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隠居人はせじぃさんComments
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先週末に、文化庁が毎年実施している「国語に関する世論調査」の平成23年度調査の
結果が公表されこれが朝日新聞の記事になっていました。
妻が面白いからと記事を切り取っておいてくれました。

記事によると、調査目的は文化庁が平成7年度から毎年実施しているもので,日本人の
国語に関する意識や理解の現状について調査し,国語施策の立案に資するとともに,
国民の国語に関する興味・関心を喚起するというものと。
調査対象は全国16歳以上の男女、2000人強の回答を集計し解析したと。

電子メールなどの普及による情報交換手段の多様化が日常生活に与える影響についての
質問では、「漢字を正確に書く力が衰えた」とする回答が66・5%で最多となり、
以下、「手紙などをあまり利用しなくなった」「手で字を書くのが面倒くさく感じるようになった」
の回答が。全く私も同じ状況と納得。

五つの異字同訓の漢字の使い分けについて,難しいと感じるか,それとも感じないかを
尋ねていた(選択肢の中から一つ選択)。
「難しい」と回答した人の割合が最も高かったのは「はかる(図る,計る,測る,量る,謀る,
諮る)」で,42.4%。一方,最も低かったのは,「かたい(堅い,固い,硬い)」の21.3%。
また,「はかる」以外の4語は「難しくない」と回答した人の割合が過半数を超え,5割台半ば
から6割台後半であった。

「すごい速い」「がっつり食べよう」など,12の言い方についてあなたはこの様な使い方を
することがあるかの問いについては下記の如き結果。
わたしの『ある』は4/12。


五つの言葉を挙げて,どの意味で使っているかを尋ねた。
今回尋ねた五つの言葉のうち、「うがった見方をする」,「にやける」,「失笑する」,
「割愛する」は,本来の意味ではない方が多く選択されるという結果となった。
「煮え湯を飲まされる」は本来の意味を選択する人の割合の方が多かった。
![001[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/9662614c3f61074ae011e93abe7c1f0f193b2c1b.15.2.2.2.jpg?thum=53)
二つの言い方のどちらを使うか,五つの例を挙げて尋ねた。
本来の言い方とされる「舌先三寸」を使うという人の割合は,本来の言い方ではない
「口先三寸」を大きく下回っている。また,本来の言い方とされる「二つ返事」は,本来の言い方
ではない「一つ返事」を4ポイント下回った。本来の言い方でない「食指をそそられる」
「のべつくまなし」を使うと回答した人は,それぞれ3割強。私の正解は4/5。

日本語というのは,いや英語の如き他の国の言語も同じだと思うが、永遠に変化を
続ける生き物だという観点から、この「世論調査」の結果について様々な議論がされて
いるのでしょう。
日本語を大切にしている人は、若年層の増加によって、どの年代でも多くなったと。
その一方で、文法上誤りとされている言葉について、正しいとは感じていないまでも、
言葉の変化と捉えつつあると。また、人とのコミュニケーションにおける言葉の使い方としては、
思いやりや謙遜を重んじ、相手と察し合うといった、昔ながらの日本人の性質を象徴する
意識が高まっているとのこと。日本語を大切にする、という意識の高まりは、日本人を
伝統的日本文化に立ち返らせたのかもしれないが、言葉遣いについては、変化を止める
ことができないと。
いずれにしても興味深い調査結果、そして記事であった。
そして私ははたして日本語の言葉を大切にできているのであろうか。
何故ならば、最近自分が使うのカタカナ語の多さ。『テレビ』や『ラジオ』、『パソコン』など、
日本語として定着し、それ以外の言い方のほうが不自然なものはかまわないが、
「その言葉は、きちんとした日本語があるのでは」というようなものまで、カタカナ英語を
使ってしまっている自分がいることに気がついているからなのです。
江戸東京博物館へ(その11) 2026.05.28
江戸東京博物館へ(その9) 2026.05.26
江戸東京博物館へ(その8) 2026.05.25