熊本 ひかりゼミナールのブログ

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2023/08/16
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カテゴリ: 高校入試情報
今の中3が受験する入試は令和6年度入試。
今日のテーマは今年の2月に
現高1対象に実施された令和5年度入試。


普通は目にすることがない文書、
熊本県教育委員会が公表している
「入学者選抜結果」

毎年6月頃から熊本県庁の情報プラザで
その年に実施された公立高校の入試結果を
閲覧・コピーすることができる。





公立高校入試の平均点が受験者・合格者
A問題・B問題のそれぞれで開示される。

ちなみに令和5年度の各教科と
合計点の受験者総合平均点は以下の通り。

国語25.4
社会24.9
数学26.0
理科19.7
英語23.3
合計119.3



また、各教科が5点刻み、
合計点が25点刻みで得点者数が書いてある。

(令和5年の受験者総数は約7500人)

国語24人
社会63人
数学18人
理科22人
英語156人

合計点の得点者数は、
250点から226点は6人
225点から201点は257人
25点から0点は95人


この結果から、
「熊高(400人定員)は200点取らないと合格しない」
って話は今ではあり得ないことがわかる。

今年の熊高は190点あたりが合格ラインらしい。

また、郡部の定員割れしている高校は
A問題選択なので、数学と英語の得点者数を
みると結構凄いことになっている。






それぞれの問題についての
正答率も公表されている。

数学の最後の問題の正答率は0.1%、
過去には正答率0%という問題もあった。



この年度ではないが、
この資料を基にして
「正答率〇%以上の問題を全て正解したら
 何点取れてどこに合格できるか」
という計算をしたことがある。

簡単に言うと、正答率60%以上で千原台
50%以上で熊商・熊工・必由館
40%以上で第一・第二
30%以上で熊高・済々黌に合格できる。

正答率20%以上を全部正解すると、
220点後半になり県のトップ10に入る。


こうやって考えると、
難問を解ける能力は別に必要ないことになる。

基礎・基本を確実に理解して
解けるようにすることで偏差値60程度、
第一・第二の合格は可能だろう。


明日から夏期講習の後半再開。
各学年とも、基礎をしっかりと固めて
秋以降の成績上昇を目指そう。


本当はウチの現高1生の入試平均と比較して
受験対策の成果を検証しようと思ってたが
長くなりそうなので次の機会に。


2024年1月25日追記
熊本県教育委員会のHPに​ 概要版 ​が公表されていた。

ウチは平成17年度からの資料を持っています。
保護者さん、他塾の関係者さんで
この県教委発表「入学者選抜結果」が
欲しい方がおられたら差し上げますので
ご連絡ください。





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Last updated  2024/08/06 01:09:57 AM
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