東村山グルメ日記

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2005年09月11日
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カテゴリ: ラーメン
 今回は読者の方から寄せられた情報に基づいて、 「江川亭」
 ラーメン屋のつくる冷麺とは一体どんなものなのか? お店に入り、「梅塩冷麺」を頼むと「太麺と細麺、どっちにしますか?」と店員さん。私は迷った末、太麺にした。そして待つこと10分。「梅塩冷麺」が運ばれてきた。

梅塩冷麺

 見た瞬間、「エッ!?」と息を飲むほどビックリしてしまった。無色透明のスープにたっぷりのもやし、そして水菜。これだけでもかなり異色なのに、さらにこれ以外に別皿で具材が出てきたのだ。

冷麺の具

 細切りにされたチャーシューなどの他、梅干まである。具材のボリュームは満点だ。写真を撮りながら、「早く食べたい!」という気持ちが高ぶる。では早速、いただきま~す。

【スープ】★★★★★
 涼しげな金属製のレンゲでスープをひと口。冷たくてスッキリした味。酸味があるが、酢の酸っぱさではなく、レモンのような柑橘系の酸っぱさ。スープそのものも旨味がある上に、スープに散らしたすりごまがまた風味を豊かにしている。ひと口で済ますつもりが、2口、3口と何度も飲んでしまった。旨いなぁ。
 ゆで卵があるけど、このスープの味は変える必要はないし、変えたくないので、私は黄身を溶かさなかった。旨いから残さず飲んでしまったよ。

【具材】★★★★★

 冷麺の定番具材であり、ある意味、味の決め手にもなるキムチ。でもこのスープには間違いなくキムチは合わない。で、その代わりに用意されたのが千切り生姜だ。これは抜群。麺やもやしなどと一緒に食べると、旨味が増し、口の中がサッパリする。梅干がまたいいんだ。これも冷麺の定番具材である果物の代わりを果たしている。しかもこの梅干、酸っぱいだけじゃなく旨味もあるから、また違う味の変化を楽しませてくれる。

麺のアップ

【麺】★★★★
 細麺の方がシッカリ冷えるから、細麺にすればよかったかな……という思いは全くの杞憂だった。太麺でもシッカリと水で熱を取ってあり、スッキリ味のスープによく合う。ただ、この麺はラーメンで使っているモノであり、いわゆる冷麺で使う麺とは違う。麺は旨いんだけど、これを「冷麺」と言っていいのだろうか。

【値段】★★★★☆
 750円という値段そのものは、冷麺の相場価格だと思うが、ボリュームと味を考えるとこれはかなりお得な一品。満足度も高いし、食べた人はおそらく全員、この値段を「高い」とは思わないだろう。

【総合評価】★★★★☆
 個人的には5つ星を付けたいのだが、1つだけ問題があるため4つ星半にした。その問題とは「これを冷麺と呼んでいいのか?」ということだ。料理の名前として「冷麺」という言葉はついているが、ジャンルで言うと「冷やしラーメン」の方が近いかもしれない。麺も違うし、正確に言えば「冷麺」とは言えないだろう。でもこういうオリジナリティーあふれる冷麺が出てくれば、冷麺というジャンルも活性化されるハズ。「韓国冷麺」「盛岡冷麺」に次ぐ「第3の冷麺」としてオリジナル冷麺がジャンルとして確立されれば、その時私は改めて評価を5つ星に変えようと思う。
 この冷麺、夏季限定でしかも1日20食だから早めに食べに行った方がいいですよ。





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最終更新日  2007年10月13日 17時26分12秒
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