいっっ!)ここまでお付き合い頂きありがとうございました。作者&出演キャラ一同、感謝感謝しております\(^ω^)/ このシリーズのStage1はこれで終わりです。(Stage2があるかわからないけれど……)イケメンキャラ、ブルー君は、設定としては21歳くらいなんですが、以前書いた中学時代のエピソードと、この「暗黒OL」時代を繋ぐお話を、この次に書いてみたいなぁと、思ってます。ちょっと言い足りないことがありますが、それは、その機会に……それでは!
2010/05/01
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ライブまで時間がちょっとあったので、恵比寿と渋谷の間あたりをウロウロ。路地を一本入ると銭湯があったり、こんなことろでも、人々のイトナミがあるんだなぁ……▲▼▲ B.L.T.~レイをかければレイなりき(6) ▲▼▲-----------------------------------------------------------------------病院に入る頃に、辺りはもう明るかった病室に入ると両親らしき夫婦が、ベッドの脇で疲れた様子で眠りに落ちてる「レージ……」ベッドに横たわる姿は、前よりさらにやつれた気がした「ルカ……」「レイ?」見るとレイが微かだがそこに浮かんでる「来てくれたんだ……」「帰ろう!」ワタシはワケわかんないケド、そう叫んでた「……ルカ。 もうサヨナラだよ……」レイの声はもうゆっくりと、微かにしか聞こえない「ヤだよ……」「ブルー、ルカを頼むよ……」「勝手なコト言わないで!」「最後に顔見れて良かったよ……」「レイ!」ワタシは叫んだが、もうレイは見えなかったワタシの声に両親が起きたみたいで、レージに触れると異変に気づいた駆け付けた当直医がレージを診て、首を振って戻って行ったしばらく茫然としていた母親がこちらを見て不思議そうな顔をする「あの、中学の同級生で……」ワタシはとっさにそれだけ言って、ブルーをどう説明しようかと困っていたが、ブルーも同級生だと思ったのか、それ以上は聞かれなかった「来てくださってありがとうございます…… 最近はおだやかで。 ほら、今も微笑んでるみたい」母親はそう言って涙を流した「今日はどうして?」父親が声を詰まらせてる母親にかわって言った「どうしてか予感がしまして……」ブルーが落ち着いて言った「そうですか。 不思議なことがあるものですね……」ワタシは無言で両親に一礼すると逃げるように病室を出た「レイ……」気づかないうちに涙が流れてたきっとさっきの母親につられたんだろう悲しいのは、それはレージが死んだってことで、レイのほうはまた現れるんじゃないか、って気がしてた帰りの電車で眠ってしまったワタシは目を醒ますと無意識にレイを探した知らないうちに寄りかかってたブルーを見ると、ブルーは横に首を振った(次回、最終回)
2010/04/30
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これも前に撮ったヤツ。色合いは、カメラのいたずらっぽいけどねー
2010/04/29
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アキバのエキナカにフードコートが復活したので寄り道。ハイボールが¥290でした。そいういうとこで、書いたりしてます……▲▼▲ B.L.T.~レイをかければレイなりき(5) ▲▼▲-----------------------------------------------------------------------「中学の時にさ……」不意にブルーがしゃべりはじめる「ある女の子に助けられたんだ」「???」ブルーはいつもの落ち着いた声じゃなく、ちょっとうわずったような声をしてる「その街の伝説にある場所を探しあてて、洞窟みたいな穴に入りこんだんだ」そのしゃべる調子が、いつもと違うココロの奥を少し開いてくれたみたいで、ワタシは嬉しくなった「でもそこは悪霊が封印されてた場所でもあってさ……」その時のことを思い出してるのか、ブルーは苦しそうな目を前に向けるワタシはその横顔を見つめた「身動きができなくなった時にそのコが来てくれてさ」ワタシはその女の子のことを考えて少しドキッとする「ダイジョブって言ってくれたんだ」――きっとブルーはその女の子が好きだったんだろう……「そう言ってもらったからってワケじゃなく、そこに一緒にいると何かが起こることってあるんだって……」ブルーの表情が和んでくるのを見て、ワタシは嫉妬を感じてしまう「そう教えられた気がする」「何か……」そんなものが、ワタシとブルーの間にあるんだろうか「ワタシには何もないョ」「そうかな?」ブルーは即座に言った「オレはどこに行こうとも言ってないよ」ワタシは思わずブルーを見たブルーのコンタクトをしていない、グレイがかった深い瞳をワタシは初めて見たワタシが感じてたことをブルーも感じてて、それがワタシタチの「何か」だっていうんだろうかワタシもブルーもそれから何もしゃべらなかったワタシはやっと消えていく魂のことをちゃんとから考えることができたそう、レイが今どういう状態にいるのかを……-----------------------------------------------------------------------ブルーくんの昔のお話↓「イケメン霊感転校生とナツの恋」「イケメン霊能少年の憂鬱」
2010/04/28
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ちょっと目みたいな……(空というより陽かな)
2010/04/27
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今日は開き直ってシゴトモードあー、もうっ!暗黒OLルカ氏のメンタリティは、ワタシそのものだなっっ!!!▲▼▲ B.L.T.~レイをかければレイなりき(4) ▲▼▲-----------------------------------------------------------------------それからワタシたちは、あのイマイマシイ電車に乗ったそう、レイの生きている姿であるレージに会いに行ったときみたいにただ違うのはレイが一緒じゃないってこと――どうして電車ってこんなに無駄がないんだろう……できるだけたくさんのヒトを詰め込めるように作られたタダのハコはがらんとしてるもっとムダに飾り立ててくれれば、眠れないコドモがタオルケットの凹凸を確かめるように、気もマギれるのにワタシはさっき落ち着いてた気持ちがだんだんと暗い霧の中に入っていくような気がした大好きなブルーの顔も見ずに、この期に及んでもまだレイのことを考えないように、どうでもいいことを考えようとした――いっそ、大戦のエースパイロットみたく、そのレキにしたヒトの数だけ星でも刻めばいいのにワタシはいじけた気持ちのまま、そんな不謹慎なコトを考えて、顔を歪めて笑おうとしたふと気づくと、ブルーが同情するような目で微笑んでる――やめてよ!「ブルーはワタシの何だっていうの!?」ワタシはすっかり不機嫌になった気持ちをブルーにぶつける「えっ?」「ブルーに声を掛けてくる女の子タチだって、ブルーに助けを求めてるかも知れないのに!」ワタシはイジワルな気持ちでそんなことを口にしてしまう「そんなコト考えたことなかったな……」ブルーは意外そうな顔をする「ルカはオレに助けて欲しいのかい?」ブルーはおだやかだけど、真剣な目でこっちを見てる「……ワカンナいよ、そんなこと」ワタシは目をそらして首を振ったワタシはブルーが好きだ今の優しいブルーが好きだけど、ブルーはそれだけじゃない気がするワタシはブルーが女の子たちに声をかけられた時の、心底軽蔑したような冷たい表情を思い出したいつかあの顔がこっちを向く時が来るのかも知れないワタシがヒトをコワイと思う、その裏の姿がブルーにもあるその時もまだブルーを好きと言えるだろうか?それで終わらない何かがあるのだろうか?
2010/04/26
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土曜は新宿の向こう側へ。日曜はこっち側にいる……おーい(^ω^/
2010/04/26
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