ひこ星ネットワーク

２０年前の８月１２日、巣鷹山の飛行機事故でしたね。当日のニュースを今でも覚えています。夜７時のニュースで飛行機が行方不明になったと第一報を伝えていました。次第に状況が判明していくときの恐怖。

私の手元には当時の雑誌に掲載された写真があります。生々しい遺体現場がボカシもなく撮影されたものです。高い木の枝にぶら下がる遺体、手・足・首だけとなった遺体など。言葉では言えない苦しいものがあります。

私の身内に日本航空勤務がおりましたので、この事故は他人ごとではありませんでした。亡くなられた方の自宅へ行きお葬式などの手伝いを行ったと聞きました。別の同僚社員の方は遺族の方から襟首をつかまれて「この○○○○やろう！！」と怒鳴られたと聞きました。遺族の方の気持ちが分かるだけに辛い出来事です。

飛行機事故といえば、他にも忘れられないことがあります。

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・1982年2月9日　日航福岡発機がＫ機長の逆噴射により滑走路南の東京湾上に突入。乗客と乗員１７４人の内２４人が死亡、１５０人が重軽傷。

「逆噴射」「心身症」という流行語が出来るほどになった事故でした。当時私の母親が一人で飛行機に乗り上京する予定になっておりました。母親は一日前の同じ便で上京。事故の時には顔が青ざめました。
（話が変わりますが、地下鉄サリン事件の時は、前日の同じ頃の時間に、私が霞ヶ関近辺へ地下鉄利用したので、事件を知って足がすくみました。）

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　この日は私が羽田空港から福岡空港へ飛行機の乗る日でした。空港カウンターが混雑していて、チェックインしようとすると、「福岡空港で事故がありましたので最悪は他の飛行場に着陸することになります。よろしいですか？」と言われて「ハイ」と返事をした私。着陸は熊本空港でした。熊本空港から博多までは自費。翌日車で福岡空港を通る際に事故機を目撃しましたが、近くで見ると怖かったです。

国内の大きな事故だけを抜粋しましたが、いずれも私には何だか忘れられないものばかりです。ある方が私に、飛行機は車に較べたら安全な乗り物である、と言っていましたが何だか論点が違うような気がします。

（１）1966年2月4日夜7時01分全日空 B‐727 東京湾　死者133名
北海道千歳空港から羽田に向かった全日空機が羽田空港着陸直前に東京湾に墜落。原因は不明。

（２）1966年3月5日午後2時頃英国海外航空 B‐707 富士山付近　死者124名
羽田を発ち香港に向かった英国海外航空機が富士山付近で乱気流に巻き込まれ空中分解

（３）1966年11月13日午後8時30分全日空 YS‐11 松山沖　死者50名
全日空機が松山空港沖合で着陸に失敗墜落。

（４）1971年7月3日午後6時過ぎ東亜国内航空 YS‐11 函館横津岳　死者68名
TDA丘珠発函館行63便「ばんだい号」が函館の横津岳に衝突。

千歳空港から羽田に向かう途中の全日空機が岩手県雫石上空で自衛隊機に空中衝突。

回りの大人から聞いた言葉が忘れられません。「飛行機事故って続くんだよね・・・」
（４）（５）ほらやっぱり。事故って続くでしょう？って言われてぞっとしていました。

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(６)

日航福岡発機が機長の逆噴射により滑走路南の東京湾上に突入。

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（７）1985年8月12日午後6時27分　日本航空 B‐747SR 御巣鷹山　死者520名
羽田から大阪国際空港に向かった日本航空第123便が午後7時前赤城山系御巣鷹山に墜落。

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（８）1994年4月26日午後8時16分中華航空エアバス（Ａ３００型双発）名古屋空港　死者264名
名古屋空港の滑走路南側で、台北発の中華航空140便が着陸に失敗、炎上

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（９）1996年6月13日午後0時ガルーダ・インドネシア航空 DC-10 福岡空港　死者3名
福岡空港でガルーダ・インドネシア航空機が離陸に失敗し炎上

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事故に関する情報は下記から入手しました。
http://mirabeau.cool.ne.jp/air/index.html

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