7月21日、友人ら二十数名で観光バスを借りて、乗鞍岳へ避暑に行ってきた。(その1)
21日(日)朝、快晴の松本市を出立する。平成の大合併によって上高地・乗鞍地区も松本市に編入されることになった。しかし、同じ市内あっても市街地からだと自動車で2時間以上を要する。
バスは国道158号を西に走り、東電のダム群を抜けて、途中から県道へ入る。乗鞍地区旅館街を過ぎて登りもきつくなり、三本滝ドライブインへ着く。この先は数年前からマイカー規制となり、路線バス・観光バス等公共交通機関以外は乗り入れ出来ない。三本滝から急峻な山道を登ると、終点畳平へ辿り着く。標高2700mと自動車で行ける場所としては日本有数の高所である。
路線バスの終点となっている畳平バスターミナル。数年前には熊が出て、建家内に乱入して大騒ぎになった。
ここから傾斜の緩い林道を1時間弱歩くと山頂へのアクセスルートのほぼ中間にある「肩の小屋」へ行く事が出来る。
畳平付近の景色。白い雪渓(残雪)が残り、コバルトブルーに染まった雪解湖があり、行ったこと無いがスイスアルプスを彷彿とさせる。
岐阜県側の眺め。畳平は長野県から僅かに県境を越えて岐阜県大野郡丹生川村(現・高山市)にある。
登山道から眺めた残雪。気温は15℃程度と思われ、下界の酷暑が嘘のような涼しさである。
高地順応も兼ねてゆっくり歩き、1時間弱で肩の小屋へ到着した。ここでトイレ休憩を摂る。この先トイレは無い。
肩の小屋から長野県側の下界と、乗鞍大雪渓を俯瞰する。写っている残雪を利用して一部の愛好者達が夏スキーを楽しんでいる。
(次回に続きます)
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