本日3月30日をもって、NHKの朝の連続ドラマ「純と愛」が最終回を迎え、放送が終了しました。

女優の夏菜が演じる狩野純(結婚後は待田純)が、魔法の国という名の理想のホテルを造ることを目指して奮闘するというストーリーですが、ドラマの設定自体が現実離れしている感があり、放送当初からあまり共感できませんでした。
放送途中で、何度も見るのを止めようかと思いましたが、脇役として登場していた舘ひろし、それに余貴美子らの演技には面白さを感じていたので、惰性で見続けてしまったというのが正直なところです。
このNHKの朝の連続ドラマというのは、観ていて気分が晴れるような、やる気が出てくるようなストーリーを期待していますが、この「純と愛」は違っていました。
そもそも主人公の父親が経営していた宮古島のホテルが借金のために売られてしまい、さらに父親は、海でおぼれて溺死してしまうし、母親は若年性アルツハイマーで記憶が無くなるし・・・・
宮古島で手に入れたホテルは開業前に台風による被害でボロボロになってしまうし、さらにさらに夫は脳腫瘍になってしまい、その手術後に意識が戻らずに眠ったままになってしまうし・・・・
とにかく、不幸なことが多すぎる設定でした。普通の家庭では、こんなにも嫌なことは続かないだろうと思うくらい、これでもかっ!と困難が降りかかってきて、見ているほうも気が滅入ってしまいます。
なお、最終回では主人公が目指している理想のホテルが誕生して、ハッピーエンドで終わるのかなと思っていましたが、結局、理想のホテルは出来ませんでしたし、脳腫瘍の手術後に眠ったままの状態になった夫も目を覚まさず、視聴者としては消化不良の感がありました。
ということで、この「純と愛」は最近のNHKの朝の連続ドラマとしては、僕の中では「かなり面白くない」部類に入ってしまいましたが、来月から始まる「あまちゃん」は、明るくて元気の良い主人公のようで、期待したいと思います。
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