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隠居人はせじぃさん
GママさんComments
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フィヨルドの岸には他の観光船が停泊し、小さなロッジも陰を水面に落としていた。

ソグネフィヨルドはノルウェー西部にあるフィヨルド。ノルウェー最大のフィヨルドであり、
グリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ世界で2番目に大きいフィヨルド。
フィヨルド内の最も深い場所は内陸部にあり、その水深は1,308m。逆に入口付近は
そこが土台のように盛り上がっており水深は100m程度。フィヨルドの幅は平均5kmほどであり、
両岸は1000mを越える崖に囲まれているとの添乗員の説明。
約100万年前に形成された2000~3000mもの厚さの氷河が約1万年前に溶け出し、
海側に移動する際、その重さで谷底がU字型に削りとられ、その後に海水が入り込んで
現在のようなフィヨルドが形成されたと考えられているのだ。
ネーロイフィヨルドは2005年にノルウェー初の自然遺産としてガイランゲルフィヨルドと共に
ユネスコの世界遺産に登録。また、全長17km、全幅250mと世界で最も狭いフィヨルドとのこと。
船内で昼食を取る。メニューはスープ、サーモンと鱈のクリームソース+温野菜。
写真撮影は忘れてしまった。
途中Underedalの村に立ち寄り下船。渓流沿いの山道を登りスターブ教会に向かう。

スターブ教会
教会には説明員の若い女性が待っていてくれた。
Undredalスターブ教会は1147年に建造されたと。当初は、ノルウェー独特のスターブ式の
建物だったが、1722年に抜本的に改築され、現在の姿になったとのこと。
教会内部は、天井が聖書の人物や天使で飾られていた。40席の教会は、スカンジナビア半島で
最小の教会。
教会内は写真撮影禁止であった。

スターブ教会横からのフィヨルドの絶景。
絶壁が間近まで迫り、雪を頂きに残した山がフィヨルドの水面に映り、迫力ある景色。
この村は人口130人、農家が多く、主に山羊を飼い、チーズを生産しているという。
緑の木々に覆われてはいるが、険しいフィヨルドの崖を後背に、雪融け水で激流となった川が
海に注いでいるのが印象的。

船はネーロイフィヨルドとの分岐点まで進む。

そしてこの場でエンジン音が聞こえなくなり暫く停泊・・・・・・・・・・・・・・。
しばらくすと船長の船内放送が。エンジンが故障しこれから修理すると。
そして水面を見ると明らかに船が流されていたのであった。
旅友のご夫妻の中には、エンジン故障を知り、ライフジャケット置き場を離れない方も
いたのであった。
15分程度の漂流の後、船長が息を切らせての説明。
『1台のエンジンは修復できたが、このまま観光を継続できない状態。ここで観光は中止し船は
先ほど立ち寄ったUnderedalの村まで戻ると』
旅にトラブルは付きものであるが、観光中止は初めての経験。
船はゆっくりとUターンし、更にゆっくりゆっくりとUnderedalの村まで戻っていったのであった。
途中再び船長が『料金の半額は返却する』と。
ようやく岸壁に船を着けて一安心の船長が窓から顔を出した。

我々のバスは到着予定の港グッドバンゲンで待っていたが、船の故障を添乗員のKさんが
携帯電話でドライバーに電話し車を急遽Underedalの村へ回送してくれたため10分ほど待つと
バスが到着したのであった。
他の船の乗客も我々のバスに乗り込もうとしたが、このバスはツアー用日本人専用の
貸し切りバスであり、フィヨルド観光会社が手配したバスも暫くすれば来る
との説明で、しぶしぶ理解していただいたのであった。
バスはその後フィヨルド観光終了後の予定の訪問地スタルハイム渓谷に向かったのであった。
スタルハイム渓谷

スタルハイム渓谷は氷河が大地を削り取って生まれた氷河谷で、ノルウェー屈指の壮大な
景観。ヘアピンカーブを登坂中、車窓から豊富な水量を誇るスタルハイム滝が見えた。
その上のスタルハイム・ホテルでコーヒー&トイレ休憩。
BOSS経由でホテルに向かう。
Tvindefossen )に立ち寄る。
落差100m以上の豪快な滝。滝の周囲はキャンプ場になっていた。

連泊のホテルに戻りバイキングスタイルの夕食を楽しんだ。
しばらく部屋でくつろぎながら、その後日本から持ち込んだソーメン作りに挑戦。
旅友のSさんは毎回ソーメンと電気鍋を持参し、旅先で日本食を楽しむのが我々旅仲間の習慣。

今回は私が粉の麺のつゆと海老入り天かすを持参。

そして22:30の部屋からのフィヨルドの風景。まだまだ明るいのであった。
この地の緯度は北緯60度以上。東京の35度強と比べると、60度がいかに高緯度かを
再度実感したのであった。