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新人さんとの引継ぎが終わったので、営業エリアが変更になりました。くじら漁をしている町。 村上春樹さんの『1Q84』に出てくる町。 などで、まったり仕事をしています。村上春樹さんといえば、↑で、以前連載されていた「村上ラヂオ」(←エッセイ)が再開されているようです。 もちろん読んでみたいんだけど、わたしが買うと通報される可能性があるので、怖くて買えません。 とりあえず書籍化を待ちたいと思います。↑最新刊の特集は こんどこそ! くびれを手に入れる!! 夏が近いんですね・・・・・BONNIE PINK-A Perfect Sky BONNIE PINK - Is This Love? というわけで、5月の書籍代です。4冊 2,430円 5月の満足度 16★ 5月の大当たり 5月の当たり
2010.05.30
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今日から↓に取り掛かりました。でも、BOOK2を読んでから一年近くが経過しているので、メインキャラクター以外の脇役は、すっかり忘れています。BOOK3の冒頭で牛河さんが出てくるんだけど、牛河さんって・・・誰だっけ
2010.05.24
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年明けから早起き生活を心がけている私ですが、その生活もすでに半年が過ぎようとしています。最近はこんな感じです↓Powered by 早起き生活朝は7時に家を出て、帰宅は22時ごろです。それを踏まえて、就寝は0時半~1時。起きるのは5時半です。すっかり板についてきたのはいいんだけど、休日も目覚ましなしで、早く起きるようになってしまいました。 そのせいか、休日は一日中眠くて、寝たきり中年と化しています。 休みの日には運動を・・などと目論んでいましたが、これでは迫りくるメタボの魔手から逃れることもできません。 もう、何が健康だか、不健康だかよくわからない状態です。
2010.05.23
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五十人の老婆が、奇妙なコミュニティを形成する現在の姥捨て山「デンデラ」。ある者は自分を捨てた村を恨み、ある者は生き永らえたことを喜び、ある者は穏やかな死を願う。様々な感情が渦巻く隠れ里は、一匹の巨大羆の襲来により、修羅場と化した。<感想> ★★★★☆きわめてワイドショー的な側面で言えば、佐藤友哉さんといえば島本理生さんの元ダンナ程度の知識しかありませんでした。 お書きになるものも、ちょっと好みに合わないかなぁ~と思って敬遠していましたが、本書が注目されているので手にとってみました。さて、本書の登場人物は70歳~100歳の婆さまです。 口減らしのため姥捨て山に捨てられた者が生き残り、独自のコミュニティー(但し婆さん限定)を作っているという設定です。 受け取り方によってはコミカルな作風をイメージしてしまうかもしれませんが、この類いの作品では古典であるゴールディングの『蠅の王』。楳図かずおさんの『漂流教室』を踏襲するすげぇハードな作風です。 コミュニティーの中での対立。 共通の敵である羆との攻防などに加えて、彼女たちが生きていた「村」に対する怨嗟や独特の死生観などが描かれています。 読者の好みによりますが、です・ます調で書かれているので婆さまたちの会話が文字通り浮き出てきます。 ハードボイルドチックな会話に違和感を覚えるかもしれませんが、飛び込み営業先で、しばしばハードボイルドな婆さんに出くわす私は抵抗感なく読み進めることができました。あちこちで読者レビューを拝見したところ、会話の件も含めて突っ込みどころ満載との記述が多く見受けられました。 まぁ~たしかにそうなんだけど、それはこの作家さんの世界観を否定することになるのではないかと思います。 前出しの二作はもちろんですが、桐野夏生さんや熊谷達也さんがお好きな方ならハマると思います。
2010.05.23
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「クウネル」の人気連載─深々と心にしみる短篇小説集。<感想> ★★★★★だいたい週に1~2回の頻度で、拙い感想をUPしている私ですが、ここしばらく頻繁に「新境地」という言葉を使っています。 どちらかといえば、若手の作家さんの作品を読む機会が多いせいだと思います。 もちろんその作家さんたちが窯変を遂げていくさまを見届けることができるのは、同時代に生きている読者の特権で、現代文学を楽しむひとつのパーツだったりもするわけですが、予想以上の変化にはしばしば戸惑ってしまいます。 長年、菊池桃子さんのファンをしていますが、強いトラウマになっているラムー結成事件を思い出したりもします。(汗)さて、前置きが長くなりました。 本書は川上弘美さんの最新刊。 250頁に22編が収められた短編集です。 『Ku:nel』という雑誌の連載をまとめたものですが、その一冊目が既刊の『ざらざら』で、本書は二冊目にあたります。ページを開いた瞬間わたしたちは、穴に住む。(「海石」)という文字が飛び込んできます。 蛇足にしかならないので詳細は省きますが、いずれの作品も That's 川上弘美!!この作品集に「新境地」は存在しません。 川上弘美さんのファンなら120%満足できる作品集だし、そうではない方にも、優れた短編小説を読みたいという欲求を満たす一冊になりえると思います。すべての作品は独立していますが、登場人物が『ざらざら』とリンクしているので、お読みになっていなければ『ざらざら』からお読みになることをおススメします。『ざらざら』のレビュー
2010.05.16
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丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった─。肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる。<感想> ★★★☆☆本書は典型的な泣かせ系重松本です。それぞれの想いを抱えた幼なじみが二十年ぶりに故郷で再会するという物語です。 舞台は現代の北海道。 本書の基本的なテーマは「赦し」です。 この舞台でこのテーマといえば三浦綾子作品を思い浮かべる方も多いと思いますが、それぞれの贖罪の物語としては三浦作品に勝るとも劣らない仕上がりになっているし、疲弊しきった炭鉱の街の末期を描くさまも秀逸です。ただ、個人的な意見を言わせていただけるなら重松さんが最も得意とする「泣き」の部分が冗漫気味でダレてしまいました。 メインキャラクターの「死」と、テーマである「赦し」を組み合わせるとそれぐらいの尺が必要になってくるとは思うんですが、「死」の演出が過剰気味だと感じました。 私は重松さんがメインターゲットにしている世代ですが、『その日の前に』で強く感じたリアルな「死」をこの作品ではあまり感じることが出来なかったというのが正直な感想です。 とは言うものの何度かはウルウルしちゃいました。アポロ11号の月面着陸やジャコビニ流星群はあまりにも幼くて覚えていないけど、ボイジャーはよく覚えているという世代におススメします。ボイジャーは、まだ旅を続けてます。
2010.05.16
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ちょっと前から気になっていましたが、月末にipadが発売になります。ワイヤレスでダウンロード&閲覧可能。既存の携帯端末(PDA)と比較すると画面が大きい。電子書籍との相性も良さそうです。とにかく、溜まっていく本に関して家族から叱責を受け続けている身分としては、解決策になるのではないかと購入を検討しました。まずは本体です。大きさは単行本一冊分ぐらいの大きさですが、かなり薄いつくりになっています。仕様本を読むのはこんな感じになるようです。 なかなかいい感じですね。本体価格は49,800円~です。 次にソフトです。現在、国内にはいくつかの電子書籍ストアが存在します。価格は紙の本と比較すると1~2割安めに設定されています。ただ、小説に関して言うなら圧倒的に品数不足です。今のところappleがiTunes Storeの書籍版を日本で立ち上げる気配は見受けられません。最後に通信費です。ソフトバ○クのプランには多くのトラップが仕掛けられています。 私のような素人にはよくわかりませんが月額5,000円程度だと思われます。ipad専用定額プラン以上の条件に私の個人的な事情(小説が読みたい・ビンボーである)加味するとするなら、その必要性を強く感じることができませんでした。ちなみにその他の代表的な電子書籍システムはAmazon Kindle端末はAmazonで販売している電子書籍のみのダウンロード、閲覧になりますが、本体の実売価格は25,000円程度でダウンロード時の通信費はAmazonで負担するため無料です。 モノクロ画面ですが、小説を読むには何の問題もありません。 ただ、最大の問題は日本語に対応していないという点です。私の場合、学生時代から洋書に親しんできました。 というはもちろんウソなので絶対にムリです。iPhoneこれもappleのサービスですが、ケータイ自体をiPhoneに変えればいいだけで、電子書籍に近づくもっとも現実的な手段かもしれません。 画面が小さいというデメリットがありますが、無料の「青空文庫」を閲覧できるアプリもあるようです。 ただ、最終的にはダウンロードできるソフトの不足に行き着きます。そんなことを書いていたら、一昨日注文した本が届きました。困りました・・・ とりあえず車の中に隠匿することにします。
2010.05.15
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よくわかりませんが、今月はすげぇ~勢いでポイントがついていたので、取り憑かれたように買い物をしちまいました。 4月に入って、本が読めない状態が続いています。いつ読めるのかわかりませんが、とりあえず幸せな気分です。↑川上弘美さんの新刊。↑アンソロジー このメンバーなら買いです。↑伊集院静さんの文庫新刊。 ワイルドっぽいです。↑やたらと評判がいいので。↑前から読みたかったので。↑そうです。 私は流行りモノに弱いです。
2010.05.13
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パソコンでラジオが聴けるサービスが3月から始まっています。IP・サイマルラジオradiko.jp試験配信のため配信地域が限定されていますが、ネット環境さえあれば気軽にラジオを聴くことができます。聴くことができるのは在京民放ラジオ7局 配信地域は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)在阪民放ラジオ6局 配信地域は関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良)(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)本好きの方におススメなのは・・・・小川洋子さんの出ている↓Panasonic Melodious LibraryTOKYO FM (FM OSAKA) ON AIRは日曜の10:00~もうひとつはASASHISHINBUN BOOKBARJ-WAVE ON AIRは土曜の23:00~詳しくはradikoについて
2010.05.09
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〈あなた〉と〈私〉……名前すら必要としない二人の、密室のような恋ーー山本文緒・行定勲・青山七恵・西加奈子さん絶賛の至上の恋愛小説。読売新聞、毎日新聞でも話題になった島本理生の新境地!<感想> ★★★★☆本書は島本理生さんの最新作です。このレビューは、初出(「文藝」掲載)をもとにしています。 14日発売予定の単行本では、加筆や訂正がなされている場合もございますので、その点をお含みおきください。さて、先日の日記で西加奈子さんの推薦文を引用しましたが、従来の島本作品と比較するなら、かなりどろりとした仕上がりになっています。 基本的には不倫の男女を描く作品ですが、単なる恋愛小説ではなく主人公が内面に抱える問題とどう向き合うのか?がテーマになっています。あなたはすべてをとらえて奪うことで、初めて、私のもとに肉体を還してくれた。『波打ち際の蛍』で、卓越した文章力に対して題材に不満が残るという趣旨の新聞書評を見ましたが、この作品においてその問題はクリアしているように思います。 著者にとって初めての不倫をテーマにした作品ですが、メインキャラクターの男女に固有名詞が与えられていない点においても新境地(←最近この表現を乱発気味ですが・・)と言えます。 通常であればその背景なども描かれるべきですが、不倫関係にある男女の具体的な年齢も含めて曖昧です。 そのせいか、冒頭の食いつきはよくありませんが、名前を与えられていない「わたし」の内面に入り込むまでそれほど時間は掛かりません。 自己投影がしやすいという効果もありますが、不倫をテーマにした場合、読者はその立場によりしばしば複雑な想いをさせられるわけで、この手法はそれを軽減するのではないかと思います。ただ、難を言うなら主人公と不倫関係にある男性の描き方が平板です。 男性が内面を吐露する場面がありますが、そのせいでそのシーンがひどく薄っぺらに感じてしまいました。 まぁ~恋愛小説において男は脇役だからどうでもいいんだけど、その点がザンネンといえばザンネンでした。この他の島本作品レビュー
2010.05.07
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リオっち(島本理生さん)の新刊情報です。発売日は5月14日この小説を読むこと自体、胸をえぐられる恋愛をするのと同等だ。(西加奈子)↑に掲載された作品。詳細は河出書房新社
2010.05.06
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新年度から新人さんとお仕事をしています。昨年は22歳の新卒女子でしたが、今年はパートさんです。パートさんといえば女性をイメージしがちですが、一緒に仕事をしているのは、私と同年代の男性二人。 いわゆるリストラ組と呼ばれる人たちです。 上司から話をされた時にヘンな先入観を持ってしまいお互いに苦労をするのではないか?などと思ってしまいましたが、実際に仕事をしてみると酸いも甘いも噛み分けた社会経験はダテではありません。 キツイことを言えない私がやんわり話すことでも、そのニュアンスを汲み取ってもらえるので、ありがたいです。 きっとこの人たちは前の職場では仕事が出来たんだろうなぁ~などと思ったりもします。 「一緒に頑張りましょう」などと言っているわけですが、しばらくしたら仕事の面で抜かれてしまうかもしれません。 というわけで、4月の書籍代です。仕事が忙しくて、読書量がた落ちです。4月の書籍代 5冊 3,285円 4月の満足度 18★4月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1564ページ片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)読了日:04月25日 著者:道尾 秀介そろそろくる (集英社文庫)読了日:04月12日 著者:中島 たい子Nのために 読了日:04月09日 著者:湊 かなえコトリトマラズ読了日:04月02日 著者:栗田 有起夜想 (文春文庫)読了日:04月01日 著者:貫井 徳郎読書メーター
2010.05.01
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