足湯でよもやま話(笑)

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『昆布茶と塩麹』

『昆布茶と塩麹』

2025.11.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
皆様こんにちは
もの知らず管理人の気まぐれブログにようこそ。


20年ほど前に、東京で初めて鎌倉シャツに出会ってから
私のお気に入りのブランドの一つとなっている「鎌倉シャツ」。
11/14にテレ東の「ガイアの夜明け」でも取り上げられました。

(11/28、21:59まで、TVerの見逃し配信でご覧になれます)
ガイアの夜明け
“ニッポン品質”で世界へ~本場に挑む!パンとシャツ~


その中で、香川県観音寺市にある縫製工場の社長さんが
「もう、いい加減に気がついてほしい。
メイド・イン・ジャパンのモノづくりをしようとしたとき、
 日本のモノ作りの場はなくなってますよ。っていうこと。」


番組の中に出てきたグラフがこれ↓


縫製工場も含め、日本の繊維産業の工場は、
この32年で、 10分の1以下まで減少 しています。

そして同時に、 日本の衣料品輸入率、98.6% (2024年度)
(正直、ここまで高いのかと驚きました。)

縫製工場の社長の危惧も ごもっともです。

この番組の中で、鎌倉シャツのフィッターさんたちが
NYでスペースを借りて、トランクショーをする場面があるのですが
そこで、かつてNY店で働いていた方が
「NYでは、フィッターの地位はワインのソムリエと同じくらい高い」
とおっしゃっています。

・・・当たり前ですよね。5mm単位で裾や袖の調整。
着物に通じるものがあります。
向こうのスーツでも、いいものはオーダーメイド。
もちろん生地もシルクやウール。
そしてフィッターさんはその調整のプロフェッショナル。



話は外れますが、10年余り前、某百貨店の
オーダースーツコーナーにいらっしゃった
フィッターのおじいちゃんは、
それはそれは素晴らしい仕事ぶりで、私は大好きでした。
(でも、ブランド撤退に伴って不在になられたんです(泣))

靴にしても、私が通っていたところでは
シューフィッターの方が以前購入した靴も全部覚えていて
私の好みに合わせて提案してくれたものでした。
(残念ながら、こちらもだいぶ前にブランドが撤退されて、
 今は本州のお店まで行かないと買えなくなりました)

若い時からバイト代を貯めては好きな服を買っていましたが
30年たった今でも着られますw
着用時のシルエットの美しさや、生地の良さ、糸の細さは
今、めったにお目にかかることがありません。
メイドインジャパンのよさを感じる品物です。
型おち感があるのは仕方ないことですけどね。

昨今のウエストが総ゴムや、バックだけゴムは確かに楽なんですが
やっぱりその分、もったりと見えてしまいます
まさに1990年代の品物は、化繊でもぺらっぺらではなく、毛玉ができにくかった。

--------------------------

今、箪笥の着物がリサイクルショップで二束三文で売られていて
代わりに新作の振袖で出てきているのは、
インクジェットで染色した着物。

別にインクジェットがダメと言っているわけではないのですが
手仕事と比べると、やっぱりなんか違う。
画一的、なのです。
それにインクジェットでは、難しい数色違いの暈し(ぼかし)はできません。
言葉は悪いのですが、べた塗りの大柄な振袖が増えてきている印象です。
とても もったいないなと思います。

こういう流れを作ったのは失われた30年の中で
ケケ中の「派遣社員拡大政策」じゃないでしょうか。
所詮派遣だから、プロにはなれないし、キャリアも積めない。
何かを極めるだけの時間、落ち着いて学んだり、
会社側も育てたりできなくなりました。
政府与党も、霞が関も、目先の金に群がる人たちが増えた結果?

ほんと、この失われた30年は大きい!!!
・・・政治家も官僚も、共犯・グル認定するからな---!

さらに長きにわたるブルーカラー冷遇。
土木建築現場もそうですが、マスコミはさんざん「3K」と煽ってましたね。
こうやって格差は拡大していったんでしょう・・・。

何でもかんでも昔がいいとは思いません。
徒弟制度は短所もあったでしょうし、
ただ働きのように使われるということもあったでしょうから。

けれど、全員が図面を引くだけでは家は建ちません。
仕事ができる人ほど、
0から1を生み出す難しさ、
常に改良し続ける継続のすごさはわかってくださるかと思います。

今こそ日本は、ものづくりに力を入れるべきです。
メイドインジャパンがなくなってしまう前に。

昔、できていたことができなくなるのは
進化ですか?
それとも退化ですか?

ほんと、書いていて
「長年の、中央の政策の失敗による国民の貧困化」
をひしひしと感じます。





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Last updated  2025.11.25 20:44:41
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