日経新聞の朝刊に連載される「私の履歴書」ですが、愛読しているビジネスマンも多いことと思います。ご存知だと思いますが、簡単に説明すると毎月異なる人が1ヶ月間にわたって、ご自身の過去を振り返って、自分の歴史を記載するというものです。登場するのは、経営者、政治家、スポーツ選手、芸能人、学者・・・といった多岐に渡ります。
今月(8月)は、読売巨人軍(ジャイアンツ)の遊撃手(ショート)として、長嶋茂雄選手らとチームメイトだった広岡達郎氏でした。

広岡氏といえば、いまどきの若い人はあまりご存じないかもしれませんが、僕のように年齢が50代以上の人にとっては、ヤクルトの監督、西武ライオンズの監督として活躍したことを覚えている人も多いと思います。特に西武ライオンズ監督時代には「がんばれ!タブチくん」という漫画があって、ノンキで憎めないタブチくんと対象的に、冷酷で非情な人物としてヒロオカ氏が描かれていたのを記憶している人もいるでしょう。
さて、漫画でない本物の広岡氏が連載した「私の履歴書」は今日で最終回でしたが、一般的にこの「私の履歴書」では、自分の業績などについては「運がよかった」などと控え目に記載し、特にいろんな人に「助けてもらって感謝している」・・というような書きぶりなのですが、広岡氏に関しては違っていました。
特に巨人軍の先輩である川上哲治氏に対する批判や、西武ライオンズの監督になった際にお世話になったであろう故根本睦夫氏に対する言葉などには、読んでいて不快感を感じてしまいました。
漫画の「がんばれ!タブチくん」のヒロオカ氏が冷酷そうに見えても独特のおトボケ感があったのに対して、本物の広岡氏は、あまり他人に好かれていなかったのではないかと思われる1ヶ月間の記載でした。
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